「優秀な人材、って表現が嫌い」 一風変わった有名経営者の仕事観
公開日:2020/10/2

経営手腕からプライベートに至るまで、多くの話題を振りまいている前澤友作氏。昨年ツイートした「優秀な人材」をめぐる発言が大きな注目を集めました。
優秀な人材とは「会社にとって都合のいい人」?
前澤さんのツイート内容は、「優秀な人材、って表現が嫌い。みんな良いとこも悪いとこもある。誰もがどこかで活躍できる、つまり誰もがどこかで優秀になれる社会が良い」というもの。
「優秀な人材」という表現は、様々な場面で当たり前のように使われています。そんな「当たり前の言葉」へ苦言を呈した前澤さんに、ネット上では「確かに『仕事ができる人・できない人』と差別化しかねない表現ですよね」「同感です。『優秀な人材』とは言い換えれば『会社にとって都合のいい人』にもなるから、安易に使いたくない」「最初から『育てる』ことを放棄しているように聞こえるので私もイヤです」と共感の声が。
また前澤さんは、一般ユーザーから寄せられた「ただの願いで終わらず案も出してほしい」という声にも反応。「働く人に好きなこと得意なことを仕事にするよう推奨しています。また、当社ではファッションや人が好きという人を採用し、楽しんで働くことを大切にしてもらっています。人は楽しんで働く時に一番生産性が上がります。多くの人が楽しく働けば、社会全体の労働生産性が向上し社会が豊かになります」と改めて持論を展開しました。
前澤さんといえばツイッターで「100人に100万円プレゼント」企画を展開してリツイート世界記録をマーク。その後の報道によると、当選者の多くが100万円の“明確で前向きな使い道”をアピールしていたようです。
100万円プレゼント企画は発表当初、「金のバラまき方に嫌悪感を感じる」「お金が余ってるなら寄付に回せばいいのでは」といった反発が。一方で企画終了後のネット上には、「ツイートでここまで注目を浴びた日本人経営者って、前澤さんくらいなのでは?」「企画の是非はさておきZOZOの宣伝や話題作りにはなったよね」という声も上がっていました。
未来を見据える経営者からのメッセージ
前澤さん以外にも日本の有名経営者からは、「未来」を捉えたメッセージが相次いでいます。
たとえば「楽天」の三木谷浩史会長兼社長は、朝日新聞社の渡辺雅隆社長との対談形式のインタビューで「チャレンジしないで後悔することが最大の失敗であると思っています」とコメント。自らも「いろいろ失敗します」と明かしつつ、「僕は最近、仕事は楽しくしなくちゃダメだと言っています。ハードだけど、ハードに楽しむ」と語りました。
「サイバーエージェント」の藤田晋社長は、「平成、そして新時代」と題したインタビューで「時代に適合して変化したものが生き残るというのは、これからも変わらないんだろうなと思います」とコメント。「過去の成功などにしがみつかず、やはり時代によって変えていくべき」と、変革を恐れない姿勢を打ち出しています。
「変革」や「チャレンジ」を重要視する経営者たち。今後もどのようなメッセージを発信していくのか、注目していきましょう。