誰もが、幸せになる権利がある。“自分の弱さ”を受け入れることが、人生を変える第一歩/あなたの強さは、あなたの弱さから生まれる

暮らし

更新日:2022/7/20

これから何を大切すれば、後悔なく生きられるか

 死が間近に迫った患者さんは、さまざまな後悔や苦しみの中で、初めて自分の弱さに気づき、受け入れ、他人に感謝をしてこの世を去っていきます。

 同じように、もし、私たちが元気に生きているうちに自分の弱さを認め、他人に感謝して生きていくことができるとしたら。

 より後悔の少ない人生を送ることができるのではないかと、私は思います。

 そして、できるだけ元気なうちに、自分にとって本当に大切なものが何かがわかり、人生の残り時間をその大切なもののために使えるとしたら。

 それは、とても幸せなことではないでしょうか。

 なお、私は以前、ある若者が、ホスピス病棟などでカウンセリングをされている方に、「なぜ命の限られた人に時間とエネルギーを注ぐのですか?」「どれほど関わったとしても、その人は亡くなってしまうのですよね?」と尋ねているのを見たことがあります。

 その問いは衝撃的でしたが、私なら、その問いに対しては、「人は誰でも、幸せになるために生まれてきたと信じているから」と答えます。

 重い病気にかかったから、この世を去るときが間近に迫っているからといって、その人が幸せを実感してはならないということにはなりません。

 また、自分の大切なものに気づき、自分らしく生きていくのに、遅すぎるということもありません。

 どんな人生を歩んできたとしても、それぞれの人がそれぞれの幸せを実感し、後悔のない人生を送ることはできるのです。

<第4回に続く>

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