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ジャンル:文芸・カルチャー

過去の'文芸・カルチャー'ジャンルの記事一覧(9,067件)

  • レビュー

    最愛の妻の元カレが我が家にやってきて…!? 本屋大賞2位の『ひと』や『まち』で人気の小野寺史宜が織りなす初の短編集『今日も町の隅で』

    『今日も町の隅で』(小野寺史宜/KADOKAWA) 小野寺史宜さんの書く小説はすべて、同じ地平で繋がっている。出てくる土地の名前が単に共通しているから、ではない。同じ電…

    文芸・カルチャー

    2020/3/1

  • レビュー

    SFを通して“人間の本質とは何か”を問う「現代SF界最高の作家」の緻密で美しい世界に酔いしれる…テッド・チャン『息吹』

    『息吹』(テッド・チャン:著、大森望:訳/早川書房) 『息吹』は、ヒューゴー賞、ネビュラ賞、英国SF協会賞、星雲賞など国内外の名だたる賞を次々と受賞し、“現代SF界最高…

    文芸・カルチャー

    2020/2/29

  • レビュー

    家族を次々に失った女子高生の謎めいた過去……。美貌の奥に隠した真実とは?

    『涼子点景1964』(森谷明子/双葉社) 東京オリンピック開催まであと数ヶ月。何やら思わぬ暗雲が立ち込めつつもあるが、いざ始まればお祭り好き、スポーツ好きには最高の…

    文芸・カルチャー

    2020/2/29

  • レビュー

    「わしは死ぬまで運転するつもり!」――冗談はやめて! 決して他人事ではない「高齢ドライバー」問題を垣谷美雨が問う

    『うちの父が運転をやめません』(垣谷美雨/KADOKAWA) 社会問題をエンタメ小説に昇華する手腕に定評のある、小説家の垣谷美雨さん。これまでも、少子化対策として「抽選…

    文芸・カルチャー

    2020/2/29

  • レビュー

    【2020年本屋大賞ノミネート】「すべてが、伏線。」読者は挑発され、気持ちよく騙される!? 連続死体遺棄事件に挑む霊媒探偵と推理作家のどんでん返しミステリー

    『medium 霊媒探偵城塚翡翠』(相沢沙呼/講談社) 「すべてが、伏線。」 『medium 霊媒探偵城塚翡翠』(相沢沙呼/講談社)の初版帯には、黒い背景に金の箔押しでこう書か…

    文芸・カルチャー

    2020/2/29

  • レビュー

    孤独を楽しめるのは、強い人。気ままな「おひとり様」を楽しもう!

    『孤独も板につきまして気ままで上々、「ソロ」な日々』(あたそ/大和出版) 世の中には「根暗(ねくら)」「根明(ねあか)」という二項対立があるらしい。周囲の人間の…

    文芸・カルチャー

    2020/2/28

  • レビュー

    時代を超えて伝わる落語はやっぱりおもしろい! 頭の毛をそって頭をひやす? 親子でズッコケるらくごえほん『ごんべえだぬき』

    『らくごえほん ごんべえだぬき』(川端誠:作・絵/KADOKAWA) 「らくごえほん」は、長く愛される落語の名作を、かわいい絵とわかりやすい文章で伝えるシリーズ。大の落語…

    文芸・カルチャー

    2020/2/28

  • レビュー

    クールな薬師と美貌の宦官が、薬の知識で後宮の事件を解決!? 大人気中華風ミステリー『薬屋のひとりごと』

    ※「ライトに文芸はじめませんか? 2020年 レビューキャンペーン」対象作品 『薬屋のひとりごと』(日向夏/主婦の友社) 巷の評判になるダイエットは、ひととおり試してみ…

    文芸・カルチャー

    2020/2/26

  • レビュー

    器用に恋ができなくなった…そう悩む大人に刺さる粋でロマンチックな恋唄「都々逸」の世界

    『26文字のラブレター』(遊泳舎:編、いとうあつき:絵/遊泳舎) 思い返せば学生時代の恋は楽しかった。気になる人との関係に一喜一憂しながら、誰かを好きになることそ…

    文芸・カルチャー

    2020/2/26

  • インタビュー・対談

    「人生は水平移動でもいい」ジェーン・スーさん、堀井美香アナの言葉が疲れた心にじんわりしみる!

    『これでもいいのだ』(ジェーン・スー/中央公論新社) ジェーン・スーさんの最新エッセイ集『これでもいいのだ』(中央公論新社)の刊行を記念して、2月5日にブックファ…

    文芸・カルチャー

    2020/2/26

  • レビュー

    「オバさん」になるって、そんなに嫌なこと? ジェーン・スーの“加齢肯定賛歌”『これでもいいのだ』

    『これでもいいのだ』(ジェーン・スー/中央公論新社) バブルが終わりかけのころ、「私がオバさんになっても」と「加齢」への複雑な思いを森高千里は華麗なミニスカート…

    文芸・カルチャー

    2020/2/26

  • 連載

    愛やセックスがよくわからない。寄る辺なき私が「つながり」を求めて読んだ1冊の光【読書日記17冊目】

    2020年2月某日 愛のことが何もわからない。 文筆家として活動するテーマに「家族と性愛」なんて看板まで掲げちゃって、コンプレックスを前面に打ち出して恥ずかしいなと気…

    文芸・カルチャー

    2020/2/25

  • ニュース

    「どんな境遇の人でも悩んでいい、辛いって叫んだっていい」 西加奈子『i(アイ)』書店ディスプレイコンクール開催中

    『i(アイ)』(西加奈子/ポプラ社) 累計29万部を突破した大ヒット小説『i(アイ)』の書店店頭ディスプレイコンクールが、2020年3月31日(火)までの期間で開催中。様々…

    文芸・カルチャー

    2020/2/25

  • レビュー

    ベンチャー企業に「家政婦」⁉ おいしいごはんに心が癒される…だけじゃない! 登場人物の葛藤と秘密が重なり合って思いもよらぬ結末が……

    『まずはこれ食べて』(原田ひ香/双葉社) 主人公なのになんて性格の悪い女なんだ……と最初は思った。『まずはこれ食べて』(原田ひ香/双葉社)の胡雪である。学生時代の仲…

    文芸・カルチャー

    2020/2/24

  • ニュース

    病は芸術に通じる!? 横尾忠則のユニークすぎる病気克服法とは

    『病気のご利益』(横尾忠則/ポプラ社) 世界的に評価されている美術家・グラフィックデザイナーの横尾忠則によるエッセイ『病気のご利益』が、2020年2月13日(木)に発売…

    文芸・カルチャー

    2020/2/24

  • レビュー

    戦国武将は何を食べていた? 再現して食べてみると「まずい!」

    『戦国、まずい飯!』(黒澤はゆま/集英社) 歴史小説や時代劇などには、登場人物たちがメシを食っているシーンがよく出てくる。池波正太郎の時代小説の食事場面がどれも…

    文芸・カルチャー

    2020/2/23

  • レビュー

    前科21犯の著者が語る、笑いと涙のトンデモナイ犯行現場! プロの泥棒が防犯対策を教えます!!

    『今だから話せる泥棒日記』(青木一成/ベストブック) 今の自分の仕事に、不平や不満を持っている人は少なくないだろう。もとより、望んだ仕事があっても就くこと自体が大…

    文芸・カルチャー

    2020/2/22

  • レビュー

    戦死者の遺品を返還する帰還兵が、自身の過去に隠された真実と向き合うとき――死とは何かを考えさせられる、圧倒的デビュー作

    『そして、遺骸が嘶く ―死者たちの手紙―』(酒場御行/メディアワークス文庫/KADOKAWA) 日本最大級にして最高倍率の新人賞、電撃小説大賞。本年度の第26回で応募総数4607…

    文芸・カルチャー

    2020/2/22

  • レビュー

    猫好きな人にもあえて『私はネコが嫌いだ。』を読んでほしい。その理由は?

    『私はネコが嫌いだ。』(よこただいすけ/つちや書店) 2月22日は、ニャンニャンニャンという語呂合わせで「猫の日」です。ロシアでは3月1日、アメリカ合衆国は10月29日、…

    文芸・カルチャー

    2020/2/22

  • レビュー

    シャバから隔離された“刑務所”が舞台。警察小説の名手、横山秀夫氏が称賛! 濃厚な人間ドラマを描く連作ミステリー『看守の流儀』

    『看守の流儀』(城山真一/宝島社) かつてアメリカでおこなわれた「スタンフォード監獄実験」をご存じだろうか。心身ともに健康な被験者を看守役と囚人役に分け、実際の…

    文芸・カルチャー

    2020/2/22

  • レビュー

    職業、「死神」!? 死者の未練を晴らす少年少女の青春ストーリーを読書メーターユーザーはどう読んだのか

    ※「ライトに文芸はじめませんか? 2020年 レビューキャンペーン」対象作品 『時給三〇〇円の死神』(藤まる/双葉社) 累計15万部突破。『時給三〇〇円の死神』(双葉社)…

    文芸・カルチャー

    2020/2/21

  • インタビュー・対談

    【ひとめ惚れ大賞】顔ハメ看板は絶対にコンプリートできないのです『顔ハメ百景』塩谷朋之インタビュー

    『顔ハメ百景 長崎 天領ぶらぶら編』 塩谷朋之 装丁:白畠かおり イラスト:山本春菜 編集:里見重之 阿佐ヶ谷書院1000円(税別) 僕が顔ハメ看板の魅力にとりつかれたの…

    文芸・カルチャー

    2020/2/21

  • レビュー

    イケメンわんこ准教授×嘘を聞き分ける大学生が、民俗学の知識で怪事件を解決! 『准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき』

    ※「ライトに文芸はじめませんか? 2020年 レビューキャンペーン」対象作品 『准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき』(澤村御影/角川文庫/KADOKAWA) 嘘発見器があれ…

    文芸・カルチャー

    2020/2/20

  • レビュー

    僕のことを毎日忘れる彼女と、毎日出会い、恋をして、そして突如訪れる衝撃の展開――純度100パーセントの恋愛小説

    『今夜、世界からこの恋が消えても』(一条岬/メディアワークス文庫/KADOKAWA) 無色透明な日々を送る高校2年生の”僕”こと神谷透。クラスメイトを苛めから庇うため、一度…

    文芸・カルチャー

    2020/2/20

  • レビュー

    その少女は1974年から現われた!? 横浜から離島へやってきた少年と時を越えた少女、衝撃と感動のボーイ・ミーツ・ガール小説

    ※「ライトに文芸はじめませんか? 2020年 レビューキャンペーン」対象作品 『どこよりも遠い場所にいる君へ』(阿部暁子/集英社オレンジ文庫) ここではないどこかへ、逃…

    文芸・カルチャー

    2020/2/20

  • レビュー

    猫4匹と鳥2羽の賑やかな暮らしが愛おしい!『日々猫だらけ ときどき小鳥』

    『日々猫だらけ ときどき小鳥』(あさのますみ/ポプラ社) 単調な毎日に喜怒哀楽をもたらしてくれる。動物には、そんな力があるように思う。筆者は3匹の猫と暮らしている…

    文芸・カルチャー

    2020/2/20

  • 連載

    藤本さきこの本喰族!! 神に、自分に、いつも大きく心を開いていたい。『喜びと出会うとっておきのおはなし』ギュンタ・ケルクマン /連載第12回

    私にとって本は、食べて吸収し細胞にするもの。 食べることと同じくらいを作っていく。 食物が肉体のエネルギーを作るなら、書物は魂のエネルギーをつくる。 ひとつだけ違…

    文芸・カルチャー

    2020/2/19

  • レビュー

    故国を戦禍から救う方法は、W身代わりの契約結婚!? 圧倒的おもしろさの中華後宮ファンタジーシリーズ第1弾『後宮の花は偽りをまとう』

    ※「ライトに文芸はじめませんか? 2020年 レビューキャンペーン」対象作品 『後宮の花は偽りをまとう』(天城智尋/双葉社) 中華後宮もの、身代わり、契約結婚。ひとつで…

    文芸・カルチャー

    2020/2/19

  • レビュー

    「もしもあの時こうしていたら…」と後悔が多い大人の心に刺さるヨシタケシンスケの絵本『もしものせかい』

    『もしものせかい』(ヨシタケシンスケ/赤ちゃんとママ社) 誰でも、「もし〇〇だったら…」という仮定の世界に思いを馳せることがある。1つの道しか生きられないと分かり…

    文芸・カルチャー

    2020/2/19

  • レビュー

    「終身雇用」「年功序列」が現存する“日本型企業”に忍び寄る外資の脅威! 対抗策は「くっつかない糊」!?

    ※「ライトに文芸はじめませんか? 2020年 レビューキャンペーン」対象作品 『新装版 膠着 スナマチ株式会社奮闘記(中公文庫)』(今野敏/中央公論新社) 大手銀行が社員…

    文芸・カルチャー

    2020/2/18