無意識のうちにNG行為をしていませんか!? 絶対的な信頼を勝ち取れる「とっておきの裏技」とは/神トーーク⑤
公開日:2020/6/17
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一瞬で相手の信頼を勝ち取る「話を聞く姿勢」とは
・どんな表情を見せるかによって相手からの印象が変わる
・人の心を動かすコミュニケーションとしてのキーワードである「安心感」を与えるには、「笑顔」がもっとも効果的である
……では、常に笑顔さえ見せていればいいのかと言えば、それは半分正解で、半分不正解。相手に対して笑顔で反応したとしても、その笑顔の効果が半減してしまうことがあるからです。
たとえば、あなたが職場で仕事上わからないことがあり、質問するために先輩に声をかけたとします。
「すみません……この場合ってどうすればいいか、わかりますか?」
先輩が振り返り、「どうしたの?」と笑顔で応じてくれたと思ったら……笑顔のまま中指を立てている……!
さて、あなたはどんな気持ちになるでしょうか? 表情が笑顔でも、中指を立てられたら「……何でもないです」と相談するのをやめてしまうでしょう。
要するに、相手の視覚に訴えかける情報は「表情だけではない」ということ。話を聞く「姿勢」もまた相手に視覚情報として伝わるため、聞く姿勢を整えていないと相手には安心感を与えることができないのです。
【質問】 あなたは、相手にどんな姿勢や体勢で話を聞かれたら「嫌な気分」になりますか? あなたの日常や、これまでの経験を振り返って考えてみてください。
どんなことが思い浮かんだでしょうか?
・スマホをいじりながら話を聞かれた
・話しているのに、新聞や雑誌、テレビなどから目を離さない
・時計をチラチラ見ながら時間を気にしている
・話していても上の空でしか返事が返ってこない
・真剣に話を聞いてくれない
些細なことですが、その「ちょっと」が大きく印象を悪くしているのです。
そして、ここで考えるべきは「自分の“話を聞く姿勢”」です。
特に無意識のうちに誰しもやりがちなことがあります。それは相手が話し始めた時に、「腕を組む、足を組む」ことです。
「腕を組む」という行為は、心理学的には“ブロックのサイン”とも言われています。
つまり、相手が話している内容に対して同意できないという意思表示を、ボディランゲージとして伝えてしまっているわけです。そのため、相手からすると、自分の話に難色を示されている気持ちになり、安心感は薄れていきます。
「足を組む」体勢は、視覚的に「威圧的」だったり「偉そう」にしているという印象を与えます。安心感を与えるという点では、足を組むのもNGです。
人から何か話しかけられたり、相談されたら、まずは自分が腕を組んだり足を組んだりしていないかを確認すること。それだけで、相手のあなたに対する安心感は大きく変わります。
ここで、絶対的な信頼を勝ち取れる「とっておきの裏技」を1つお伝えしましょう。
それは、相手が話しかけてきた時に、自分がもし足や腕を組んでいる状態だった場合に、相手にわかるように組んでいた足や腕をほどき「どうしたの?」と返事をすることです。
相手からすると、自分が話しかける前までは、足を組んだり、腕を組んだりしていたのに、自分が話しかけたら、それをほどく。つまり、ブロックもしていないし、高圧的でもなく、親身に耳を傾けてくれたという印象を与えることになります。その態度の変化が相手の目に見えることで、相手は安心して頼るようになり、ひいてはそれが人望へと変わるのです。
人の心を動かす「神トレ」
職場や家で誰かに話しかけられたら、とびきりの笑顔で振り向こう。その際に、自分が腕を組んでいないか、足を組んでいないかも確認。