『色仏』(花房観音/文藝春秋) 事滋賀県の琵琶湖近辺には美しい仏像が存在する。正確な製作年や作者は不明だが、地元の人々は大切にしてきた。戦国時代に織田信長が浅井…
文芸・カルチャー
2018/4/7
『口笛の上手な白雪姫』(小川洋子/幻冬舎) 小説を読んでいると、「どうしてこんなことが」と思いながらも、やがてその心は主人公と重なり、自らその世界にすっかりと入…
文芸・カルチャー
2018/4/7
3月10日、華文ミステリー『13・67』で激動の香港現代史を背景に敏腕刑事の活躍を描いた陳浩基さんと『64』など数多くの警察小説の傑作で知られる横山秀夫さんのトークイベ…
文芸・カルチャー
2018/4/7
『砂の王宮』(楡周平/集英社) 楡周平『砂の王宮』(集英社)は戦後の闇市からのし上がって日本一の流通グループを築いた男の栄枯盛衰の一代記であり、敗戦後の混乱期か…
文芸・カルチャー
2018/4/6
『マレ・サカチのたったひとつの贈物』(王城夕紀/中央公論新社) 「月日は百代の過客にして行きかふ年もまた旅人なり」という言葉があるが、そんな時の流れのなかで、あ…
文芸・カルチャー
2018/4/5
2018年3月25日(日)、渋谷のイベントスペース「playroom」にて「コトバ大主催:編集者とライターの意外な仕事展」が開催された。 今春開校される、言葉だけに特化した新…
文芸・カルチャー
2018/4/4
『祈りのカルテ』(知念実希人/KADOKAWA) 世の中には気が遠くなるほど数多くの病がある。医者は目の前の患者一人ひとりと向き合い、患者の抱える病を見極め、患者にあっ…
文芸・カルチャー
2018/4/2
『凶犬の眼』(柚月裕子/KADOKAWA) 3月30日、ミステリー作家・柚月裕子の新作長編『凶犬の眼』(柚月裕子/KADOKAWA)が刊行された。同作は日本推理作家協会賞を受賞した…
文芸・カルチャー
2018/4/2
『探してるものはそう遠くはないのかもしれない』(新井見枝香/秀和システム) 一人暮らしをしていると謎の重要書類が自宅に舞い込むことがある。カードかナニかのナニか…
文芸・カルチャー
2018/3/31
『くちなし』(彩瀬まる/文藝春秋) 本書『くちなし』(彩瀬まる/文藝春秋)には7編の短編小説が収録されている。表題作「くちなし」のほか「花虫」「愛のスカート」「け…
文芸・カルチャー
2018/3/31
『向田邦子の青春 写真とエッセイで綴る姉の素顔』(向田和子/文藝春秋) 『時間ですよ』や『阿修羅のごとく』など、後世にも大きな影響を与えたホームドラマを多く手掛け…
文芸・カルチャー
2018/3/31
(c)文藝春秋 エネルギッシュに仕事に励み、おしゃれでグルメ、スポーツ万能。両親が結婚しろと言うのもはねつけて、青山に買ったマンションで、愛する猫たちと暮らす──…
文芸・カルチャー
2018/3/31
『屍人荘の殺人』(今村昌弘/東京創元社) 第27回鮎川哲也賞を選考委員の絶賛をもって受賞した今村昌弘のデビュー作『屍人荘の殺人』(東京創元社)。本格ミステリーらし…
文芸・カルチャー
2018/3/31
今まさに公開中の映画『ミッドナイト・バス』、宝塚歌劇団によって舞台化された『カンパニー』(東京宝塚劇場にて5/6まで上演中)、NHKでドラマ化された『四十九日のレシ…
文芸・カルチャー
2018/3/31
舞台となった東京都北区王子にある王子稲荷神社 シリーズ累計部数100万部を超えている大人気シリーズの最新刊『よろず占い処陰陽屋開店休業』(天野頌子/ポプラ社)が発売…
文芸・カルチャー
2018/3/30
各テレビ局がドラマに最も力を入れ、高視聴率作品が数多く登場するといわれる4月期。2018年4月スタートの新ドラマも豪華俳優陣が熱演する注目作ばかり。本稿では、年度初…
文芸・カルチャー
2018/3/30
『痴漢冤罪』(新堂冬樹/祥伝社) 「この人、痴漢です」 電車内で、こんな女性の叫び声を聞いたことがあるだろうか? もちろん痴漢行為があれば償わなければならないが、…
文芸・カルチャー
2018/3/30
『猪熊弦一郎のおもちゃ箱やさしい線』(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館/小学館) 3月20日から、猫好きにはたまらない展覧会が東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで始ま…
文芸・カルチャー
2018/3/29
『あの夏、二人のルカ』(誉田哲也/KADOKAWA) 剣道に青春を捧げる2人の女子高生を描き出した『武士道シックスティーン』で知られる誉田哲也氏が、今度はガールズバンドに…
文芸・カルチャー
2018/3/29
『質問』(田中未知/文藝春秋) 最近本屋でよく見かけるのは「〇〇になる方法」や「〇〇な人がやっている10のこと」のような、何かのための回答書だ。手早く答えを手に入…
文芸・カルチャー
2018/3/28
『月刊monogatary.com』2018年4月号(ソニー・ミュージックエンタテインメント) イラスト:ふすい 「monogatary.com」に投稿された作品を掲載していくデジタルマガジンの…
文芸・カルチャー
2018/3/28
『この春、とうに死んでるあなたを探して』(榎田ユウリ/筑摩書房) 多様なジャンルで活躍する小説家・榎田ユウリの新刊『この春、とうに死んでるあなたを探して』が、201…
文芸・カルチャー
2018/3/27
『地下にうごめく星』(渡辺優/集英社) アイドル戦国時代、と呼ばれるようになって久しい。その現象とシンクロして、物語カルチャーにおいてもアイドルを題材にした作品…
文芸・カルチャー
2018/3/26
『コンビニたそがれ堂小鳥の手紙』(村山早紀/ポプラ社) それならば、わたしはいままでひとりではなかったし、これからもひとりではないのだわ ――なんて美しい一文だろう…
文芸・カルチャー
2018/3/25
『プラスチックの恋人』(山本弘/早川書房) 日本の性風俗産業は世界的に見ても群を抜いて発展している。多くの男性が風俗店を利用するだけでなく、女性向け風俗も少しず…
文芸・カルチャー
2018/3/24
『そして、バトンは渡された』(瀬尾まいこ/文藝春秋) 結婚式の際、教会の聖堂で花嫁とその父親が腕を組んで中央の道を歩き、正面に待つ花婿に彼女を託す――いわゆる「ヴ…
文芸・カルチャー
2018/3/24
『なんちゃってシンデレラ 王都迷宮編異世界で、王妃殿下はじめました。』(著:汐邑 雛 、イラスト:武村ゆみこ/KADOKAWA) 汐邑 雛による大人気ノベルシリーズ「なんち…
文芸・カルチャー
2018/3/23
鉄道ファンにとって春は気になる季節だ。この時期に列車の運行時刻の変更、つまりダイヤ改正を行うことが多いからである。中でも注目されるのはやはりJRグループだろう。…
文芸・カルチャー
2018/3/22
『まちあわせは木のところ』(牛窪良太/白泉社) 『まちあわせは木のところ』(牛窪良太/白泉社)には、大きな木のある場面が繰り返し出てきます。場面は変わりませんが、…
文芸・カルチャー
2018/3/21
『猪熊弦一郎猫画集ねこたち』(リトルモア刊) 世の猫好きたちが猫を愛する理由は何だろう? ある時は人を寄せつけない孤高の存在、またある時は気持ちにそっと寄り添っ…
文芸・カルチャー
2018/3/19
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