2020年12月13日（日）放送のアニメ「ONE PIECE」第954話では、兎丼の囚人採掘場から脱出した河松の意外な過去が明らかに。おいはぎ橋に居座る謎の男・牛鬼丸の正体も判明し、「だから牛鬼丸はずっとここにいたのか…」「なんて泣ける話なんだ」と感動の声が相次いでいる。

　ワノ国の北にある鈴後は、大名・霜月牛マルが治めていた地域。しかしカイドウの襲来によって廃墟と化し、広大な墓地と墓標の代わりに立てられた無数の刀だけが残されていた。河松は墓地の近くで牛マルの相棒だったキツネ・オニ丸と出会い、鈴後の刀を墓荒らしから守ることを決意。墓地の刀を地下室に隠し、「牛鬼丸」と名乗って墓荒らしを蹴散らしていく。

　ところがある日、河松が食糧を盗んだ罪で捕まって兎丼送りに。それから13年間囚人採掘場に囚われていたため、オニ丸とは一切再会できずにいた。ようやく解放された河松がおいはぎ橋に辿り着くと、そこにはかつての河松のように牛鬼丸を名乗る謎の男が。男は河松が地下室に帰ってきたのを見届けた直後、「河松さま、それがしの使命は果たしましたぞ。ご武運を！」と呟いてキツネの姿に戻った。

　どうやらオニ丸は河松がいなくなってからも、人の姿に化けて刀を守っていたよう。この事実には視聴者から、「お前がオニ丸だったのか…！」「悪党だと思ってた牛鬼丸を一気に好きになった」「牛鬼丸の最後の言葉に涙が止まらない」と感動の声があがった。

　河松とオニ丸が守り抜いた刀は、カイドウとの決戦でどんな活躍を見せてくれるのだろうか。

アニメ「ONE PIECE」
放送日：毎週日曜 9：30～
原作：尾田栄一郎

公式サイト：https://one-piece.com