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ジャンル:文芸・カルチャー

'文芸・カルチャー'ジャンルの記事一覧(992件)

  • レビュー

    松坂大輔は「本当に投げられなくなるまで投げた」。野球の神に愛された男の幼少期から引退までをたどる【書評】

     高校野球史に語り継がれるエピソードは数あれど、1998年の夏ほどドラマティックなストーリーに満ちた年はない。主役は横浜高校のエース・松坂大輔だ。春夏連覇の期待を…

    文芸・カルチャー

    2025/7/25

  • レビュー

    先輩はなぜ姿を消したのか?「ほんとうの幸い」とは?宮沢賢治の言葉をたよりに謎を追う、高校生たちの青春群像小説『銀河の図書室』【書評】

     星がきらきらと輝いてみえるのは、真っ暗な夜空を背負っているためだろう。青春も同じではないだろうか。まばゆいばかりのきらめきと、途方もない痛み。悩み、もがきな…

    文芸・カルチャー

    2025/7/25

  • ニュース

    自称「全能の力」を持つ少女と理系男子が出会ったら? サイエンスミステリーの仕掛け人・喜多喜久の最新作『全能のカミナ』を【マンガ】でチェック!

     僕の退屈を、君が殺す――。2025年7月15日(火)、シリーズ累計60万部を突破した『化学探偵Mr.キュリー』の著者・喜多喜久の新作『全能のカミナ』(ハーパーBOOKS+)が発…

    文芸・カルチャー

    2025/7/25

  • レビュー

    「十三月はあったのよ」不思議な一文と13月まであるカレンダーの意味とは 「あの戦争」からつながる命の奇跡を思う【書評】

     NHKの朝ドラでは「戦争」がよく描かれるが、やなせたかしご夫妻をモデルにした今期の『あんぱん』では、やなせさんが実際に体験した中国戦線の様子や銃後の女たちの心境…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/7/25

  • ニュース

    “路線図にない駅”で惜別した人と会える。「ちびねこ亭の思い出ごはん」シリーズの著者が贈る感動作『くるり駅でさよならを 白黒ねこと夕暮れの町』を【マンガ】で体験!

     路線図には載っていないその駅で、二度と会えないはずの人が待っている――。2025年7月15日(火)、「ちびねこ亭の思い出ごはん」シリーズで知られる高橋由太の連作短編集…

    文芸・カルチャー

    2025/7/25

  • インタビュー・対談

    くどうれいん「絵本は何を書くよりも生き様が出る気がします」しがらみ脱ぎ捨て、のびのびと書いた絵本『まきさんのソフトクリーム』に広がる自由な世界【インタビュー】

     ソフトクリーム屋のまきさんが、店を訪れる個性豊かなお客さんに合わせてソフトクリームを作ってくれる。でも、まきさんはサービス精神旺盛な性格でソフトクリームはど…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/7/25

  • レビュー

    うさぎとかめの競走で殺人事件が⁉︎イソップ童話を舞台に、赤ずきんが名推理を繰り広げる。青柳碧人の人気シリーズ最新作【書評】

     幼少期、童話を読むたびに「この世界に潜り込めたら」と繰り返し想像した。動物と話せて、魔法が使えて、悪者は退治され、正しき者が得をする。そんな御伽噺の世界は、…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/7/25

  • レビュー

    アムロとララァの物語は、「ガンダム」シリーズファン必読。人の情念を描き続けたシリーズの源流を探る小説【書評】

     大阪では万博のガンダム像を見に人が集まり、新しいガンプラが発売されれば求める人たちで店に行列が出来る。そう聞くと、やっぱりガンダムとはモビルスーツと呼ばれる…

    文芸・カルチャー

    2025/7/25

  • レビュー

    ルールは「泣いてはいけない」――死者と再会できる遊園地で、亡き父と会った娘が手にした「生きる希望」 やさしさあふれる連作短編集【書評】

    『天空遊園地まほろば』(浜口倫太郎/ポプラ社)は、“死者と会える遊園地”を舞台に描かれる連作短編集だ。  亡くなった大切な人ともう一度会いたいと強く願う人にのみ、…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/7/25

  • レビュー

    女性は男性より触覚が鋭い? 動物の感覚にまつわる最先端の研究が、人間の五感を超えた「12の感覚」を解き明かす【書評】

     私たちは、周囲の環境をどのように認識しているだろうか。きっとすぐに思い浮かぶのは見ること、聞くことだろうが、それだけではない。匂いを嗅ぐこともあれば、触れて…

    文芸・カルチャー

    2025/7/24

  • 特集

    「人間の命のもろさを浮き彫りにする強烈な詩的散文」ノーベル文学賞作家ハン・ガンが描く、大人のための童話『涙の箱』【新刊紹介】

    ■ノーベル文学賞作家ハン・ガンがえがく、大人のための童話 昔、それほど昔ではない昔、ある村にひとりの子どもが住んでいた。その子には、ほかの子どもとは違う、特別な…

    文芸・カルチャー

    2025/7/24

  • レビュー

    なぜ?「自分も耳が聴こえなければよかった」聴こえない両親のもとに生まれた著者がつづるノンフィクション『「コーダ」のぼくが見る世界』【書評】

     社会において「常識」は日々更新されている。近年の必須科目はなんといっても「多様性の理解」であろう。ふだん何気なく使っている言葉が誰かを傷つけていないか――それ…

    文芸・カルチャー

    2025/7/24

  • レビュー

    傷ついたマナティー、認知症の祖父のお世話、親友との突然の別れ——。11歳の少年のひと夏の成長を描く、親子で読みたい小説【書評】

     11歳という年齢は、もう小さな子どもではないし、かといって大人と呼ぶにはまだ早い。心が大人に近づく大切な時期なのかもしれません。第71回青少年読書感想文全国コン…

    文芸・カルチャー

    2025/7/24

  • 特集

    東野圭吾、初の子ども向け絵本『少年とクスノキ』刊行。小説内に登場した架空の絵本が、実物になった理由とは?

    日本を代表する作家・東野圭吾氏が、2025年に作家生活40周年を迎えた。その記念すべき年に初の子供向け絵本『少年とクスノキ』を刊行した。なぜ、作家である東野氏によっ…

    文芸・カルチャー

    2025/7/24

  • レビュー

    『わたしの幸せな結婚』新章は美世と英国異能者の出会い。幸せな新婚生活では終われない、新たな出会いと成長【書評】

     数多ある物語のなかで、これほどまで多くの人に結婚を温かく見守られた物語はあっただろうか。シンデレラ・ストーリーといえばそうだが、妻・夫ともに幾多の困難に遭遇…

    文芸・カルチャー

    2025/7/23

  • レビュー

    初音ミクに見るAIと音楽文化の未来像。「人が人に感動をおぼえる点は変わらない」ことが淘汰されずに生き残るカギ【『創作のミライ』書評】

     “初音ミクの生みの親”であり、クリプトン・フューチャー・メディア代表取締役の伊藤博之氏が、初の著書『創作のミライ-「初音ミク」が北海道から生まれたわけ』(中央公…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/7/23

  • レビュー

    芸術あるところに現れる「旅するビストロ」――登場人物と読者の“憂い”を料理で拭い去る「スペシャリテ」のような小説【書評】

     生きるのが苦しい。そう感じる時、逃げるように駆け込む行きつけのカフェがある。どんなにつらい状況でも、その店のキーマカレーと挽きたての珈琲を口に含むと、不思議…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/7/23

  • レビュー

    あたたかな結末に涙する、町田そのこ新作『蛍たちの祈り』 自分や親の「罪」に翻弄されながら、必死に生きる人々を描いた連作長編【書評】

     いつからか「自己肯定感」という言葉があたりまえに使われるようになって、「自分を大事にする」ことが、それを可能にする環境に身を置くことが、なによりも重要なのだ…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/7/22

  • レビュー

    『わたしの幸せな結婚』8作目はシリーズ初の短編集!さまざまな困難に立ち向かう、シンデレラストーリーにとどまらない作品の魅力とは【書評】

     愛されていると実感できること、愛する存在がいること、どんなときも味方でいて、信じてくれる人がいること…自分にとってそう思える存在がいることが、どれだけ自分に力…

    文芸・カルチャー

    2025/7/18

  • 特集

    【特集】ゾッとする! 珠玉のホラー漫画2025

    ■ ダ・ヴィンチWebオススメの人気ホラー漫画を一挙ご紹介 今年もホラーの季節がやってきた! 読んで夏の暑さを吹き飛ばしましょう。 ■近畿地方のある場所について(1~2…

    文芸・カルチャー

    2025/7/18

  • 連載

    大友花恋「柑橘の文字をかじる」/第8回『あやかし開化の音がして 降魔の家に嫁に行く』

    おおとも・かれん●1999年10月9日生まれ、群馬県出身。雑誌「Seventeen」で専属モデルを務め、現在は「MORE」専属モデルとして活動中。「今日、好きになりました。」(ABEM…

    文芸・カルチャー

    2025/7/18

  • レビュー

    池上彰と考える「どうしたら戦争がなくなるのか」? 歴史に詳しい人も苦手な人も一緒に見つけたい、戦争のない未来【書評】

     2025年は戦後80年である。日本人にとって戦争は遠い記憶になりつつあるのかもしれない。  しかし世界では今も多くの人が戦争によって苦しみ、命を落としている。その…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/7/18

  • レビュー

    【第31回電撃小説大賞《電撃の新文芸賞》受賞作】洞窟暮らしの少女の空の旅。閉鎖的な村から飛び出した少女が出会ったのは… 大人も思わずのめりこむ! 感動のジュブナイル小説【書評】

     冒険が、呼んでいる。胸がバクバク高鳴り、思わず口角が上がる。見知らぬ世界に飛び出すこの上ない高揚感。勇気を出していざ飛び立てば、眼前に広がる世界の美しさに、…

    文芸・カルチャー

    2025/7/17

  • ニュース

    「普段読まない本を知るいい機会になっています」第3回 木曜ゆる読書会 開催レポート&第4回参加者募集中!

     2025年7月10日(木)、ダ・ヴィンチWebが主催する「第3回木曜ゆる読書会」が開催されました。本稿では、第3回のようすをレポートします。 ▶「第3回木曜ゆる読書会」開…

    文芸・カルチャー

    2025/7/16

  • レビュー

    偽装修理に投資詐欺、SNSでの攻撃。“現代の闇”に巻き込まれた8人の悲劇が交錯する群像劇——直木賞候補・逢坂冬馬『ブレイクショットの軌跡』【書評】

     逢坂冬馬氏の最新作『ブレイクショットの軌跡』(早川書房)は、独ソ戦を描いたデビュー作『同志少女よ、敵を撃て』、ナチ政権下の少年少女の物語『歌われなかった海賊…

    文芸・カルチャー

    2025/7/16

  • 連載

    阪田マリンエッセイ連載 第17回「大好きなクレイジーケンバンド♡」/ 時游性活~ネオ昭和の魅力~

    何を隠そう私はクレイジーケンバンドが大好き、そして横山剣さんが大好きです。 今回は!!なぜクレイジーケンバンドにハマったのかをお話ししたいと思います。 小学生…

    文芸・カルチャー

    2025/7/15

  • 特集

    動物園の動物たちの「ふるさと」は今どうなっている?写真絵本『キューのふるさとはボルネオの森』著者インタビュー

     写真絵本『キューのふるさとはボルネオの森』の主役は、東京の多摩動物公園で50年以上もくらす野生出身のボルネオオランウータンのオス「キュー」。かつてキューを飼育…

    文芸・カルチャー

    2025/7/14

  • ニュース

    Esola池袋「本と珈琲 梟書茶房」で“ヤバい話”を聞く!トークイベント「池袋の怖い話、聞いていきませんか?」参加者募集

     ネオンと喧騒が交差する東京・池袋の夏宵、コーヒーと一緒に“怖い話”はいかがだろうか――。2025年7月29日(火)、Esola(エソラ)池袋4階の喫茶店「本と珈琲 梟書茶房」…

    文芸・カルチャー

    2025/7/14

  • ニュース

    「一緒に10分読書して感想をシェア」月イチ立ち読み読書の会 Vol.1 開催レポート

     2025年7月7日(月)、ダ・ヴィンチWebが主催する「月イチ立ち読み読書の会 Vol.1」が開催されました。 ▶「月イチ立ち読み読書の会 Vol.1」開催レポート ▶「月イチ立ち…

    文芸・カルチャー

    2025/7/13

  • ニュース

    「おへそから芽が出ちゃう!」スイカの種を食べて心配になったあの頃――益田ミリの傑作『小さいわたし』が文庫版で蘇る

     おとなになると今日のことを忘れてしまうかな。そうだとしたら、すごくいやだ――。2022年に刊行された『小さいわたし』(ポプラ社)。同作の文庫版が、2025年7月2日(水…

    文芸・カルチャー

    2025/7/12