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ジャンル:文芸・カルチャー

過去の'文芸・カルチャー'ジャンルの記事一覧(9,067件)

  • レビュー

    濡れ場は十分堪能できるが、江戸時代末期、京の町を舞台に主人公たちがどう生き抜くのかも気になる官能小説

    『色仏』(花房観音/文藝春秋) 事滋賀県の琵琶湖近辺には美しい仏像が存在する。正確な製作年や作者は不明だが、地元の人々は大切にしてきた。戦国時代に織田信長が浅井…

    文芸・カルチャー

    2018/4/7

  • レビュー

    小川洋子最新作は切なく心揺さぶる物語に会える短編集『口笛の上手な白雪姫』

    『口笛の上手な白雪姫』(小川洋子/幻冬舎) 小説を読んでいると、「どうしてこんなことが」と思いながらも、やがてその心は主人公と重なり、自らその世界にすっかりと入…

    文芸・カルチャー

    2018/4/7

  • レビュー

    警察小説の第一人者・横山秀夫×『13・67』陳浩基トークイベントレポ

    3月10日、華文ミステリー『13・67』で激動の香港現代史を背景に敏腕刑事の活躍を描いた陳浩基さんと『64』など数多くの警察小説の傑作で知られる横山秀夫さんのトークイベ…

    文芸・カルチャー

    2018/4/7

  • レビュー

    戦後の闇市から日本一の“流通王”へ! カリスマ商売人の栄枯盛衰を描く『砂の王宮』

    『砂の王宮』(楡周平/集英社) 楡周平『砂の王宮』(集英社)は戦後の闇市からのし上がって日本一の流通グループを築いた男の栄枯盛衰の一代記であり、敗戦後の混乱期か…

    文芸・カルチャー

    2018/4/6

  • レビュー

    伊坂幸太郎が「うつくしい作品」と絶賛! “量子病”という奇病に冒された女性の奮闘を描くSFフォークロア

    『マレ・サカチのたったひとつの贈物』(王城夕紀/中央公論新社) 「月日は百代の過客にして行きかふ年もまた旅人なり」という言葉があるが、そんな時の流れのなかで、あ…

    文芸・カルチャー

    2018/4/5

  • ニュース

    編集者とライターの“意外な仕事”をのぞき見! 今春開校される「コトバ大」って?

    2018年3月25日(日)、渋谷のイベントスペース「playroom」にて「コトバ大主催:編集者とライターの意外な仕事展」が開催された。 今春開校される、言葉だけに特化した新…

    文芸・カルチャー

    2018/4/4

  • レビュー

    感涙必至の連作医療ミステリー! 2018年本屋大賞でも注目の知念実希人が、研修医の日常と患者の謎を描く

    『祈りのカルテ』(知念実希人/KADOKAWA) 世の中には気が遠くなるほど数多くの病がある。医者は目の前の患者一人ひとりと向き合い、患者の抱える病を見極め、患者にあっ…

    文芸・カルチャー

    2018/4/2

  • レビュー

    あの抗争事件から2年…警察vsヤクザの意地と誇りを賭けた物語。柚月裕子『孤狼の血』シリーズ続編!

    『凶犬の眼』(柚月裕子/KADOKAWA) 3月30日、ミステリー作家・柚月裕子の新作長編『凶犬の眼』(柚月裕子/KADOKAWA)が刊行された。同作は日本推理作家協会賞を受賞した…

    文芸・カルチャー

    2018/4/2

  • レビュー

    37歳、独身、彼氏なし…カリスマ書店員・新井見枝香が綴る独特エッセイ!

    『探してるものはそう遠くはないのかもしれない』(新井見枝香/秀和システム) 一人暮らしをしていると謎の重要書類が自宅に舞い込むことがある。カードかナニかのナニか…

    文芸・カルチャー

    2018/3/31

  • レビュー

    不倫解消の代償が「彼の左腕」だったら…ヒリヒリする短編小説集

    『くちなし』(彩瀬まる/文藝春秋) 本書『くちなし』(彩瀬まる/文藝春秋)には7編の短編小説が収録されている。表題作「くちなし」のほか「花虫」「愛のスカート」「け…

    文芸・カルチャー

    2018/3/31

  • レビュー

    給料3カ月分の水着も購入! 華やかに活躍した脚本家・向田邦子の素顔に隠された“古風な一面”とは?

    『向田邦子の青春 写真とエッセイで綴る姉の素顔』(向田和子/文藝春秋) 『時間ですよ』や『阿修羅のごとく』など、後世にも大きな影響を与えたホームドラマを多く手掛け…

    文芸・カルチャー

    2018/3/31

  • レビュー

    向田邦子を知っていますか? 今読む理由がある、名作3選!

    (c)文藝春秋 エネルギッシュに仕事に励み、おしゃれでグルメ、スポーツ万能。両親が結婚しろと言うのもはねつけて、青山に買ったマンションで、愛する猫たちと暮らす──…

    文芸・カルチャー

    2018/3/31

  • レビュー

    ミステリーランキング3冠! 緊迫する極限状況下での連続密室殺人を描く話題作『屍人荘の殺人』

    『屍人荘の殺人』(今村昌弘/東京創元社) 第27回鮎川哲也賞を選考委員の絶賛をもって受賞した今村昌弘のデビュー作『屍人荘の殺人』(東京創元社)。本格ミステリーらし…

    文芸・カルチャー

    2018/3/31

  • レビュー

    朝ドラ化懇願! 小泉今日子も涙した『なでし子物語』をマンガ化!

    今まさに公開中の映画『ミッドナイト・バス』、宝塚歌劇団によって舞台化された『カンパニー』(東京宝塚劇場にて5/6まで上演中)、NHKでドラマ化された『四十九日のレシ…

    文芸・カルチャー

    2018/3/31

  • インタビュー・対談

    錦戸亮主演でドラマ化「陰陽屋」シリーズ待望の新作発売! 100万部突破の人気作はどのように生まれた?

    舞台となった東京都北区王子にある王子稲荷神社 シリーズ累計部数100万部を超えている大人気シリーズの最新刊『よろず占い処陰陽屋開店休業』(天野頌子/ポプラ社)が発売…

    文芸・カルチャー

    2018/3/30

  • ニュース

    ディーンがワイルドな“復讐鬼”に、ニノが天才外科医に——この春注目のドラマ原作本

    各テレビ局がドラマに最も力を入れ、高視聴率作品が数多く登場するといわれる4月期。2018年4月スタートの新ドラマも豪華俳優陣が熱演する注目作ばかり。本稿では、年度初…

    文芸・カルチャー

    2018/3/30

  • レビュー

    “加害者”にされたら最後。「痴漢冤罪」裏ビジネスの実態

    『痴漢冤罪』(新堂冬樹/祥伝社) 「この人、痴漢です」 電車内で、こんな女性の叫び声を聞いたことがあるだろうか? もちろん痴漢行為があれば償わなければならないが、…

    文芸・カルチャー

    2018/3/30

  • レビュー

    三越の包装紙を手掛け、12匹もの猫を飼い、晩年ロックを聴きながら絵を描いた芸術家・猪熊弦一郎

    『猪熊弦一郎のおもちゃ箱やさしい線』(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館/小学館) 3月20日から、猫好きにはたまらない展覧会が東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで始ま…

    文芸・カルチャー

    2018/3/29

  • レビュー

    誉田哲也最新作! 大人になりきれない大人に贈る、青春ガールズバンド小説

    『あの夏、二人のルカ』(誉田哲也/KADOKAWA) 剣道に青春を捧げる2人の女子高生を描き出した『武士道シックスティーン』で知られる誉田哲也氏が、今度はガールズバンドに…

    文芸・カルチャー

    2018/3/29

  • レビュー

    人生の答えは、答えのない質問集からもたらされることがある…かもしれない

    『質問』(田中未知/文藝春秋) 最近本屋でよく見かけるのは「〇〇になる方法」や「〇〇な人がやっている10のこと」のような、何かのための回答書だ。手早く答えを手に入…

    文芸・カルチャー

    2018/3/28

  • ニュース

    第1号のお題は「タイムリープがある物語」デジタルマガジン『月刊monogatary.com』創刊

    『月刊monogatary.com』2018年4月号(ソニー・ミュージックエンタテインメント) イラスト:ふすい 「monogatary.com」に投稿された作品を掲載していくデジタルマガジンの…

    文芸・カルチャー

    2018/3/28

  • ニュース

    23年ぶりに再会した二人は恩師の死の謎に迫る…榎田ユウリ放つ感動長編『この春、とうに死んでるあなたを探して』

    『この春、とうに死んでるあなたを探して』(榎田ユウリ/筑摩書房) 多様なジャンルで活躍する小説家・榎田ユウリの新刊『この春、とうに死んでるあなたを探して』が、201…

    文芸・カルチャー

    2018/3/27

  • レビュー

    地下かつ地方な“アイドル小説”の新機軸!『地下にうごめく星』

    『地下にうごめく星』(渡辺優/集英社) アイドル戦国時代、と呼ばれるようになって久しい。その現象とシンクロして、物語カルチャーにおいてもアイドルを題材にした作品…

    文芸・カルチャー

    2018/3/26

  • レビュー

    「コンビニたそがれ堂」シリーズ第7弾!『百貨の魔法』番外編も収録! 優しい想いはめぐり、いつか誰かのもとへ届く

    『コンビニたそがれ堂小鳥の手紙』(村山早紀/ポプラ社) それならば、わたしはいままでひとりではなかったし、これからもひとりではないのだわ ――なんて美しい一文だろう…

    文芸・カルチャー

    2018/3/25

  • レビュー

    セックス専用アンドロイドが流行した近未来…機械相手なら虐待は許されるのか?

    『プラスチックの恋人』(山本弘/早川書房) 日本の性風俗産業は世界的に見ても群を抜いて発展している。多くの男性が風俗店を利用するだけでなく、女性向け風俗も少しず…

    文芸・カルチャー

    2018/3/24

  • レビュー

    【本屋大賞2019!】親の離婚、同居人も名字も何度も変わった……なのに不幸じゃない。読むだけで穏やかになれる『そして、バトンは渡された』

    『そして、バトンは渡された』(瀬尾まいこ/文藝春秋) 結婚式の際、教会の聖堂で花嫁とその父親が腕を組んで中央の道を歩き、正面に待つ花婿に彼女を託す――いわゆる「ヴ…

    文芸・カルチャー

    2018/3/24

  • ニュース

    33歳独身女子が12歳の美少女幼妻に転生!?  大人気ノベルシリーズ「なんちゃってシンデレラ」最新刊発売!

    『なんちゃってシンデレラ 王都迷宮編異世界で、王妃殿下はじめました。』(著:汐邑 雛 、イラスト:武村ゆみこ/KADOKAWA) 汐邑 雛による大人気ノベルシリーズ「なんち…

    文芸・カルチャー

    2018/3/23

  • レビュー

    3月17日、JR九州が100本以上の列車を削減…廃線につながる“負のスパイラル”から脱却できるのか?

    鉄道ファンにとって春は気になる季節だ。この時期に列車の運行時刻の変更、つまりダイヤ改正を行うことが多いからである。中でも注目されるのはやはりJRグループだろう。…

    文芸・カルチャー

    2018/3/22

  • レビュー

    春の楽しみ方を動物たちと一緒に見つけよう! 絵本『まちあわせは木のところ』

    『まちあわせは木のところ』(牛窪良太/白泉社) 『まちあわせは木のところ』(牛窪良太/白泉社)には、大きな木のある場面が繰り返し出てきます。場面は変わりませんが、…

    文芸・カルチャー

    2018/3/21

  • レビュー

    1ダースもの猫と暮らしていた猫好き画家による猫画集 東京では展覧会も!

    『猪熊弦一郎猫画集ねこたち』(リトルモア刊) 世の猫好きたちが猫を愛する理由は何だろう? ある時は人を寄せつけない孤高の存在、またある時は気持ちにそっと寄り添っ…

    文芸・カルチャー

    2018/3/19