カープレジェンドの用例を探せ! 三省堂国語辞典の広島カープ仕様発売記念でプレゼント企画を実施
更新日:2019/3/5

開幕前にもかかわらず、キャンプ情報からオープン戦、新戦力やチケット販売情報まで、プロ野球の話題でもちきりの今。辞典の世界で一番アツい話題、といっても過言ではない盛り上がりを見せているのが、広島東洋カープ仕様の『三省堂国語辞典 第七版 広島東洋カープ仕様』(見坊豪紀・市川孝・飛田良文・山崎誠・飯間浩明・塩田雄大編/三省堂)だ。
発売は2019年3月初旬ながら、2月16日には、Amazon.co.jpの売れ筋ランキングで、辞典部門1位を獲得。現在も予約が殺到しているという。そして、発売を記念し、オリジナルノベルティが抽選で当たるプレゼント企画が実施される。

辞典のケースやビニール表紙など装丁がまるごとカープ仕様となる本書だが、カープファンがもっとも楽しみなのが、書き下ろしのオリジナル用例だろう。カープにまつわる文物や人物に言及したカープ愛に満ちた用例のうち、11の用例には、誰もがカープレジェンドと認める選手の名前が掲載されているという。
たとえば、てつじん[鉄人]という項目には、通常版にはない語釈として「(3)衣笠祥雄の愛称(アイショウ)」と赤い文字で追加。同様に、ほのお[炎]を見ると、通常版では「嫉妬(シット)の炎」となっているかわりに、赤い「炎のストッパー〔=津田恒実〕」の文字が。三省堂社内のガチなカープファンたちが思う存分アイデアを出して作られたというのも納得だ。


プレゼント企画では、本書を購入し、上記のような伝説のプレーヤー全11名のうち3名以上を見つけ、ハガキに書いて応募すると、この機会を逃すと絶対に手に入らないオリジナルデザインの図書カードが、抽選で100名にもらえる。応募締切は2019年4月30日だ。

なお、選手名で引いても項目自体がないため、レジェンドから連想されるキーワードを引くのが、オリジナル用例を見つけ出すコツ。発売前の今からあの選手はどんなキーワードで出てくるのか、予想するのも楽しいだろう。
辞典を引くのがこんなに楽しかったのか、というくらいワクワクしてしまいそうな本書。カープを愛する自身や家族、友人・知人へのギフトにも最適な1冊だ。