日本のことわざ「喉元すぎれば熱さを忘る」。韓国ではあの“生き物”のことわざに!/世界のふしぎなことわざ図鑑
公開日:2021/10/16
日本のことわざ 逃がした魚は大きい

意味 釣りかけて逃がした魚は、実際以上に大きなものに感じられます。魚とかぎらず、もう一歩のところで取り逃がしたものは、とても価値のあるものに感じられることもいいます。
用例 「ピカソの若い頃のデッサンが売りに出たと聞いて、すぐ骨董屋に出かけたけど、一歩遅かった」「残念ですね」「あれはまちがいなく本物だった。逃がした魚は大きいよ」
トルコのことわざ
逃がした魚は大きい
Kaçan balık büyük olur.
説明 釣りそこねた魚や失ったチャンスを大きく感じるのは、どこの国でも同じです。
韓国のことわざ
逃がした魚はいっそう大きい
놓친 고기가 더 크다
説明 逃がしてしまうと、悔しさもあって実際以上に大きく感じるものです。
中国のことわざ
死んだ子はかしこく、逃がした魚は大きい
死了的娃娃乖、跑了的魚大

説明 早く亡くなった子どもを思い出すと、とても良い子だったと思うのは、親の気持ちとして当然でしょう。逃がした魚といっしょにはできませんが、どちらも二度ともどってこないのは同じです。