『TAS 特別師弟捜査員』(中山七里/集英社) “どんでん返しの帝王”という異名をもつ作家・中山七里。『さよならドビュッシー』『テミスの剣』など著作の実写化も多いのは…
文芸・カルチャー
2018/9/28
『ある男』(平野啓一郎/文藝春秋) 「ある男とは、誰のことなのだろう?」 本作を読み始めた人の頭にまず浮かぶのは、この問いである。 『マチネの終わり』以来2年ぶりと…
文芸・カルチャー
2018/9/28
10月10日に3枚目のオリジナルアルバム『Gradation in Love』をリリースする、シンガーソングライターの中嶋ユキノさんと、ツイートをまとめたエッセイ『僕の隣で勝手に幸…
文芸・カルチャー
2018/9/27
『もういちど、本屋へようこそ』(田口幹人/PHP研究所) 今でこそ本の読み聞かせは、親が子供にするかイベントのようになっているけれど、歴史的には黙読することのほうが…
文芸・カルチャー
2018/9/27
『炎の来歴』(小手鞠るい/新潮社) 本書『炎の来歴』(小手鞠るい/新潮社)に描かれているのは、男女の熱い書簡の記憶である。アメリカ人女性と日本人男性が交わしたエア…
文芸・カルチャー
2018/9/26
『到達不能極』(斉藤詠一/講談社) 到達不能極――。それは、陸のなかで最も海から遠い点、あるいは海のなかで陸から最も遠い点のことである。“不能”といっても本当にたど…
文芸・カルチャー
2018/9/26
『「私が笑ったら、死にますから」と、水品さんは言ったんだ。』(隙名こと/ポプラ社) 15分で1万円のバイトに興味はありませんか?クラスメートの美少女から、突然そう聞…
文芸・カルチャー
2018/9/25
『リンダリンダリンダ』『もらとりあむタマ子』といった山下敦弘監督とコンビを組んだ作品で知られ、映画『聖の青春』『ピース オブ ケイク』などの脚本も手がけてきた向…
文芸・カルチャー
2018/9/24
『ひとつむぎの手』(知念実希人/新潮社) 医は仁術。医術は単なる技術ではなく、人を救う道であるはずだ。だが、残念ながら医師にとって正しい道を常に進み続けることは…
文芸・カルチャー
2018/9/23
『ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~』(三上延/KADOKAWA) 鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂の美しき店主・篠川栞子が、古書にまつわる謎を…
文芸・カルチャー
2018/9/22
『マチネの終わりに』(平野啓一郎/毎日新聞出版) 人生の幸せを大きく左右するものの1つに、恋愛がある。誰と出会い、恋をして、そのまま2人は添い遂げるのか、それとも…
文芸・カルチャー
2018/9/22
『リンダリンダリンダ』『もらとりあむタマ子』といった山下敦弘監督とコンビを組んだ作品で知られ、映画『聖の青春』『ピース オブ ケイク』などの脚本も手がけてきた向…
文芸・カルチャー
2018/9/22
『愛なき世界』(三浦しをん/中央公論新社) 三浦しをんさんの新作『愛なき世界』(中央公論新社)、タイトルが意味するのは植物のことだ。脳や神経のない植物には、思考…
文芸・カルチャー
2018/9/22
©2018「パパはわるものチャンピオン」製作委員会 新日本プロレスによる真夏の最強決定戦で、見事チャンピオンにのぼりつめた棚橋弘至が主演をつとめる映画『パパはわるも…
文芸・カルチャー
2018/9/21
『シルバー川柳8書き込んだ予定はすべて診察日』(全国有料老人ホーム協会、ポプラ社編集部/ポプラ社) 自身の老いた悲哀エピソードにユーモアを織り交ぜて、五七五の言葉…
文芸・カルチャー
2018/9/20
『La Vie en Rose ラヴィアンローズ』(村山由佳/集英社) 漆黒の表紙に咲き誇る大輪の薔薇――その濃厚な芳香に包まれるかのような村山由佳さんの美しく危険な恋愛小説『La…
文芸・カルチャー
2018/9/20
9月4日調べの「トーハン週間ベストセラー」が発表されました。各ジャンルから注目の本をピックアップしてご紹介します。 単行本・文芸書ランキング1位は、7週連続で『下町…
文芸・カルチャー
2018/9/18
『彼女は頭が悪いから』(姫野カオルコ/文藝春秋) 「楽しい気持ちになりたい」「ほっこりとした、温かいものを感じたい」。そういった動機で日頃小説を手に取る人には、…
文芸・カルチャー
2018/9/18
『ポイズンドーター・ホーリーマザー』(湊かなえ/光文社) 湊かなえ氏は“反転”を描く作家だ。人は誰しも自分だけの物語を生きている。よかれと思っての言動が、誰かを苦…
文芸・カルチャー
2018/9/18
『ノラネコぐんだん おばけのやま』(工藤ノリコ/白泉社) 工藤ノリコ氏の大人気絵本『ノラネコぐんだん』(白泉社)が2018年の6月にシリーズ累計100万部を突破! さらに2…
文芸・カルチャー
2018/9/18
日本近代文学の巨峰として、今なお高い人気を誇る夏目漱石。日本人の私たちが文学の世界に浸るためには、彼が外せないことは言うまでもない。高校生の頃、教科書に抜粋さ…
文芸・カルチャー
2018/9/16
10月10日に3枚目のオリジナルアルバム『Gradation in Love』をリリースする、シンガーソングライターの中嶋ユキノさんと、ツイートをまとめたエッセイ『僕の隣で勝手に幸…
文芸・カルチャー
2018/9/16
『猫のお告げは樹の下で』(青山美智子/宝島社) そういえば、「人生って思うとおりにはいかないな」と感じ始めたのは、小学4年生くらいのときだった。クラスの友人関係に…
文芸・カルチャー
2018/9/14
『だいじょうぶだよ、モリス 「こわい」と「いやだ」がなくなる絵本』(カール=ヨハン・エリーン:著、中田敦彦:訳/飛鳥新社) 「子どもを寝かしつけるのにピッタリだ」…
文芸・カルチャー
2018/9/14
『ちどり亭にようこそ~京都の小さなお弁当屋さん~』(十三湊/KADOKAWA) 料理を美味しく作るコツは面倒くさがらず、一手間をかけること。些細に思える手間が、料理の味…
文芸・カルチャー
2018/9/13
『三四郎 (角川文庫)』(夏目漱石/KADOKAWA) 熊本の高等学校を卒業し、東京帝国大学に合格した真面目な主人公の三四郎は、23歳だが女性経験がない田舎者。女性と共に相部…
文芸・カルチャー
2018/9/13
『羊と鋼の森』(宮下奈都/文藝春秋) やさしい眼差しで人の営みを見つめ、心の機微を丁寧な筆致であぶり出す作家・宮下奈都さん。彼女の作品は多くの書店員に愛されてお…
文芸・カルチャー
2018/9/13
『消滅世界(河出文庫)』(村田沙耶香/河出書房新社) 女性は子どもを産んで当たり前、大人は子育てをして一人前という時代は終わりを告げつつある。しかし、「LGBTは生…
文芸・カルチャー
2018/9/12
『ナースコール! 戦う蓮田市リハビリ病院の涙と夜明け』(川上途行/ポプラ社) リハビリ病院を舞台にした『ナースコール! 戦う蓮田市リハビリ病院の涙と夜明け』(川上途…
文芸・カルチャー
2018/9/12
『リアルフェイス』(知念実希人/実業之日本社) 顔や体を変えることに何の問題があるのだろう。美容整形は、人の見た目を美しく変えるだけのものではない。美容整形は、…
文芸・カルチャー
2018/9/12
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