ヒットの生まれる手帳や働きすぎ防止になる手帳も! エッセイスト柳沢小実さん、アートディレクター佐藤ねじさんなど23人の手帳術
公開日:2021/11/5

スケジュール管理に便利な手帳ですが、実はその活用法は無限大。
アイデアメモとして使ったり、やりたいことを書き留めておいたり、日記帳代わりにしたり……。使い方次第では仕事や生活が上手くいく、頭や気持ちが整理されて前向きになれる。そんなパワーを秘めています。
では、作家やイラストレーター、料理家、編集者、インスタグラマーなど、憧れのあの人達はどんな風に手帳を使っているのか? そこにスポットを当てたのが『書くだけでラクになる 自分を動かす手帳術』(主婦の友社)です。
取り入れたいアイデアがたくさん! 個性豊かなページの数々
本書で手帳を公開しているのは23人。実際に使用している手帳の中身の写真と、手帳選び・文具へのこだわり、詳しい手帳の使い方について聞いたインタビューが掲載されています。
エッセイスト・整理収納アドバイザー柳沢小実さんは、手帳に加え別紙のシートを活用

例えば、エッセイスト・整理収納アドバイザーの柳沢小実さんの手帳のページ。柳沢さんはバーチカルタイプの手帳に時系列で予定を書き込み、プライベートと仕事、執筆など予定の種類ごとに違う色のカラーシールを貼っています。この手帳術は一目で1週間がどんな種類の予定で埋まっているかわかるので、働きすぎ防止にもつながっているとか。

さらに、執筆予定シートや勉強スケジュールシート、家事タスクなどは別紙で分けて管理。シートで整理をして決まった予定だけを手帳に書きだすようにしているといいます。
イラストレーターのmizutamaさんは、ライフログとして使って心豊かな毎日を

イラストレーターのmizutamaさんの手帳は、ページをめくっているだけで楽しくなるような、華やかさ。
後から見て心が躍る、好きなものだけを詰めていくのがmizutamaさん流の手帳術。暮らしに自分自身のことを記録していく「ライフログ」として活用しています。

週末に手帳のページをつくる時間自体が楽しみになることに加え、描き溜めたページを見返すことで「わたしこんなに楽しかったんだな」と心が温まるそう。
忙しかった履歴を残すより、楽しかったことを記録することで、「いいこと探し」が自然とできるようになっているようです。
プランナー・アートディレクターの佐藤ねじさんは、1軍ノート、2軍ノートでアイデアを精査

ノート術に関する著書も人気のプランナー・アートディレクターの佐藤ねじさんの手帳術も。ノートを1軍・2軍に分け、2軍には何でも書き、1軍にはそこから残したい情報を。

2軍ノートにはデザイン案、企画案など何でも書いているそう。ここから数々のヒット作が生まれました。
手帳から感じる一人ひとりの物語
本書では効率的なスケジュール管理の仕方やアイデアのまとめ方などの手帳術を学べることはもちろん、手帳を使う人の人柄や仕事へのスタンス、日々大切に想っていることを感じられるところもおもしろいポイント。手帳術を知ることが、暮らし方や生き方のヒントになるかもしれません。
文=箕浦 梢