『松本清張「隠蔽と暴露」の作家』(高橋敏夫/集英社) どこにでも「密室」はある。これは物理的な意味ではなく、中で何が起こっているのか、外部に漏れることのない「隠…
文芸・カルチャー
2018/5/8
『100年の価値をデザインする』(奥山清行/PHP研究所) 秋田新幹線・スーパーこまちや、フェラーリのエンツォ、マセラティのクアトロポルテなど、数々の名作と呼ばれるデ…
文芸・カルチャー
2018/5/8
『理系という生き方東工大講義 生涯を賭けるテーマをいかに選ぶか』 最相葉月 装丁:FROG KING STUDIO 装画:FROG KING STUDIO 編集:近藤 純 ポプラ新書900円(税別) 本…
文芸・カルチャー
2018/5/8
『ダ・ヴィンチ』本誌の人気連載コーナー「この本にひとめ惚れ」から、コルク代表・佐渡島さんのひとめ惚れ本を紹介。『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』といった大ヒット作品を…
文芸・カルチャー
2018/5/8
『駒子さんは出世なんてしたくなかった』(碧野 圭/キノブックス) 「女性の社会進出」が政府から推進される一方で、大きな矛盾点も露になりつつある。つまり、「働く女性…
文芸・カルチャー
2018/5/8
子どもプレゼンターのみなさんとアンバサダーを務めたピース又吉さん 5月5日のこどもの日、「小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」が荒川区立図書館「ゆいの森あらかわ」…
文芸・カルチャー
2018/5/7
『伊豆の踊子(角川文庫)』(川端康成/KADOKAWA) 孤児として育ったせいで自分の性格が歪んでいるということに気付いた主人公の学生「私」は、その思いに耐えかねて伊豆の…
文芸・カルチャー
2018/5/7
『桃色まちおこし』(室積 光/KADOKAWA) エロいのにピュア。性別の壁を越えて読破できる『桃色まちおこし』(室積 光/KADOKAWA)は、そんな感想を抱かせてくれる。本作に…
文芸・カルチャー
2018/5/6
『デートクレンジング』(柚木麻子著/祥伝社) 就職・結婚・出産――人生にはいくつものステージがある。誰にとっても重要な分岐点だが、特に女性にとっては、ひときわ大き…
文芸・カルチャー
2018/5/6
『子どもの難問 哲学者の先生、教えてください!』 (野矢茂樹:編著/中央公論新社) 「大人の疑問」よりも「子どもの疑問」に対する答えを聞きたくなってしまうのはなぜ…
文芸・カルチャー
2018/5/5
『放蕩記』(村山由佳/集英社) 先日、横浜駅の高島屋へと出向いた。愛用の鞄が古くなったためだ。いつものようにふらふらとその重厚な入口を潜ると、そこにはカーネーシ…
文芸・カルチャー
2018/5/4
『龍の耳を君に デフ・ヴォイス新章』(丸山正樹/東京創元社) “コーダ”という言葉を知っている人はどのくらいいるだろう。これは“Children of Deaf Adults”の頭文字を取…
文芸・カルチャー
2018/5/4
加害者、被害者、傍観者……ある交通事故がきっかけで、少しずつ日常がゆがんでいく人々を描いた小説『一瞬の雲の切れ間に』(ポプラ社)。映画『エンディングノート』の砂…
文芸・カルチャー
2018/5/3
『わたし、定時で帰ります。』(朱野帰子/新潮社) 「働き方改革」ということばをよく耳にする。労働力不足、長時間労働、正規・非正規社員の格差…こうした問題が解決され…
文芸・カルチャー
2018/5/2
『バイバイ、ブラックバード』(伊坂幸太郎/双葉社) 二度と会えなくなってしまう前に、きちんと「さよなら」だけは告げておきたい。伊坂幸太郎氏の『バイバイ、ブラック…
文芸・カルチャー
2018/5/2
『ぼくたちのリメイク』(木緒なち:著、えれっと:イラスト/KADOKAWA) カラオケで曲を歌い終わったとき、画面にはタイトルや歌手の名前と共に、その曲が発表された年が…
文芸・カルチャー
2018/5/1
『羅生門・鼻・芋粥(角川文庫)』(芥川龍之介/KADOKAWA) 禅智内供(ぜんちないぐ)という僧は顎の下までぶら下がった腸詰のような巨大な鼻を持つことで有名で、長年彼は…
文芸・カルチャー
2018/5/1
『流星の絆』(東野圭吾/講談社) 星降る夜に何を願おうと、それを叶えるのは流星ではなく、本人たちの決意だ。 「大人になったら、三人で、犯人探して復讐しような」。何…
文芸・カルチャー
2018/5/1
『ネバーランド』(恩田陸/集英社) 学校とは、私にとってどういう場所だったのだろうか?自分が高校生だった時はそんなことを考えもしなかったが、「あの日々」が今の自…
文芸・カルチャー
2018/5/1
『夢幻花』(東野圭吾/PHP研究所) 「花は咲く。人は書く。自分自身になりたいがために」という言葉がある。しかし、自分の決めた道を邁進し続けるのは簡単なことではない…
文芸・カルチャー
2018/5/1
『白夜行』(東野圭吾/集英社) これは純愛なのか。はたまた稀代の悪女と哀れな男の物語なのか。東野圭吾氏の『白夜行』(集英社)は読む人によって様々な解釈ができる衝…
文芸・カルチャー
2018/5/1
『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』(花田菜々子/河出書房新社) 2018年4月17日(火)、大人のための実録私小説『…
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2018/4/30
『金閣寺 (新潮文庫)』(三島由紀夫/新潮社) 1950年に実際に起きた金閣寺放火事件に対し、三島由紀夫が容疑者の人物像や犯行動機に対する自身の見解を基に書き下ろした作…
文芸・カルチャー
2018/4/30
『戦国武将の精神分析』(中野信子、本郷和人/宝島社) 歴史ブームが続いている。歴史上の偉人や史跡を中心とした街おこしは日本中で変わらず行われており、テレビの歴史…
文芸・カルチャー
2018/4/30
『夜のピクニック』(恩田陸/新潮社) 『夜のピクニック』(恩田陸/新潮社)は、10年以上前に出版され、今もなお多くの読者の心を揺さぶり続けている不朽の青春小説だ。 …
文芸・カルチャー
2018/4/30
『ドミノ』(恩田陸/KADOKAWA) ドミノは倒れ始めると、あっという間に終わってしまう。けれど、それを見守る観客たちの心は、単純なものではない。様々な仕掛けに驚き、…
文芸・カルチャー
2018/4/30
見慣れているはずなのに、視点を変えてみたらなんだか変。そんなさりげない日常を独自の世界観で切り取ったエッセイや、奔放な妄想でぐいぐいストーリーが展開する絵本が…
文芸・カルチャー
2018/4/29
今年のゴールデンウイークは混雑や渋滞を避けて、都内でのんびりと知的好奇心を満たしたい。そう考えていたあなたに朗報がある。東京・森美術館(六本木)で、「建築の日…
文芸・カルチャー
2018/4/28
『メガネと放蕩娘』(山内マリコ/文藝春秋) 東京に住んで驚いたことの一つは、「元気な商店街が多いこと」だ。 地方で暮らしていた頃は、商店街で買い物することは少なか…
文芸・カルチャー
2018/4/28
『青春のジョーカー』(奥田亜希子/集英社) もてないやつは、この世で一番悲惨な生き物だ。もてない自分は、「この先ずっと、楽しいことがなにもないような気がする」──…
文芸・カルチャー
2018/4/28
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二宮和也「令和の赤ちゃんたちは良い環境で育っているんだな」。約20年ぶりに声の出演を務めて感じたこと【『シナぷしゅ THE MOVIE』インタビュー前編】
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