生クリームが苦手な方も必見!焼き菓子でつくる、クリスマスのごちそうケーキ
更新日:2021/12/24

今年のクリスマスケーキのご予定はお決まりだろうか。生クリームといちごのケーキやブッシュ・ド・ノエルなどさまざまなクリスマスケーキがあるが、「王道のクリスマスケーキには飽きてきたかも……」という方も少なくないはず。そんなみなさんにおすすめしたいのは、焼き菓子でつくるごちそうケーキである。
今回は、ベルギー在住のパティシエ・レソンシエルさんが手掛ける『ベルギーパティシエがていねいに教える 定番だけど極上の焼き菓子』(KADOKAWA)から、クリスマスにもよく合うケーキのアイデアをご紹介。
「生クリームがちょっと苦手で……」という方も楽しめる極上の焼き菓子スイーツは、クリスマス特有のごちそう感はもちろん、いつもと違ったクリスマスを過ごせるいいアクセントになるはずだ。
チーズ好き必見! 超濃厚クランブルブルーベリーチーズケーキ
ほぼクリームチーズの超濃厚なチーズケーキにサクサクのクランブル、さらに鮮やかなブルーベリーを主役に据えたごちそうケーキ。生クリームが苦手な方にもおすすめしたいこのケーキは、レソンシエルさんが改良に改良を重ねたおかげで、シンプルでかんたんな工程でつくれるようになっているのもうれしいところ。
ざくざくした見た目のインパクトとブルーの色合いは、クリスマス映えはもちろん、大切な人へのプレゼントにするのにも向いているだろう。

ガレットを土台に! 新感覚のいちごのガレットタルト
ガレットとは、バターの風味がたっぷりと効いた厚焼きのクッキーのこと。このガレットを土台に使ったタルトケーキも脱マンネリのケーキアイデアのひとつだ。
レソンシエルさんいわく、現地ベルギーではガレットをタルトに見立てたケーキをよく見かけるそう。通常のケーキのようにスポンジを焼かない分、トライしやすい側面もある。
サクサク食感のガレットの上にカスタードクリームと生クリームがのったいちごタルト。好きなフルーツをのせてオリジナリティを出しても楽しい!

ヨーロッパ伝統菓子で、いつものクリスマスに変化球!
ヨーロッパでよく食べられている伝統の焼き菓子も紹介したい。伝統菓子だからといって敬遠されているわけではなく、現代のベルギーのパティスリーにも多く並び、根強い人気を誇っている焼き菓子たちだ。
最初に紹介するのは、フランス・バスク地方の伝統菓子ガトーバスク。少しふっくらした生地を厚めに敷いて、カスタードクリームを入れて焼き上げる。ガリッとした食感が魅力的な焼き菓子だ。どっしり重ためのケーキが好きという方にはおすすめのレシピ。

粉糖でこなれ感を添える、伝統のミゼラブル
四角いケーキのミゼラブルはフランス語で「貧しい、惨めな」という意味を持つ。かつて牛乳が高価だった時代、水を使ってアングレーズソースを作ったことからその名前がついたと言われている。
バタークリームはくどすぎず、軽くて上質な口当たり。「貧しい」という意味を持つケーキとはいえ、その洗練された見た目から大人っぽいクリスマスの雰囲気に好相性ともいえるだろう。粉雪のようなデコレーションがクリスマス感をアップさせてくれる。

ほろほろタルトでほどけるタルトフラン
クリームチーズとヨーグルトを使い、伝統菓子のタルトフランをさっぱりとコクのあるタルトにアレンジした一品。
すっと口の中でほどけるほろほろのタルト生地の中に、クリームチーズでつくったアパレイユ(数種類の材料が混ざった流動体の生地のこと)を流し込んでオーブンで焼く。フランというと素朴な味わいをイメージされる方が多いかもしれないが、レソンシエルさんのひと手間で驚くほど高級感あふれるタルトに仕上がっている。一度食べたらやみつきになる、こっくりとした味も特徴だ。

レソンシエルさんがていねいに教えてくれる極上の焼き菓子たち。今回紹介したレシピは冒頭の本にすべて収録されているので、気になった方はぜひチェックしてみてほしい。今年は、極上な焼き菓子たちと一緒に特別なクリスマスを味わってみてもいいかもしれない。
文=オカムラカナヲ
【著者プロフィール】
レソンシエル
ベルギー在住のパティシエ、ショコラティエ。フレンチの料理人である父の影響でパティシエに。日本の洋菓子店で修行後、ベルギーに渡る。2019年、チョコレートの世界大会ワールドチョコレートアワードファイナルでシルバー受賞。主にレシピや旅の動画を紹介するYouTubeの登録者数は57万人を超えている。
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCkgA3lLA6x9ZaXuuhkfCB9w