夏目漱石、太宰治、三島由紀夫など、文豪の語彙を解説。手紙、メールで使えば、より気持ちが伝わりやすくなる“すごい言葉づかい”が身につきます。文豪ならではの深い教養…
文芸・カルチャー
2020/5/30
『きまぐれな夜食カフェマカン・マランみたび』(古内一絵/中央公論新社) 自分が彼らを傷つけたとしても、罰なんて当たらない。だって、私は不幸だもの。弱い者苛めをし…
文芸・カルチャー
2020/5/30
「こんな本あったらいいな」の妄想がつまったヨシタケシンスケさんの絵本『あるかしら書店』(ポプラ社)。30万部突破の同作とコラボして始まった「あるかしら文庫フェア…
文芸・カルチャー
2020/5/30
『銀色の国』(逸木裕/東京創元社) ノベルの語源は“新奇なもの”を意味するイタリア語・novellaであるという。第36回横溝正史ミステリ大賞を受賞したデビュー作『虹を待つ…
文芸・カルチャー
2020/5/30
『女王さまの夜食カフェマカン・マランふたたび』(古内一絵/中央公論新社) 誰かと一緒にいたくて、でも、しがらみのある友人や知人とは喋りたくない。そんな矛盾した人…
文芸・カルチャー
2020/5/29
『カインの傲慢』(中山七里/KADOKAWA) 雑木林に埋められていた少年は、栄養失調状態で、しかも臓器が半分奪われていた――。中山七里さんの最新小説『カインの傲慢』(KAD…
文芸・カルチャー
2020/5/29
『マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ』(古内一絵/中央公論新社) 商店街の路地裏に、ひっそりたたずむ一軒家。昼間はスパンコールやスワロフスキーをちりばめた煌びや…
文芸・カルチャー
2020/5/28
『世界の美しくてミステリアスな場所』(編著:パイ インターナショナル) 科学技術の発展によって、世界から“謎めいたもの”が消滅しつつある現代社会。しかし私たちの知…
文芸・カルチャー
2020/5/27
この記事にはやや過激な表現が含まれます。性被害サバイバーの方のスキップをおすすめいたします。 2020年4月某日 ベッドに横たわると、彼女は私の身体に添うように身を寄…
文芸・カルチャー
2020/5/25
作家、三島由紀夫。作品を読んだことがない方でも、その最期はご存じではないだろうか? 1970(昭和45)年11月25日、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地にて、バルコニーから自衛隊決…
文芸・カルチャー
2020/5/24
『事件持ち』(伊兼源太郎/KADOKAWA) 『地検のS』『巨悪』『ブラックリスト』など、骨太な社会派ミステリーで知られる作家・伊兼源太郎の最新刊『事件持ち』(KADOKAWA)…
文芸・カルチャー
2020/5/24
『世界は贈与でできている』(近内悠汰/NewsPicksパブリッシング) ある考え方と出会うとき、人生が変わることがある。わかりやすいのは「自分をブランディングしよう」や…
文芸・カルチャー
2020/5/23
『Missing 神隠しの物語』(甲田学人/KADOKAWA) 聖創学院大付属高校の文芸部員・近藤武巳は、同じく文芸部員で博覧強記の変人であり、〈魔王陛下〉の異名をもつ空目恭一…
文芸・カルチャー
2020/5/23
『スーベニア』(しまおまほ/文藝春秋) 近年は『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』や、その後継番組『アフター6ジャンクション』(ともにTBSラジオ)へ…
文芸・カルチャー
2020/5/23
『宮廷のまじない師白妃、後宮の闇夜に舞う』(顎木あくみ/ポプラ社) “シンデレラ”の敵は強ければ強いほどいい。意地悪や嫉妬を剥き出しに、あの手この手で攻撃してくる…
文芸・カルチャー
2020/5/23
『恋愛未満』(篠田節子/光文社) 先日、テレビで放映されていた映画を見た。傑作と名高いコメディだ。その作品はずいぶん前に見たことがあったが、当時はおもしろいと思…
文芸・カルチャー
2020/5/23
『家族、捨ててもいいですか? 一緒に生きていく人は自分で決める』(小林エリコ/大和書房) “私の家族は小さな国家だったと思う。力のあるものが暴利を貪り、それ以外の…
文芸・カルチャー
2020/5/22
『フンころがさず』(大塚健太:作、高畠純:絵/KADOKAWA) 成長するにつれ、「自分と周りの違い」に気づいていく子ども。それぞれ持って生まれた個性は、言うまでもなく…
文芸・カルチャー
2020/5/22
『明日の自分が確実に変わる 10分読書』(吉田裕子/ 集英社) 一冊の本で劇的に人生が変わることなどあるのだろうか。 少し前にあるバラエティ番組の中で、人気のお笑…
文芸・カルチャー
2020/5/22
『大学で学ぶゾンビ学 〜人はなぜゾンビに惹かれるのか〜』(岡本健/扶桑社) 外出自粛で自宅時間が増え、動画配信サービスが好調だという。一部のサービスでは、アニメに…
文芸・カルチャー
2020/5/21
『ダ・ヴィンチ』本誌の人気連載コーナー「この本にひとめ惚れ」から、コルク代表・佐渡島さんのひとめ惚れ本を紹介。『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』といった大ヒット作品を…
文芸・カルチャー
2020/5/21
『夏の災厄(角川文庫)』(篠田節子/KADOKAWA) 日常を壊していくパンデミック。乗り越えるためのヒントは、フィクションの小説から得られるかも知れない。 最近、1969年…
文芸・カルチャー
2020/5/20
『僕の涙がいつか桜の雨になる』(犀川みい:著、みっ君:イラスト/KADOKAWA) 初恋の人って、なぜだか忘れられないものですよね。しかもそれが兄妹みたいに育った幼馴染…
文芸・カルチャー
2020/5/20
『愛してるよ、愛してるぜ(中公文庫)』(安部譲二、山田詠美/中央公論新社) 街中で知らない人たちの会話を耳にしたとき、私たちは何も思わず通り過ぎるだろう。会話の…
文芸・カルチャー
2020/5/20
『レンタルなんもしない人の“もっと”なんもしなかった話』(レンタルなんもしない人/晶文社) 「レンタルなんもしない人」はサービス名であり、人名でもある。レンタルな…
文芸・カルチャー
2020/5/19
『三島由紀夫を巡る旅 悼友紀行』(徳岡孝夫、ドナルド・キーン/新潮社) 三島由紀夫の小説が好きだと言うと「彼の小説は非常に男性的ですね」と言葉を返されたことがある…
文芸・カルチャー
2020/5/19
2019年4月、WEBにアップされたひとつの短編小説がSNS上で大きな話題を集めた。「ピュア」と題された小野美由紀さんによる作品である。この作品は2万5000字という長さにも…
文芸・カルチャー
2020/5/18
『タイタン』(野﨑まど/講談社) 最近、仕事について考えさせられる機会が多い。猛威を振るう新型コロナウイルスは、人々の仕事にも大きな影響を与えている。働きたくて…
文芸・カルチャー
2020/5/17
『13(サーティーン) ハンセン病療養所からの言葉』 新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、感染者や医療従事者、あるいは早い段階で感染爆発が起こった中国出身の人な…
文芸・カルチャー
2020/5/17
『できることならスティードで』(加藤シゲアキ/朝日新聞出版) 加藤シゲアキさんの初エッセイ集『できることならスティードで』(朝日新聞出版)のなかで、不登校の小学…
文芸・カルチャー
2020/5/16