百獣の王は意外と安い!? 動物園の動物の値段/高すぎ? 安すぎ!? モノのねだん事典⑤
公開日:2020/6/17
身の回りにあるさまざまな「モノ」の値段にまつわる面白知識を、気軽に楽しめる雑学読み物。「回転ずしが安いワケ」「動物園のライオンとキリン、どっちが高価?」など、知れば思わず誰かに話したくなる、とっておきの雑学を厳選しました。

キリンは高い
ライオンは安い

動物園では、日本から遠くはなれたアフリカの動物たちも人気だよね。そんなアフリカの動物たちも、種類によってねだんに差があるのを知っているかな?
たとえば、ライオンが一頭約45万円なのに対して、キリンは一頭約4000万円! こうやってくらべると、ライオンって「百獣の王」なのに、けっこう安いよね。
じつはライオンは、生態の研究が進んでいて、動物園で飼育してふやすことができる。だから安いねだんでとりひきできるんだ。
一方、キリンは絶滅危惧種に指定されている。とりひきできる数が少ないから、ねだんも高くなるんだ。キリンは、2010年からの十年間で、2~3倍ほど値上がりしたそうだよ。

コレのねだんは?
新種のネコはライオンの25倍以上のねだん
ライオンより、はるかに高いねだんでとりひきされるネコがいる。しかも、ペットとして。それが、アシェラ種という品種のネコだ。アシェラ種は、アメリカのライフスタイルペットという会社が、品種改良でうみだした新種のネコなんだって。ねだんはなんと1200万円! どんな人が飼うの?