『拳に聞け!』(塩田武士/双葉社) 7月に文庫化された『拳に聞け!』(双葉社)は、『罪の声』『騙し絵の牙』といったベストセラーで知られる作家・塩田武士が、ボクシン…
文芸・カルチャー
2018/9/11
私は高橋真理子。 誰よりも美しくて強い女。 鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰? 私が望むものはすべて私のものなのよ。 私の思い通りにならないものは消えてしまえばいい…
文芸・カルチャー
2018/9/10
『数字が明かす小説の秘密 スティーヴン・キング、J・K・ローリングからナボコフまで』(ベン・ブラット:著、坪野圭介:翻訳/DU BOOKS) 小説において、名作と駄作の違い…
文芸・カルチャー
2018/9/10
マスター、忙しいときに入れてもらって、なんだかすみません。というような当たり障りのない会話を振ると案の定。 「今日は有名な劇団の打ち上げがあってね。知ってるかな…
文芸・カルチャー
2018/9/9
恋しい人と想いが通じたそのあとに、軽く触れ合うだけのキスで済むはずがない! そんなふうに体をよじる大人の読者におくりたい、エロティックな文庫を3冊セレクト。秋の…
文芸・カルチャー
2018/9/9
『羅生門・鼻・芋粥 (角川文庫)』(芥川龍之介/KADOKAWA) 物語の舞台は平安京。日暮れどき、ひとりの身分の低い男が、都の正門である羅生門の下で雨宿りをしていた。その…
文芸・カルチャー
2018/9/9
『ヌードがわかれば美術がわかる』(布施英利/集英社) ヌード。考えれば考えるほど、不思議なものだ。美術館に展示されている作品、ときにはレストランの壁に掛けられた…
文芸・カルチャー
2018/9/9
「もしコペルニクスが、地動説を説かなければ」 「もしニュートンが、万有引力を発見しなければ」 「もしダーウィンが、生物の進化を体系化しなければ」 歴史の議論に「if…
文芸・カルチャー
2018/9/9
『コンビニ人間』(村田沙耶香/文藝春秋) 「どうして結婚しないの?」「どうして子ども産まないの?」「どうして就職しないの?」「どうして普通にできないの?」――世間…
文芸・カルチャー
2018/9/8
店内の本はすべて猫本! 店員も猫! ビールも飲めるという前代未聞の本屋「Cat’s Meow Books(キャッツミャウブックス)」。三軒茶屋駅から東急世田谷線で一駅の「西太子…
文芸・カルチャー
2018/9/8
千秋楽の日。地方公演では多少ざわついていたラストシーンも、今日は張りつめたように静まり返っていた。それだけ目の前の演劇に観客が魅入ってくれていたということだろ…
文芸・カルチャー
2018/9/8
『村上春樹語辞典: 村上春樹にまつわる言葉をイラストと豆知識でやれやれと読み解く』(ナカムラ クニオ、道前宏子/誠文堂新光社) 作品数、実力はもとより、長年にわたり…
文芸・カルチャー
2018/9/8
『君の嘘と、やさしい死神』(青谷真未/ポプラ社) 「第3回読書メーター×ダ・ヴィンチ レビュアー大賞」の課題図書に選ばれた『君の嘘と、やさしい死神』(青谷真未/ポプ…
文芸・カルチャー
2018/9/8
『火のないところに煙は』(芦沢央/新潮社) これは実話か、それともフィクションか?刊行直後から各メディアで話題騒然の、芦沢央さんの小説『火のないところに煙は』(…
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2018/9/7
八月の終わり。 幸正さんが所属する劇団の本拠地である初美座。暑い夏の終わりの日に、あなたに最初の接近を試みることにしました。 この日に向けて、いくつかのする準備…
文芸・カルチャー
2018/9/7
『地球星人』(村田沙耶香/新潮社) 人間は、働くのもセックスするのも本当は嫌いなんだよ。催眠術にかかって、それが素晴らしいものだと思わされているだけだ 芥川賞作家…
文芸・カルチャー
2018/9/7
『悪童(ワルガキ) 小説 寅次郎の告白』(山田洋次/講談社) 筆者がまだ年端もいかない幼少の頃、両親が「男はつらいよ」シリーズを鑑賞して、目頭を押さえていた記憶が…
文芸・カルチャー
2018/9/7
『対岸の家事』(朱野帰子/講談社) 「家事なんて、いい家電があれば仕事の片手間にできるし、専業でいる意味あるのかな」。小説『対岸の家事』(朱野帰子/講談社)のセリ…
文芸・カルチャー
2018/9/7
『ひとりぼっちじゃない』(伊藤ちひろ/KADOKAWA) 映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の脚本執筆時は20歳。映画『スカイ・クロラ』の脚本も手掛け、原作者の森博嗣氏をは…
文芸・カルチャー
2018/9/7
『任俠浴場』(今野 敏/中央公論新社) このほど累計40万部を超える今野 敏さんの「任俠」シリーズ最新作『任俠浴場』(中央公論新社)が出版された。義理と任俠を大事に…
文芸・カルチャー
2018/9/7
それにしても社長ってば、私の顔を見て「少し休んだ方がいいんじゃないか」なんて言っていたけど、失礼しちゃうわね。誰のおかげで未だに芸能プロダクションの社長でいら…
文芸・カルチャー
2018/9/6
『バー極楽』(遠藤彩見/KADOKAWA) この世には誘惑が多すぎる。煩悩を捨てるだなんて困難。あらゆるものに惑わされて、悩まされるのが人間のサガだ。そんな人間の煩悩を…
文芸・カルチャー
2018/9/6
『一日の苦労は、その日だけで十分です』(三浦綾子/小学館) 深い信仰に根ざしたその生き方から浮かび上がるのは、“愛”と“感謝”と“学び”の心。三浦綾子氏、没後20年を前…
文芸・カルチャー
2018/9/6
別れを決心してから約一年が過ぎ、僕も劇団も大きく成長した。 僕以外の俳優たちも躍進を続け、数年前に僕が口にした夢物語も現実になりつつあった。それに伴い、僕自身の…
文芸・カルチャー
2018/9/5
『すててこ寄席品川清洲亭二』(奥山景布子/集英社) 『すててこ寄席品川清洲亭二』(奥山景布子/集英社)は、幕末の品川で、念願の「寄席」を開業した不器用な大工の秀八…
文芸・カルチャー
2018/9/5
「どうしたの?」 男は制服姿で膝を抱えながら地べたに座り込む少女に声を掛けた。 場所はJR池袋駅の西口公園、夜中にひとりで座り込んでいれば誰か彼かに声を掛けられ…
文芸・カルチャー
2018/9/4
『羞恥』(チョン・スチャン:著、斎藤 真理子:翻訳/みすず書房) 2020年の東京オリンピックの話題が連日メディアを騒がせているが、半年前にあった平昌オリンピックのこ…
文芸・カルチャー
2018/9/4
『任俠学園 (中公文庫)』(今野 敏/中央公論新社) 学園モノというのは不思議とアウトローと相性(?)がいい。荒れた学校を立て直すのがヤンキーっぽい先生だったり、学…
文芸・カルチャー
2018/9/4
『この空の上で、いつまでも君を待っている(メディアワークス文庫)』(こがらし輪音/KADOKAWA) 「将来の夢なんてバカらしい」 「人生って、つまんない」 「私以外は全員…
文芸・カルチャー
2018/9/3
ポツポツと降る雨の中、女はタクシーを降りて、すぐ目の前のビルのエレベーターのボタンを押した。降り際のタクシー運転手の物珍しそうな好奇の目にも意を介さずに目的の…
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2018/9/3
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