『音のない花火』(砂田麻美/ポプラ社) 砂田麻美という映像作家をご存じだろうか。大学在学中から映像制作に携わり、卒業後はフリーの監督助手として是枝裕和らに師事し…
文芸・カルチャー
2018/6/14
『蜘蛛の糸・地獄変 (角川文庫)』(芥川龍之介/KADOKAWA) ある日、お釈迦さまは極楽の蓮池のほとりを散歩していた。はるか下には地獄がああり、犍陀多(かんだた)という…
文芸・カルチャー
2018/6/14
『ユートピア』(湊かなえ/集英社) 誰かを打ちのめしてやろうという明確な悪意をもって、日々を過ごしている人などそう多くはいない。たいていの人は、自分の性格がよく…
文芸・カルチャー
2018/6/14
『新卒ですが、介護の相談うけたまわります』(著:いぬじゅん、イラスト:uki/一迅社) いま、小説の中でもっとも熱いジャンルと呼ばれるキャラ文芸。多くの人気レーベルが…
文芸・カルチャー
2018/6/13
『砂の家』(堂場瞬一/KADOKAWA) “本当の家族”とは、一体なんなのだろう。家族間の殺人にスポットを当てた『砂の家』(堂場瞬一/KADOKAWA)は、そんな問いを心に投げかけ…
文芸・カルチャー
2018/6/12
『ミステリマガジン』7月号(早川書房) 5月25日、『ミステリマガジン』7月号(早川書房)が発売された。老舗のミステリー専門誌として知られる同誌だが、最新号では「お…
文芸・カルチャー
2018/6/12
新人賞2冠に輝いた新星・路生よる。その期待の受賞作2作品が、2018年5~6月にかけて連続刊行される。新人賞W受賞という快挙を果たした路生よる作品の魅力とは何なのか? …
文芸・カルチャー
2018/6/12
『やっぱり食べに行こう。』(原田マハ/毎日新聞出版) 「ごちそうさまでした」――読後に自然とこの言葉がこぼれてしまう『やっぱり食べに行こう。』(原田マハ/毎日新聞出…
文芸・カルチャー
2018/6/12
お医者さんと極道さんが子育てをする。しかもそんな極道パパは、実は飛び切りの愛妻家。そんな不思議な関係性を描いた、今注目を集めているBL小説『極道さん』シリーズの…
文芸・カルチャー
2018/6/11
『仕事は2番』(こざわたまこ/双葉社) 新卒で入社した当日、そんな気持ちは抱かなかった。けれど、新人研修が終わり、ゴールデンウィークが過ぎ、配属先でひと通りのルー…
文芸・カルチャー
2018/6/11
『卍』は文豪・谷崎潤一郎の代表作の一つとされる長編小説です。近代文学の名著と聞くと難しい内容と思われるかもしれませんが、不倫・同性愛・心理的マゾヒズムを描いた…
文芸・カルチャー
2018/6/11
『文豪たちの友情』(石井千湖/立東舎) 社会生活を営む以上、避けて通れないのが人間関係だ。みなさんも、子どもの頃から現在に至るまで、さまざまな人間関係を経験して…
文芸・カルチャー
2018/6/10
ニューヨーク市警の中で、麻薬や銃による犯罪を取り締まるエリート特捜部、通称「ダ・フォース」。そのトップに君臨する刑事デニー・マローンは、市民のヒーローであり、…
文芸・カルチャー
2018/6/8
『ミルク・アンド・ハニー』(村山由佳/文藝春秋) 6月16日(土)より、水川あさみ主演でスタートするドラマ『ダブル・ファンタジー』。同名タイトルの原作は、作家・村山…
文芸・カルチャー
2018/6/8
情報解禁で公開されるやいなや、驚異的なスピードで再生され続けている特報動画。“映像化不可能”と言われていた『ダブル・ファンタジー』のドラマ化作品がついにベールを…
文芸・カルチャー
2018/6/8
『カラスのジョンソン(ポプラ文庫)』(ドリアン助川/ポプラ社) ジョンソンの記憶の始まりは、千々のきらめきと、葉のこすれる乾いた音だった 『カラスのジョンソン(ポ…
文芸・カルチャー
2018/6/6
(左)『ケトル』編集長・嶋浩一郎氏(右)神田桂一氏 ドストエフスキーから星野源まで、古今東西の文豪たち100人(「迷惑メール」などの、名も無き書き手含む)の文体を…
文芸・カルチャー
2018/6/6
『チンギス紀 一 火眼』(北方謙三/集英社) 『チンギス紀 二 鳴動』(北方謙三/集英社) 約17年という歳月をかけて『水滸伝』『楊令伝』『岳飛伝』の3作から成る全51巻「…
文芸・カルチャー
2018/6/6
KADOKAWAは、角川文庫の創刊から70年の間に刊行された数多くの名作の中から、読者投票で選ばれた上位5作品をスペシャル新カバーで復刊する、「みんなで選ぶ、復刊総選挙」…
文芸・カルチャー
2018/6/5
『イメコン』(遠藤彩見/東京創元社) エンタメ文芸の一ジャンルとして、今やすっかり定着した観のあるお仕事小説。高い人気を誇るこのジャンルに、また新たな作品が誕生…
文芸・カルチャー
2018/6/5
『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』(しめさば・ぶーた/角川スニーカー文庫) ひげという男性を象徴する言葉と、女子高生を「拾う」という危険さを感じさせる言葉。…
文芸・カルチャー
2018/6/2
『啼かない鳥は空に溺れる』(唯川恵/幻冬舎) 「毒親問題」の中でも、近年特に取り上げられることが多いのが「母娘」の問題だ。女同士の密接な関係。それはときに、健全…
文芸・カルチャー
2018/6/2
『ののはな通信』(三浦しをん/KADOKAWA) 女同士の友情は、恋に似ている。彼女の“いちばん”が自分であってほしいと願い、ほかの誰かと親しくしているのを見るだけで嫉妬…
文芸・カルチャー
2018/6/2
誰も思いつかないアイデアを作れ! 「発想力鍛錬ワークショップ2018」 日経「星新一賞」と本とコミックの情報誌『ダ・ヴィンチ』がタッグを組み開催する、大学生向け特別…
文芸・カルチャー
2018/6/1
『かくりよの宿飯(富士見L文庫)』(友麻碧/KADOKAWA) 2017年にTVアニメ化された『異世界食堂』や現在アニメが配信中の『異世界居酒屋「のぶ」』といった、「異世界転移…
文芸・カルチャー
2018/5/30
『潮騒 (新潮文庫)』(三島由紀夫/新潮社) 伊勢湾に浮かぶ、歌島という世間から隔絶されたような小さな島。父親を戦争で亡くした18歳の青年、新治は漁師をしながら、貧し…
文芸・カルチャー
2018/5/30
『本を遊ぶ 働くほど負ける時代の読書術』(小飼 弾/朝日新聞出版) 「学生時代は暇さえあれば本を読んでいたのに、社会人になってめっきり読まなくなってしまった」とか…
文芸・カルチャー
2018/5/29
『リアルフェイス』(知念実希人/実業之日本社) 美しくになるために、健康な身体にメスを入れることは間違っているのだろうか。美容整形には批判がつきものだ。だが、手…
文芸・カルチャー
2018/5/29
時に、動物との出会いが人生を変えることもある――そんな「事実は小説よりも奇なり」という言葉がぴったりの動物ノンフィクションをご紹介したい。 犬、ペンギン、ハリネズ…
文芸・カルチャー
2018/5/29
『「本をつくる」という仕事』(稲泉連/筑摩書房) あなたは本を読むとき、その本を作った人たちのことをどれくらい想像しているだろうか? 多くの人は、その本を書いた著…
文芸・カルチャー
2018/5/29
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二宮和也「令和の赤ちゃんたちは良い環境で育っているんだな」。約20年ぶりに声の出演を務めて感じたこと【『シナぷしゅ THE MOVIE』インタビュー前編】
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「どちらかが死ななければならない」生き残るのは兄か、弟か――。北方謙三、不朽の名作「日向景一郎シリーズ」最終巻『寂滅の剣』【書評】
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