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ジャンル:文芸・カルチャー

過去の'文芸・カルチャー'ジャンルの記事一覧(9,067件)

  • レビュー

    夢を追う人びとの成長と再生の物語に興奮する! 塩田武士のボクシング小説『拳に聞け!』

    『拳に聞け!』(塩田武士/双葉社) 7月に文庫化された『拳に聞け!』(双葉社)は、『罪の声』『騙し絵の牙』といったベストセラーで知られる作家・塩田武士が、ボクシン…

    文芸・カルチャー

    2018/9/11

  • 連載

    【第17回】ちゃんもも◎『刺激を求める脳』/真理子#6

    私は高橋真理子。 誰よりも美しくて強い女。 鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰? 私が望むものはすべて私のものなのよ。 私の思い通りにならないものは消えてしまえばいい…

    文芸・カルチャー

    2018/9/10

  • レビュー

    『数字が明かす小説の秘密』――副詞を多用する小説は駄作? 名作と副詞使用率の相関関係は…

    『数字が明かす小説の秘密 スティーヴン・キング、J・K・ローリングからナボコフまで』(ベン・ブラット:著、坪野圭介:翻訳/DU BOOKS) 小説において、名作と駄作の違い…

    文芸・カルチャー

    2018/9/10

  • 連載

    【第16回】ちゃんもも◎『刺激を求める脳』/手紙#4

    マスター、忙しいときに入れてもらって、なんだかすみません。というような当たり障りのない会話を振ると案の定。 「今日は有名な劇団の打ち上げがあってね。知ってるかな…

    文芸・カルチャー

    2018/9/9

  • まとめ

    夫のやばい性癖、不倫 …ページを脱がせていくたびに増すエロス。 “オトナの性”を書いた文庫3選!【刺激度別】

    恋しい人と想いが通じたそのあとに、軽く触れ合うだけのキスで済むはずがない! そんなふうに体をよじる大人の読者におくりたい、エロティックな文庫を3冊セレクト。秋の…

    文芸・カルチャー

    2018/9/9

  • 連載

    芥川龍之介「羅生門」あらすじ紹介。死体の髪をむしる老婆。生き延びるための罪は許されるのか

    『羅生門・鼻・芋粥 (角川文庫)』(芥川龍之介/KADOKAWA) 物語の舞台は平安京。日暮れどき、ひとりの身分の低い男が、都の正門である羅生門の下で雨宿りをしていた。その…

    文芸・カルチャー

    2018/9/9

  • レビュー

    ヘアヌード写真はNGなのにヌード彫刻はOK? ヌードの秘密を解き明かす

    『ヌードがわかれば美術がわかる』(布施英利/集英社) ヌード。考えれば考えるほど、不思議なものだ。美術館に展示されている作品、ときにはレストランの壁に掛けられた…

    文芸・カルチャー

    2018/9/9

  • ニュース

    この本がなければアインシュタインの大発見はなかった? 世界を変えた書物をひもとく

    「もしコペルニクスが、地動説を説かなければ」 「もしニュートンが、万有引力を発見しなければ」 「もしダーウィンが、生物の進化を体系化しなければ」 歴史の議論に「if…

    文芸・カルチャー

    2018/9/9

  • レビュー

    「普通」と違って何が悪い! 衝撃作『コンビニ人間』を読者はこう読んだ!

    『コンビニ人間』(村田沙耶香/文藝春秋) 「どうして結婚しないの?」「どうして子ども産まないの?」「どうして就職しないの?」「どうして普通にできないの?」――世間…

    文芸・カルチャー

    2018/9/8

  • まとめ

    猫に本にビール。夢のような専門書店、三軒茶屋「Cat’s Meow Books」店主おすすめ文庫3選!

    店内の本はすべて猫本! 店員も猫! ビールも飲めるという前代未聞の本屋「Cat’s Meow Books(キャッツミャウブックス)」。三軒茶屋駅から東急世田谷線で一駅の「西太子…

    文芸・カルチャー

    2018/9/8

  • 連載

    【第15回】ちゃんもも◎『刺激を求める脳』/幸正#6

    千秋楽の日。地方公演では多少ざわついていたラストシーンも、今日は張りつめたように静まり返っていた。それだけ目の前の演劇に観客が魅入ってくれていたということだろ…

    文芸・カルチャー

    2018/9/8

  • レビュー

    「調教済みのレタス」から影響を受けた映画や音楽まで!『村上春樹語辞典』がすごい!

    『村上春樹語辞典: 村上春樹にまつわる言葉をイラストと豆知識でやれやれと読み解く』(ナカムラ クニオ、道前宏子/誠文堂新光社) 作品数、実力はもとより、長年にわたり…

    文芸・カルチャー

    2018/9/8

  • レビュー

    絶対泣ける、レビュアー大賞課題図書!“落語”に秘めた、彼女の真実は?

    『君の嘘と、やさしい死神』(青谷真未/ポプラ社) 「第3回読書メーター×ダ・ヴィンチ レビュアー大賞」の課題図書に選ばれた『君の嘘と、やさしい死神』(青谷真未/ポプ…

    文芸・カルチャー

    2018/9/8

  • インタビュー・対談

    怪談マニアもゾッとした! 予測不可能な展開とどんでん返しに騙される…話題の小説『火のないところに煙は』裏話

    『火のないところに煙は』(芦沢央/新潮社) これは実話か、それともフィクションか?刊行直後から各メディアで話題騒然の、芦沢央さんの小説『火のないところに煙は』(…

    文芸・カルチャー

    2018/9/7

  • 連載

    【第14回】ちゃんもも◎『刺激を求める脳』/手紙#3

    八月の終わり。 幸正さんが所属する劇団の本拠地である初美座。暑い夏の終わりの日に、あなたに最初の接近を試みることにしました。 この日に向けて、いくつかのする準備…

    文芸・カルチャー

    2018/9/7

  • レビュー

    人はなぜセックスをし、子供を産むのか? “宇宙人”からはこう見えている!

    『地球星人』(村田沙耶香/新潮社) 人間は、働くのもセックスするのも本当は嫌いなんだよ。催眠術にかかって、それが素晴らしいものだと思わされているだけだ 芥川賞作家…

    文芸・カルチャー

    2018/9/7

  • レビュー

    シリーズ第1作公開50周年を前に『男はつらいよ』のエピソード・ゼロが刊行!山田洋次監督が書き下ろした初小説作品『悪童』

    『悪童(ワルガキ) 小説 寅次郎の告白』(山田洋次/講談社) 筆者がまだ年端もいかない幼少の頃、両親が「男はつらいよ」シリーズを鑑賞して、目頭を押さえていた記憶が…

    文芸・カルチャー

    2018/9/7

  • レビュー

    どうしてこんなに大変なの? 誰もが考えたい、もう一つの長時間労働「家事」のこと

    『対岸の家事』(朱野帰子/講談社) 「家事なんて、いい家電があれば仕事の片手間にできるし、専業でいる意味あるのかな」。小説『対岸の家事』(朱野帰子/講談社)のセリ…

    文芸・カルチャー

    2018/9/7

  • レビュー

    自意識過剰で、プライドが高い。生きにくい日々を送る、コミュ障の男性歯科医に訪れた転機とは……『ひとりぼっちじゃない』

    『ひとりぼっちじゃない』(伊藤ちひろ/KADOKAWA) 映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の脚本執筆時は20歳。映画『スカイ・クロラ』の脚本も手掛け、原作者の森博嗣氏をは…

    文芸・カルチャー

    2018/9/7

  • レビュー

    ヤクザが赤坂にある“潰れかけの銭湯”を再生 日本人ならではのその理由とは?

    『任俠浴場』(今野 敏/中央公論新社) このほど累計40万部を超える今野 敏さんの「任俠」シリーズ最新作『任俠浴場』(中央公論新社)が出版された。義理と任俠を大事に…

    文芸・カルチャー

    2018/9/7

  • 連載

    【第13回】ちゃんもも◎『刺激を求める脳』/真理子#5

    それにしても社長ってば、私の顔を見て「少し休んだ方がいいんじゃないか」なんて言っていたけど、失礼しちゃうわね。誰のおかげで未だに芸能プロダクションの社長でいら…

    文芸・カルチャー

    2018/9/6

  • レビュー

    「絶食系男子」が出会ったのは…欲望まみれの美人姉妹!? 煩悩まみれな人の悩みを異色のトリオが解決!

    『バー極楽』(遠藤彩見/KADOKAWA) この世には誘惑が多すぎる。煩悩を捨てるだなんて困難。あらゆるものに惑わされて、悩まされるのが人間のサガだ。そんな人間の煩悩を…

    文芸・カルチャー

    2018/9/6

  • レビュー

    その「むなしさ」を解決するには… 心が軽くなる三浦綾子のエッセイ集

    『一日の苦労は、その日だけで十分です』(三浦綾子/小学館) 深い信仰に根ざしたその生き方から浮かび上がるのは、“愛”と“感謝”と“学び”の心。三浦綾子氏、没後20年を前…

    文芸・カルチャー

    2018/9/6

  • 連載

    【第12回】ちゃんもも◎『刺激を求める脳』/幸正#5

    別れを決心してから約一年が過ぎ、僕も劇団も大きく成長した。 僕以外の俳優たちも躍進を続け、数年前に僕が口にした夢物語も現実になりつつあった。それに伴い、僕自身の…

    文芸・カルチャー

    2018/9/5

  • レビュー

    子どもができない共働き夫婦、シングルマザー、家族の絆。江戸幕末の寄席が舞台の「人情物」

    『すててこ寄席品川清洲亭二』(奥山景布子/集英社) 『すててこ寄席品川清洲亭二』(奥山景布子/集英社)は、幕末の品川で、念願の「寄席」を開業した不器用な大工の秀八…

    文芸・カルチャー

    2018/9/5

  • 連載

    【第11回】ちゃんもも◎『刺激を求める脳』/真理子#4

    「どうしたの?」 男は制服姿で膝を抱えながら地べたに座り込む少女に声を掛けた。 場所はJR池袋駅の西口公園、夜中にひとりで座り込んでいれば誰か彼かに声を掛けられ…

    文芸・カルチャー

    2018/9/4

  • レビュー

    冬季オリンピック開催前の街で、3人の脱北者が抱えていた「羞恥」

    『羞恥』(チョン・スチャン:著、斎藤 真理子:翻訳/みすず書房) 2020年の東京オリンピックの話題が連日メディアを騒がせているが、半年前にあった平昌オリンピックのこ…

    文芸・カルチャー

    2018/9/4

  • レビュー

    東京下町・綾瀬のヤクザのもとに飛び込んできた依頼は「潰れかけた学校の運営」!?

    『任俠学園 (中公文庫)』(今野 敏/中央公論新社) 学園モノというのは不思議とアウトローと相性(?)がいい。荒れた学校を立て直すのがヤンキーっぽい先生だったり、学…

    文芸・カルチャー

    2018/9/4

  • レビュー

    青春小説を読んでいたつもりだったのに…!? エピローグにガツンとやられる電撃小説大賞《大賞》受賞作

    『この空の上で、いつまでも君を待っている(メディアワークス文庫)』(こがらし輪音/KADOKAWA) 「将来の夢なんてバカらしい」 「人生って、つまんない」 「私以外は全員…

    文芸・カルチャー

    2018/9/3

  • 連載

    【第10回】ちゃんもも◎『刺激を求める脳』/真理子#3

    ポツポツと降る雨の中、女はタクシーを降りて、すぐ目の前のビルのエレベーターのボタンを押した。降り際のタクシー運転手の物珍しそうな好奇の目にも意を介さずに目的の…

    文芸・カルチャー

    2018/9/3