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ジャンル:文芸・カルチャー

過去の'文芸・カルチャー'ジャンルの記事一覧(9,067件)

  • レビュー

    女が外で稼いで、男は家を守る…男女反転の女社会が現代の問題点を映し出す衝撃小説

    『ミラーワールド』(椰月美智子/KADOKAWA) どだいこの世に女として生まれたからには、多少の差別に遭うのはもう仕方のないことだと諦めていた。女は愛嬌。男と争うなん…

    文芸・カルチャー

    2021/7/24

  • 連載

    自分のいる世界の醜さを痛感した中学時代。 “普通の学校”には給食の奪い合いなんてないのだろうか?/生きてるだけで、疲労困憊。③

    rei著の書籍『生きてるだけで、疲労困憊。』から厳選して全9回連載でお届けします。今回は第3回です。大学在学中に発達障害と診断された“陰キャ・オタク・非モテ”の発達障…

    文芸・カルチャー

    2021/7/23

  • 連載

    おもちゃひとつ与えられず、自分抜きで出掛ける家族。あれはネグレクトだったのか?/生きてるだけで、疲労困憊。②

    rei著の書籍『生きてるだけで、疲労困憊。』から厳選して全9回連載でお届けします。今回は第2回です。大学在学中に発達障害と診断された“陰キャ・オタク・非モテ”の発達障…

    文芸・カルチャー

    2021/7/22

  • レビュー

    21歳大学生のデビュー作が松本清張賞受賞! 女子高生が大麻栽培!? インモラル小説の“中毒性”

    『万事快調〈オール・グリーンズ〉』(波木銅/文藝春秋) 今思えば、高校時代は目に映るすべてのものに対して、心の中で中指を立てていた。毎日が息苦しかったし、すべて…

    文芸・カルチャー

    2021/7/22

  • レビュー

    「セクハラの訴えが上がってきてる!?」心当たりはない、いったい誰が? 報われないおじさんたちの悲喜こもごもを描く『雨の日は、一回休み』

    『雨の日は、一回休み』(坂井希久子/PHP研究所) 2008年、「虫のいどころ」で第88回オール讀物新人賞を受賞しデビューして以来、恋愛もの、性愛をテーマにしたもの、スポ…

    文芸・カルチャー

    2021/7/22

  • レビュー

    戦争がもたらす残酷な現実を知る。科学のロマンと戦時下の青春を描く『太陽の子』

    『太陽の子 GIFT OF FIRE』(黒崎博:原作、樹島千草:小説/集英社文庫) 今から76年前の8月6日、一瞬にして広島の人々を地獄に突き落としたのがアメリカ軍による原子爆弾…

    文芸・カルチャー

    2021/7/22

  • 連載

    しゃべれなかった幼少時代。聞き取れるし意味もわかる、でも言葉が出てこない…これってもしかして?/生きてるだけで、疲労困憊。①

    rei著の書籍『生きてるだけで、疲労困憊。』から厳選して全9回連載でお届けします。今回は第1回です。大学在学中に発達障害と診断された“陰キャ・オタク・非モテ”の発達障…

    文芸・カルチャー

    2021/7/21

  • レビュー

    夏の読書感想文にも最適! 「父親」を探す男の子3人組の、大人も童心にかえる冒険小説

    『フレディ・イェイツのとんでもなくキセキ的な冒険』(ジェニー・ピアソン:作、岩城義人:訳、ロブ・ビダルフ:絵/岩崎書店) 夏の課題図書が書店に並びはじめるこの時…

    文芸・カルチャー

    2021/7/21

  • レビュー

    夜間のオフィスビルで警備員に訪れる苦労とは…知られざる「施設警備員」の実態

    『気がつけば警備員になっていた。 高層ビル警備員のトホホな日常の記録』(堀田孝之/笠倉出版社) 突然だが、あなたは「警備員」という仕事にどんなイメージを持っている…

    文芸・カルチャー

    2021/7/20

  • レビュー

    読めば中世が好きになる! 驚愕エピソードで知るアナーキーな中世日本の魅力

    『室町は今日もハードボイルド日本中世のアナーキーな世界』(清水克行/新潮社) 「くたばってほしいあいつ」への恨みを口にして切腹をしたら、大名が自分に代わって仇を…

    文芸・カルチャー

    2021/7/19

  • 連載

    ダ・ヴィンチニュース編集部 ひとり1冊! 今月の推し本【7月編】

    ダ・ヴィンチニュース編集部メンバーが、“イマ”読んでほしい本を月にひとり1冊おすすめする企画「今月の推し本」。 良本をみなさんと分かち合いたい! という、熱量の高い…

    文芸・カルチャー

    2021/7/18

  • レビュー

    音信不通の親友を追って単身カンボジアへ。独裁政権の影におびえながらサバイブする主人公の運命は――!?

    『インドラネット』(桐野夏生/KADOKAWA) 小説家の桐野夏生氏は日本文学界の至宝である。84年にデビューした彼女がこれまでに受賞したのは、直木三十五賞、紫綬褒賞、泉…

    文芸・カルチャー

    2021/7/18

  • レビュー

    フランス発・世界累計300万部突破の『夜』が日本上陸。欧州を席巻するミステリーの「余韻」に浸る

    『夜』(ベルナール・ミニエ:著、伊藤直子:翻訳/ハーパーコリンズ・ジャパン) フランスでベストセラーのミステリー『夜』(ハーパーコリンズ・ジャパン)。作者は元税…

    文芸・カルチャー

    2021/7/17

  • レビュー

    偽患者として精神病院に潜入! 全米医学会を大きく揺るがした「ローゼンハン実験」その真実とは――?

    『なりすまし正気と狂気を揺るがす、精神病院潜入実験』(宮﨑真紀:訳/亜紀書房) 1973年。著名な科学誌である『サイエンス』に9ページの論文が掲載された。 「狂気の場…

    文芸・カルチャー

    2021/7/17

  • レビュー

    明治時代の鉄道は平成時代のインターネット! 鉄道紀行界の二大巨星を女性目線から綴る『鉄道無常 内田百閒と宮脇俊三を読む』

    『鉄道無常内田百閒と宮脇俊三を読む』(酒井順子/KADOKAWA) 鉄、鉄ちゃん、鉄子……。 現在は鉄道ファンを様々な名称で呼び、テレビでも鉄道番組が増え、すっかり市民権を…

    文芸・カルチャー

    2021/7/17

  • レビュー

    これぞ“ベスト・オブ・稲川淳二”! 怪談本で背筋が凍った「赤いはんてん」の意味

    『稲川怪談 昭和・平成傑作選』(稲川淳二/講談社) 夏といえば、怪談。そして、怪談と聞いて真っ先に浮かぶのが、タレントの稲川淳二さんである。毎年全国を巡る「稲川淳…

    文芸・カルチャー

    2021/7/17

  • レビュー

    “ぱったん”したらアートのできあがり! 子どもの想像力が育つアートの絵本『ぱったんして』

    『ぱったんして』(松田奈那子/KADOKAWA) 色鉛筆やクレヨンを使う機会は多いけど、絵の具はハードルが高そう? いえいえ、絵の具をうまく使えなくても、きれいな絵を描け…

    文芸・カルチャー

    2021/7/16

  • まとめ

    関ジャニ∞安田章大主演で『リボルバー』が舞台化! 原田マハの小説おすすめ5選!

    『リボルバー』(幻冬舎) ゴッホの死の謎を巡るアートミステリー『リボルバー』(幻冬舎)。魂を揺さぶるようなこの作品は「2021年No.1のエンターテインメント小説」との…

    文芸・カルチャー

    2021/7/16

  • ニュース

    第165回芥川賞は石沢麻依『貝に続く場所にて』、李琴峰『彼岸花が咲く島』、直木賞は佐藤究『テスカトリポカ』、澤田瞳子『星落ちて、なお』に決定!

    第165回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)が発表された。選考会は7月14日(水)、都内で開催され、「芥川龍之介賞」は石沢麻依『貝に続く場所にて』、李琴峰『彼岸花…

    文芸・カルチャー

    2021/7/14

  • レビュー

    もしもキミが物語の主人公だったら? 小・中学生に朗報! 自分の考えた物語が楽曲になる『キミノベル』の夏キャンペーンが面白い!

    バーチャルシンガー・花譜 × 新世代アーティスト・カンザキイオリの最強タッグが、子どもたちの描いた物語を楽曲に! 次世代の児童向けコミュニティ文庫レーベルとして注…

    文芸・カルチャー

    2021/7/14

  • レビュー

    カバーイラストを一新! ほっこりする表紙が目印の文庫版『ライフ』に「生きることを肯定してくれる」と大反響

    『ライフ』(小野寺史宜/ポプラ社) 青年が新たな一歩を踏み出すまでの軌跡を描いた青春小説『ライフ』の文庫版が、2021年7月6日(火)に発売された。文庫版の発売をキッ…

    文芸・カルチャー

    2021/7/14

  • レビュー

    泣きたい時は我慢しないで。未熟で傷つきやすい男の子たちの元気を取り戻す、珠玉のメッセージ集

    『ディアボーイ おとこのこたちへ』(ジェイソン・ローゼンタール、パリス・ローゼンタール:著、高橋久美子:訳、ホリー・ハタム:絵/主婦の友社) 男の子って、かっこい…

    文芸・カルチャー

    2021/7/14

  • レビュー

  • レビュー

    直木三十五って誰? 芥川賞落選に激怒した太宰治が、選考委員の川端康成に送った手紙とは【芥川賞・直木賞をめぐる面白エピソード】

    『芥川賞ぜんぶ読む』(菊池良/宝島社) 『芥川賞の偏差値』(小谷野敦/二見書房) 今年も上半期の芥川賞・直木賞の受賞作発表の時期が近づいてきた。とはいえ、この2つの…

    文芸・カルチャー

    2021/7/14

  • レビュー

    イヤミスの女王によるミステリー連作『ツキマトウ』で描かれる、“ストーカー”の恐怖

    『ツキマトウ』(真梨幸子/KADOKAWA) 『ツキマトウ』(真梨幸子/KADOKAWA)は、警視庁ストーカー対策室ゼロ係に寄せられた相談をもとに、ストーカー事件当事者たちの心理…

    文芸・カルチャー

    2021/7/13

  • レビュー

    美しく生きるとは何か? “時代小説界の新星”が描く男の生きざまに心が洗われる! 第165回直木賞候補作『高瀬庄左衛門御留書』

    『高瀬庄左衛門御留書』(砂原浩太朗/講談社) 人間は記憶の生き物であり、目にうつるものについつい思い出を重ねてしまう。年を重ねればなおさらのこと。だが、過去を振…

    文芸・カルチャー

    2021/7/13

  • レビュー

    話題の新人作家・芦花公園による『異端の祝祭』。圧倒的な知識と筆致で描かれる、カルトホラー

    『異端の祝祭』(芦花公園/KADOKAWA) 『異端の祝祭』(芦花公園/KADOKAWA)は、現代社会の影と心霊現象を織って巧みに描かれたカルトホラー小説である。小説投稿サイト「…

    文芸・カルチャー

    2021/7/12

  • レビュー

    母を憎み正反対の生き方を選んだ娘――謎の死を遂げた母の秘密を探るうち直面する、女性たちの「性」と「生」

    『母親病』(森美樹/新潮社) 森美樹さんの小説は、ちょっとバランスを崩すと、日常から真っ逆さまに転げ落ちてしまいそうな危うい女性を救う強さと温かさに満ちている。…

    文芸・カルチャー

    2021/7/12

  • 連載

    アフリカ系アメリカ人が強いられてきた抑圧を多層的に描く「当事者の自伝」。”矛盾”から目を逸らしたくない人へ

    この記事には、虐待や性暴力に関する描写が含まれます。 愛しているからやさしくする、と言ったとき、違和感を覚える人はそう多くはないだろう。愛することとやさしくする…

    文芸・カルチャー

    2021/7/11

  • レビュー

    人里離れた村の“怪奇”。何体もの不気味な“カカシ”が村中に置かれていた理由とは…?

    『怖い村の話』(都市ボーイズ:監修/宝島社) 背筋が凍るけど読みたくなる。ホラー系の都市伝説には、嘘か本当か分からないなりの不思議な魅力がある。なかでも強く惹か…

    文芸・カルチャー

    2021/7/10