飲むだけで美と健康が手に入る!? ダイエットやアンチエイジングにぴったりな“スーパードリンク”の作り方
公開日:2020/6/14

最近では栄養価が高く、美容・健康に役立つ食材が“スーパーフード”として人気を集めている。そんなスーパーフードと新鮮な野菜や果物を組み合わせたドリンクを紹介しているのが、いとうゆき氏によるレシピ本『スーパードリンク・レシピ』だ。
同書では自宅で手軽に作れる“スーパードリンク”をタイプ別に分け、合計76個に及ぶバリエーション豊かなレシピを紹介。ドリンクにすることで多くの野菜や果物を摂取でき、1杯でも満腹感を得られる。目的に応じたスーパーフードを選んで加えるだけで、自分好みの仕様にカスタマイズできる点もうれしい。
また酵素栄養学をベースとしたローフードの考えにもとづき、加熱しない生の野菜や果物を使用する調理法を提案しているのも大きな特徴。現代人の食事はほとんどが加熱・加工品に占められているため、生の野菜や発酵食品を食べる機会が減少しがち。そのため消化を補ってくれる“酵素”が不足し、消化器官が疲労しているとも言われている。しかし新鮮な野菜や果物をふんだんに使ったスーパードリンクを飲めば、便秘や膨満感といった症状の改善も期待できるだろう。

以下では、同書に掲載されているスーパードリンクの一部をご紹介しよう。
■スムージータイプ
主にミキサーを使用して、食材をまるごと粉砕・かくはんしたとろりとしたスムージー風のジュース。ミキサーに食材をほうり込んで回すだけで作れる、一番簡単なスーパードリンクだ。濃厚で腹もちがよいため、すぐにお腹が空いてしまう人のおやつとしてもおすすめ。

■生しぼりタイプ
ジューサーやスクイーザーなどで野菜や果物をしぼって作る、さらりとした生ジュース。難消化性の食物繊維がとり除かれているので消化・吸収が早く、胃腸に与える負担が最も少ない。

■スープタイプ
スープというと煮込んだもの、温かいものを連想しがち。しかしローフードのテクニックで作るスープは、火をまったく使わずに生の食材で調理できる。甘みは入れず、塩やスパイスなどで調味しているため、甘いジュースが苦手な人にもうってつけ。

飽食の時代と言われている現代では「健康のためにたくさん食べる」という考え方から、「胃腸に負担をかけず効率的に栄養を摂る」という考え方への転換が必要不可欠。老若男女が楽しめるスーパードリンクを食習慣に取り入れて、身体の変化を実感してみてはいかが?