『間宵の母』(歌野晶午/双葉社) また一作、しみじみ嫌な小説(褒め言葉)が誕生した。 歌野晶午の新刊『間宵の母』(双葉社)である。 歌野晶午といえば本格ミステリー…
文芸・カルチャー
2020/1/11
『灘校物語』(和田秀樹/サイゾー) 「十で神童、十五で才子、二十過ぎればただの人」という言葉があるように、子どもの頃は誰もが自分のことを天才だと思っていた。そう…
文芸・カルチャー
2020/1/11
『ごはん山』(はらぺこめがね/白泉社) みんな大好き、たきたてごはん! 頂点に向かってなめらかなカーブを描く三角形。これって何かに似てる!? 『ごはん山』(白泉社)…
文芸・カルチャー
2020/1/11
『恋愛禁止』(長江俊和/KADOKAWA) 人を愛するのは、どうしてこんなにも難しいのだろう。相手が自分のことを受け入れてくれるとは限らないし、愛が相手の負担になってし…
文芸・カルチャー
2020/1/7
『山猫珈琲』(湊かなえ/双葉社) 単行本と文庫本合わせた累計部数は358.7万部。松たか子主演で映画化されたデビュー作『告白』をはじめ、湊かなえさんの小説が軒並み映像…
文芸・カルチャー
2020/1/6
『しらふで生きる 大酒飲みの決断』(町田康/幻冬舎) 〈二十歳のとき、酒を讃むる歌十三首を読んで以来、大伴旅人だけを信じ、大伴旅人の言うとおりに生きてきた。(略)…
文芸・カルチャー
2020/1/4
『聖なるズー』(濱野ちひろ/集英社) AVの中には「これは残酷過ぎる」と、抗議の声が寄せられるジャンルがある。そのひとつが、性行為のために動物が登場するものだ。「…
文芸・カルチャー
2020/1/4
『NHKラジオ深夜便 絶望名言2』(頭木弘樹・NHK〈ラジオ深夜便〉制作班/飛鳥新社) どうしようもなく辛い状況に陥った時、「それはしんどかったね…」と、ただただ共感して…
文芸・カルチャー
2020/1/4
『パワースポットはここですね』(髙橋秀実/新潮社) 普段は格別な信仰心がなくても、お正月だけは神社にお参りに行くという人も多いだろう。冷たい冬の空気のなか参拝し…
文芸・カルチャー
2020/1/4
『なんだろうなんだろう』(ヨシタケシンスケ/光村図書出版) 今や新刊を出すごとに注目を集め、そのすべての作品が大人気となる絵本作家ヨシタケシンスケさん。『りんご…
文芸・カルチャー
2020/1/3
『タロットの秘密』(鏡リュウジ/講談社) 荒木飛呂彦の人気作『ジョジョの奇妙な冒険』をはじめ、さまざまなマンガ、アニメ、ゲームの題材とされてきたこともあり、タロ…
文芸・カルチャー
2020/1/3
『大名倒産』(上下巻)(浅田次郎/文藝春秋) 【あらすじ】 足軽の子かと思いきや、お殿様ご落胤と判り、あれよあれよと大名となった小四郎、いや、越後丹生山三万石松平…
文芸・カルチャー
2020/1/2
『大名倒産』(浅田次郎/文藝春秋) ちょっと想像してみてほしい。 あなたは小規模、けれども伝統ある会社の社長だ。父親が先代社長だったので後継者に選ばれた。だが、実…
文芸・カルチャー
2020/1/2
『西洋占星術史 科学と魔術のあいだ』(中山茂/講談社) なぜ占星術、星占いは、時代や国を超えて人々の関心をここまで強く寄せ続けるのか。どうやら、未来という不明瞭な…
文芸・カルチャー
2020/1/2
『最後の一文』(半沢幹一/笠間書院) 小説の“最初の一文”は名文と称されるものが多いが、ひとつの物語が終わる“最後の一文”に注目する人は少数派かもしれない。しかし、…
文芸・カルチャー
2020/1/1
壇蜜さんの初小説『はんぶんのユウジと』(文藝春秋)は、27歳・結婚3か月にして夫が突然死してしまった「イオリ」が、「遺骨」とともに暮らす日々を描いた表題作をはじめ…
文芸・カルチャー
2020/1/1
【前編】しんどかった青春時代を肯定し、これからを生きていく。又吉直樹、最新作『人間』を語る 青春のきらめきと儚さを、デビュー作『火花』、第2作『劇場』描いてきた…
文芸・カルチャー
2019/12/31
青春のきらめきと儚さを、デビュー作『火花』、第2作『劇場』描いてきた又吉直樹。だが、第3作にして初となる長編小説『人間』の主人公は、著者と同じ38歳という設定。自…
文芸・カルチャー
2019/12/30
『リメンバー』(五十嵐貴久/幻冬舎) 「私と一緒にいるの幸せでしょ?」――2019年の秋ドラマ「リカ」は、この謳い文句と高岡早紀さんの怪演で作中の登場人物だけでなく、…
文芸・カルチャー
2019/12/29
『ダ・ヴィンチ』本誌の人気連載コーナー「この本にひとめ惚れ」から、コルク代表・佐渡島さんのひとめ惚れ本を紹介。『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』といった大ヒット作品を…
文芸・カルチャー
2019/12/29
『わたしのいるところ』 ジュンパ・ラヒリ:著中嶋浩郎:訳 装丁(日本語版):新潮社装幀室 カバー写真(日本語版):大木靖子 編集(日本語版):須貝利恵子 新潮社1700…
文芸・カルチャー
2019/12/29
『深淵の怪物』(木江恭/双葉社) 大沢在昌、本多孝好、永井するみ、湊かなえを輩出したミステリーに特化した新人文学賞の最高峰、小説推理新人賞。第39回の同賞で応募作2…
文芸・カルチャー
2019/12/28
『不審者』(伊岡瞬/集英社) かわり映えしない日常は幸せなはずなのに、時折少し物足りなく感じられることもある。「平凡」のくり返しから抜け出て、環境や自分をガラっ…
文芸・カルチャー
2019/12/28
日本出版販売(日販)とトーハンが発表した「2019年 年間ベストセラー」によれば、2019年もっとも売れた文芸書は、瀬戸まいこ氏著の『そして、バトンは渡された』(文藝春…
文芸・カルチャー
2019/12/28
帰省や旅行の移動時間に楽しめる読み応えのあるミステリー小説を5作品紹介! ラスト1ページまで楽しんでみてほしい。 この記事の目次 ・『ワルツを踊ろう』 ・『逃亡者』 …
文芸・カルチャー
2019/12/28
さまざまなことがあった2019年、皆さんにとってはどんな1年でしたか? ちょっと疲れてしまったなという方も、手応えを実感しているという方も、今年1年間の疲れを癒して、…
文芸・カルチャー
2019/12/28
さまざまなことがあった2019年、皆さんにとってはどんな1年でしたか? ちょっと疲れてしまったなという方も、手応えを実感しているという方も、今年1年間の疲れを癒して、…
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2019/12/28
さまざまなことがあった2019年、皆さんにとってはどんな1年でしたか? ちょっと疲れてしまったなという方も、手応えを実感しているという方も、今年1年間の疲れを癒して、…
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2019/12/28
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2019/12/28
『歩道橋シネマ』(恩田陸/新潮社) 夕暮れだろうか、それとも夜明けか。ひんやりとした建築物の合間からのぞく鮮やかな空の装丁が美しい『歩道橋シネマ』(恩田陸/新潮社…
文芸・カルチャー
2019/12/28
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スーパーで万引き…? 突然姿を消した夫が変わり果てた姿で見つかった。悪意と狂気を描く至極のサスペンス『デブスの戯れ』【書評】
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闇社会で戦う謎の美女トモコと、孤独な風俗嬢の智子。ふたりのトモコが巨悪に挑む、伝説のハードボイルド小説・大沢在昌『相続人TOMOKO』が復刊【書評】
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