水道のレバー、ビールの飲み残し、最新殺虫剤…実は損しているかもしれない「もったいない習慣」を徹底検証!
公開日:2020/5/11

新型コロナの拡大がニュースになってから、生活スタイルが一変し、マスクや消毒スプレーなど衛生用品にも何かと出費がかさみ、家計が気になるもの。スーパーで少しでも安い食材を購入したり、手軽にできる節約術を実践したりしている方も多いだろう。でも、もしかしたら、その「正しいと思ってやっている節約習慣」が原因で、実は損しているかもしれない。
それを教えてくれるのが、『こんなに損してる! もったいない112の習慣』(ホームライフ取材班:編/青春出版社)。本書では、実は損しているという誤った節約術だけでなく、本当に得する買い物の仕方や食べ方なども多数紹介。掃除、洗濯、料理、家電など、さまざまなジャンルの“もったいない112の習慣”を、ぜひこの機会に覚えよう。
水道のレバーを真ん中で使うのはNG
家の水道が、レバーを左右に回して水やお湯を切り替えるタイプだという方はきっと多いはず。ちょっと思い出してみてほしい。普段、水を出したい時にあなたはレバーの位置をどこにしているだろうか。
東京都地球温暖化防止活動推進センターが2014年に行ったアンケートによれば、64.5%もの人が水とお湯が切り替わるレバーの位置は「真ん中」と回答したそう。しかし、実はこうしたタイプの水道で水“だけ”が出るのはレバーが右端にある時のみ。少しでも左に動くと給湯器が作動してお湯が混じるので余計な光熱費がかさんでしまうのだ。
次にお湯を使うかもしれないと考えて、よかれと思ってレバーを真ん中にしている人が多いと思うが、こうした無意識の習慣は自分では気づきにくい。ぜひとも家族と正しい情報を共有して、賢く節約していこう。
飲み残しのビールはコンロ周りの掃除に
昨晩飲みきれなかったビール、もったいないけどもう飲めないし、捨てちゃおう。こんな経験をしたことがある人は多いだろう。だが、飲み残したビールには、飲料とは違う使い道がある。ビールに含まれているアルコールやビタミンEには油汚れを分解する作用があるため、コンロ周りの掃除に役立つ。汚れている部分にビールをかけ、20分ほど経ってから拭くと、驚くほどピカピカになるのだ。
ただし、ビールで拭いたままにしておくと臭いが残ってしまうので、掃除後は必ず空拭きを。コンロだけでなく、頑固な油汚れが付いた換気扇の掃除にも役立ててみてほしい。
また、油と言えば、オイルポットなどに入れていた揚げ物用の油は、粘り気が出てきたり黒ずんできたりしたら取り換え時だと思われやすいが、すぐに捨てず、ジャガイモの皮を素揚げしてみよう。食物繊維が豊富に含まれているジャガイモの皮を揚げると、古い油に溶け込んだ不純物を皮が吸着してくれるため、油がさらりとするのだそう。この復活術にチャレンジする時は、皮の水分をよく拭いて油跳ねを防止することがポイントだ。
100均のチョークでできる「防虫法」
段々と気温が高くなるこれからの時期は、防虫法に悩まされることも…。読者の中には、どこからか家の中にアリが侵入してきて困ったという人もいるのではないだろうか。
こうした時は市販の防虫剤に頼りたくなるが、もっとコスパよく対処したいのなら、100円ショップなどで売られているチョークを活用しよう。侵入口だと思われるところに線を引いて囲むとアリは侵入できなくなるのだそう。
なぜアリがチョークの線を越えることができないのかはまだ解明されていないというが、手軽なうえにコスパもいい方法なので、覚えておきたい。
得する習慣を知り、生活を見つめ直してみると、今よりももっと効率的にお金が使えるようになる。ひとつひとつは小さなことでも、貯まれば大きなものになる。本書では、ここで紹介した他にも、もったいないお金の管理法などについても取り上げられているので、ぜひ手元に置いて正しい節約術をコツコツ学んでいきたい。
文=古川諭香