私にとって本は、食べて吸収し細胞にするもの。 食べることと同じくらいを作っていく。 食物が肉体のエネルギーを作るなら、書物は魂のエネルギーをつくる。 ひとつだけ違…
文芸・カルチャー
2019/5/12
『毒よりもなお』(森晶麿/KADOKAWA) どんでん返しの結末にワクワクさせられる小説は、巷にたくさん溢れている。しかし、本稿で紹介する『毒よりもなお』(森晶麿/KADOKA…
文芸・カルチャー
2019/5/11
『レンタルなんもしない人のなんもしなかった話』(レンタルなんもしない人/晶文社) 日本では今後、ロボットが人間の仕事を奪っていくといわれているが、一方で新しい仕…
文芸・カルチャー
2019/5/11
『15歳のテロリスト』(松村涼哉/KADOKAWA) 世の中は、負の感情で満ち溢れている。徹底した悪叩き。誰もが被害者にも加害者になりうる可能性を秘めている時代だ。ネット…
文芸・カルチャー
2019/5/10
2019年7月19日(金)より全国公開の映画『天気の子』。映画公開前日の7月18日(木)には、角川文庫『小説 天気の子』(新海誠/KADOKAWA)が発売されることが決定し、現在…
文芸・カルチャー
2019/5/9
『弥栄の烏』(阿部智里/文藝春秋) ついに累計130万部を突破した阿部智里の「八咫烏」シリーズ。山神によって創られた〈山内(やまうち)〉と呼ばれる異界を舞台に、人間…
文芸・カルチャー
2019/5/9
『大人になったら、』(畑野智美/中央公論新社) 年を重ねるにつれて、考えなければならない事柄は増えてくる。結婚、出産、仕事――。自分は誰とどんな人生を送りたいのか…
文芸・カルチャー
2019/5/8
2007年にアメリカで、2008年には日本で発売され、多くの読者を涙させた絵本『ちいさなあなたへ』(原題『Someday』)。母親でいることの幸せや葛藤を綴ったこの絵本は、こ…
文芸・カルチャー
2019/5/8
『あの子はもういない』(イ・ドゥオン:著、小西直子:訳/文藝春秋) 「これぞ韓流“激辛”サスペンスの真骨頂だ」――ミステリ評論家の千街晶之氏をそう唸らせた『あの子は…
文芸・カルチャー
2019/5/7
『すごい言い訳!』(中川越/新潮社) 政治家の舌禍事件は、時期を問わず何かと話題になる。政治家はメディアの前にさらされ、当然釈明に追われることになるが、その内容…
文芸・カルチャー
2019/5/7
『マーダーハウス』(五十嵐貴久/実業之日本社) 人間の毒々しさが巧みに表現された文章に痺れる…。――五十嵐貴久氏のサイコミステリーを読むと、いつもそんな感覚で胸がい…
文芸・カルチャー
2019/5/6
私にとって本は、食べて吸収し細胞にするもの。 食べることと同じくらいを作っていく。 食物が肉体のエネルギーを作るなら、書物は魂のエネルギーをつくる。 ひとつだけ違…
文芸・カルチャー
2019/5/5
『心音』(乾ルカ/光文社) 自分の命にはどれほどの価値があるのだろう…。日常の中で、ふとそんな想いに駆られた経験は誰にでもあるはず。心が疲れているときには、特にそ…
文芸・カルチャー
2019/5/3
『指名手配作家』(藤崎翔/双葉社) 担当編集者というものは、ときにやさしく、ときに厳しい存在だ。こちらを褒めて気分良く仕事ができるようにしてくれることもあるし、…
文芸・カルチャー
2019/5/3
『むかしむかしあるところに、死体がありました。』(青柳碧人/双葉社) 日本人なら誰でも知っている、桃太郎や一寸法師、鶴の恩返しなどの昔ばなし。「むかしむかしある…
文芸・カルチャー
2019/5/2
最近、女性読者が急増している官能小説。女性にもファンの多い作家のひとり、草凪優氏の名前は、本好きなら知っている人も多いだろう。官能小説が描くのは“性”だが、“性”…
文芸・カルチャー
2019/5/1
『続 聞き出す力』(吉田豪/日本文芸社) ずっとインタビューをしてみたいと思っている人がいる。プロインタビュアーの吉田豪だ。しかし、吉田豪にインタビューをするとい…
文芸・カルチャー
2019/5/1
“家族と過ごす時間”は、とくに血の繋がっている間柄だと、多少の不義理をしたくらいでは関係は壊れまいという安心感から、あとまわしにしがち。いつまでも自分が子どもの…
文芸・カルチャー
2019/4/30
『シーソーモンスター』(伊坂幸太郎/中央公論新社) 「愛している人の親だから、大事にできるに決まっている」。そんな甘い考えを持っていると、痛い目をみるのが、嫁姑…
文芸・カルチャー
2019/4/28
『よるのばけもの』(住野よる/双葉社) どうして、人は集まると、誰かを爪弾きにしたくなるのだろう。誰かひとりを敵とみなすことで、結束しようとしてしまうのはなぜな…
文芸・カルチャー
2019/4/28
読後に余韻が残る小説を知りたい…。そう思っている方におすすめなのが、人間の心の奥にあるドロドロとした感情を巧みに描いたイヤミス小説。イヤミスとは、読んでいて嫌な…
文芸・カルチャー
2019/4/28
『よみたい万葉集』(まつしたゆうり、松岡文、森花絵:著 、村田右富実 :監修、阪上望 :助手/西日本出版社) 新元号「令和」の基となったことで話題の万葉集。ちょっと…
文芸・カルチャー
2019/4/28
『下衆の極み』(林真理子/文藝春秋) 林真理子先生といえば、『西郷どん!』や『不機嫌な果実』、『ラブストーリーは突然に』など誰もが知る名著やドラマの原作を書いた…
文芸・カルチャー
2019/4/27
『府中三億円事件を計画・実行したのは私です。』(白田/ポプラ社) 2018年12月7日(金)に、歴史的大事件の真相を描いた『府中三億円事件を計画・実行したのは私です。』…
文芸・カルチャー
2019/4/27
『夜の塩』(山口恵以子/徳間書店) 昭和30年。戦後の混乱もようやく落ち着き、人々の生活に少しずつ日常が戻ってきた時代である。だが、戦争の傷跡は深く、社会の裏側に…
文芸・カルチャー
2019/4/27
『人生も作品! 芸術家たちのプライベート美術館』(講談社:編/講談社) これからの大型連休に旅行やお出かけの予定を立てている人も多いだろう。レジャーやアクティビテ…
文芸・カルチャー
2019/4/27
『文豪お墓まいり記』(山崎ナオコーラ/文藝春秋) 現実世界から離れるために本を開く、そして本が好きになる…。この感覚がわかる方は多いのではないだろうか? 作家の山…
文芸・カルチャー
2019/4/27
時間がたっぷりとあるGWは、なにかおもしろい本に触れたくもなるもの。そんな時は、王道のミステリー小説をじっくりと楽しみ、スリル感を満喫してみてはいかがだろうか? …
文芸・カルチャー
2019/4/27
『夏の陰』(岩井圭也/KADOKAWA) 「(我が子が)このような不祥事を起こして大変申し訳ない」……事件が起きたとき、罪を犯した本人ではなくその親が社会に向けて謝罪する…
文芸・カルチャー
2019/4/26
『ふしぎ荘で夕食を ~幽霊、ときどき、カレーライス~』(村谷由香里/メディアワークス文庫 KADOKAWA刊) 『君は月夜に光り輝く』『ちょっと今から仕事やめてくる』『博…
文芸・カルチャー
2019/4/25
1
スーパーで万引き…? 突然姿を消した夫が変わり果てた姿で見つかった。悪意と狂気を描く至極のサスペンス『デブスの戯れ』【書評】
2
3
4
5
ヨシタケシンスケ 自己肯定感の低さが決定的になった瞬間は。自分を好きじゃなくても生きるヒントをもらえる、イラスト&インタビュー集【書評】
人気記事をもっとみる
インタビュー・対談
「問題ないです!」この一言がダイエッター達の心の支えになる。ダイエット系人気動画クリエイター・片倉岳人が初書籍を刊行
レビュー
悪女に仕立て上げられ追放された令嬢が出会ったのは美しくも恐ろしいオオカミ。さらに、孤高の陛下から溺愛されて――【書評】
PR
レビュー
婚約破棄されて「人生最悪」な女性が不思議な図書館に迷い込み…!?強制的に絶望と向き合ってみたら【書評】
レビュー
闇社会で戦う謎の美女トモコと、孤独な風俗嬢の智子。ふたりのトモコが巨悪に挑む、伝説のハードボイルド小説・大沢在昌『相続人TOMOKO』が復刊【書評】
PR
レビュー
父から虐待を受ける少年と指名手配犯。間違った「道標」に導かれた者たちを描く、芦沢央『夜の道標』をレビュー
PRブルーピリオド(17) (アフタヌーンコミックス)
魔導具師ダリヤはうつむかない ~Dahliya Wilts No More~ 8巻 魔導具師ダリヤはうつむかない~Dahliya Wilts No More~ (ブレイドコミックス)
ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで 12 (ガルドコミックス)