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ジャンル:文芸・カルチャー

過去の'文芸・カルチャー'ジャンルの記事一覧(9,067件)

  • レビュー

    「勝ち組でいたい」と、もがいている人にこそ読んでほしい「救いようのない人たち」の話

    『通天閣』(西加奈子/ちくま文庫) 『通天閣』(西加奈子/ちくま文庫)の始まりは、何だか暗い。 大阪ミナミのマンションに住む「俺」の生活は、わびしい中年男性の一人…

    文芸・カルチャー

    2018/2/24

  • レビュー

    『ねじの回転』は『ダウントン・アビー』!? 柚木麻子の独自視点で織りなされる「世界名作劇場」57選

    『名作なんか、こわくない』(柚木麻子/PHP研究所) 誰もが知っている古典的名作というのは、手にとるハードルが高いものだ。なんだか小難しそうだし、“いまさら”という羞…

    文芸・カルチャー

    2018/2/24

  • レビュー

    「お客様は神様ではなく、所詮は他人!」真梨幸子による“笑える”お仕事イヤミス!

    『ご用命とあらば、ゆりかごからお墓まで』(真梨幸子/幻冬舎) 「お客様は、神様です」 そう初めに言ったのは、誰だっただろう。日本の会社ではこの精神が根強く、できる限…

    文芸・カルチャー

    2018/2/22

  • インタビュー・対談

    「弱い人が弱いままであれない社会ってすごく不幸」小野美由紀さん『メゾン刻の湯』について語る

    内定ゼロのまま大学を卒業したマヒコ。アパートの契約も切れ、いくあてのなかった彼が住むことになったのは、築100年の銭湯「刻の湯」だった。社会に馴染めない変わり者た…

    文芸・カルチャー

    2018/2/22

  • レビュー

    空白の時間にいったい何が? その真実がついに明かされる!『天の花 なでし子物語』

    『なでし子物語』(伊吹有喜/ポプラ社) 『地の星 なでし子物語』(伊吹有喜/ポプラ社) 『天の花 なでし子物語』(伊吹有喜/ポプラ社) 自立――顔を上げて生きること。自…

    文芸・カルチャー

    2018/2/21

  • レビュー

    欲しいのは「あたりまえの幸せ」―― 『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』が描く青春小説の最前線

    『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』(浅原ナオト/KADOKAWA) 高校生のジュンこと安藤純(あんどうじゅん)はクラスメイトの三浦紗枝(みうらさえ)が書店で、…

    文芸・カルチャー

    2018/2/20

  • レビュー

    より深く感動したいという人は必読、ピアニスト本人が語る名曲の聴きどころ

    『ピアノの名曲聴きどころ弾きどころ』(イリーナ・メジューエワ/講談社) 何かの機会でクラシックのピアノ曲を耳にして、“いい曲だなあ”としみじみ思うことがあると思う…

    文芸・カルチャー

    2018/2/19

  • レビュー

    ヤクザの金庫に「貞操帯」…下町の鍵屋に開けられない錠はない!? 笑って泣けるドタバタ人情小説

    『開ける男鍵屋・圭介の解けない日常』(杉田久作/ポプラ社) 「鍵屋」が主人公の一風変わったエンタメ小説を紹介したい。2月5日にポプラ文庫より書き下ろしで刊行された…

    文芸・カルチャー

    2018/2/18

  • インタビュー・対談

    人間が「幽霊」と「虫」になっていく!?  品田 遊(ダ・ヴィンチ恐山)にネットの未来について訊いてみた

    「普段見ている光景」を描いたつもりだった ―――『名称未設定ファイル』、すごく斬新な小説だなと思いました。 品田●そういう感想を多くいただけてありがたいです。でも正…

    文芸・カルチャー

    2018/2/17

  • レビュー

    石田ゆり子絶賛で品薄状態に!『鳩の撃退法』の内容とは

    『鳩の撃退法』(佐藤正午/小学館) 48歳とは思えない美しさを持ち、“奇跡のアラフィフ”とも形容される女優・石田ゆり子。そんな彼女が最近ハマった本があるという。 「散…

    文芸・カルチャー

    2018/2/17

  • レビュー

    自己表現としての文字——デジタルメッセージによってわたしたちが忘れてしまったもの

    『文字に美はありや。』(伊集院 静/文藝春秋) 文字に美はありや(美しい、美しくないということがあるのか)、という問いは、伊集院静氏を歴代の名筆、名蹟をたどる旅へ…

    文芸・カルチャー

    2018/2/16

  • レビュー

    山崎賢人主演で映画化の『羊と鋼の森』。書店員に愛される作家・宮下奈都が生み出す、心温まる世界とは?

    『羊と鋼の森』(宮下奈都/文藝春秋) 2018年6月8日(金)に公開が予定されている映画『羊と鋼の森』。主演を山崎賢人が務め、三浦友和や上白石萌音・萌歌姉妹、鈴木亮平…

    文芸・カルチャー

    2018/2/16

  • レビュー

    豊臣秀吉も就活に失敗し婚活に苦労した!? 新たな切り口で描かれる出世道『秀吉の活』

    『秀吉の活』(木下昌樹/幻冬舎) 『秀吉の活』(木下昌樹/幻冬舎)は日本人なら知らない人はいないであろう歴史上の人物・豊臣秀吉を題材にした小説だ。周知のとおり、秀…

    文芸・カルチャー

    2018/2/14

  • レビュー

    思春期って、甘くて、苦くて、死にたくなる。短歌で綴った熱い夏の7日間

    『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』(木下龍也・岡野大嗣/ナナロク社) 「三十一文字」と書いて、「みそひともじ」と読む。かな文字で、五、七、五…

    文芸・カルチャー

    2018/2/12

  • レビュー

    子育てに悩んだら読んでほしい——親子の葛藤を描いた直木賞受賞作『銀河鉄道の父』

    『銀河鉄道の父』(門井慶喜/講談社) 親というものは自らの子を甘やかさずにはいられないものなのか。たとえ親の威厳を保とうと平静を装うとも、子の一挙手一投足に心揺…

    文芸・カルチャー

    2018/2/10

  • レビュー

    染谷将太主演映画『空海』原作は、エンタメ要素てんこ盛り、夢枕獏の「ど傑作」!

    『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』(夢枕獏/KADOKAWA) 2月24日に全国公開される染谷将太主演、チェン・カイコー監督の話題作『空海―KU-KAI―美しき王妃の謎』。その原作が『…

    文芸・カルチャー

    2018/2/10

  • ニュース

    石田ゆり子『Lily――日々のカケラ――』好調スタート! 2月6日調べ「トーハン 週間ベストセラー」Pick UP!

    2月6日調べの「トーハン週間ベストセラー」が発表されました。各ジャンルから注目の本をピックアップしてご紹介します。 総合ランキングには、先日発表された第158回芥川…

    文芸・カルチャー

    2018/2/9

  • 連載

    佐渡島庸平 今月の「この本にひとめ惚れ」『観察の練習』『アイデア大全』『ノクターナル・アニマルズ』

    『ダ・ヴィンチ』本誌の人気連載コーナー「この本にひとめ惚れ」から、コルク代表・佐渡島さんのひとめ惚れ本を紹介。『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』といった大ヒット作品を…

    文芸・カルチャー

    2018/2/8

  • レビュー

    なぜそこまで高価なのか?! ヴァイオリン銘器の歴史と真価に迫る

    『ストラディヴァリとグァルネリヴァイオリン千年の夢』 (中野雄/文藝春秋) 16世紀半ばから18世紀にかけて北イタリアを中心に誕生したヴァイオリン、ヴィオラ、チェロと…

    文芸・カルチャー

    2018/2/8

  • レビュー

    読みやすい・分かりやすい・おもしろい! 三拍子そろった『古事記』入門

    『絵物語 古事記』(富安陽子:文、山村浩二:絵、三浦佑之:監修/偕成社) 「稲羽の白うさぎ」「海幸彦と山幸彦」「天の岩戸」などなど、『古事記』を読んだことがなくとも…

    文芸・カルチャー

    2018/2/7

  • レビュー

    つながりと共感が重要視される社会で…「MeToo」という共感と、わかりあうことの違い

    『そのバケツでは水がくめない』(飛鳥井千砂/祥伝社) マンガ化もされたヒット作品『タイニー・タイニー・ハッピー』の著者最新作『そのバケツでは水がくめない』(飛鳥…

    文芸・カルチャー

    2018/2/7

  • インタビュー・対談

    テーマは2つ。“恋愛小説の名手”が仕掛けた恋ではない愛の物語とは?

    恋のせつなさと愛の苦しみを独特の筆致と感性で綴る「花鳥風月」シリーズ。『ロミオとジュリエット』を下敷きに、家の呪縛と抗いながら愛しあう男女の軌跡を描いた「ノー…

    文芸・カルチャー

    2018/2/6

  • インタビュー・対談

    20年間『夫のちんぽが入らない』生活を送った――こだまさんの覚悟、2作目に綴る〈インタビュー〉

    『ここは、おしまいの地』(こだま/太田出版) スーパーで売られる80 円の蟹を見て、「虫より安い」と冷やかす父。娘たちを容赦なく張り倒す苛烈な母。家族のこと、学生時…

    文芸・カルチャー

    2018/2/6

  • レビュー

    子どもたちの「思いやり」を育てる絵本『ハンカチやさんのチーフさん』

    『ハンカチやさんのチーフさん』(どいかや:著/伊藤夏紀:イラスト/白泉社) 昨年、雑誌『MOE』に掲載された作品『ハンカチやさんのチーフさん』(どいかや:著/伊藤夏紀:…

    文芸・カルチャー

    2018/2/6

  • レビュー

    男と女、騙し騙され吉原へ。吉原遊郭を扱った江戸川柳の世界

    『吉原の江戸川柳はおもしろい(平凡社新書)』(小栗清吾/平凡社) 正灯寺おっと皆まで宣うな これは江戸の悪友同士の会話を詠んだ句。「どうだい、正灯寺の紅葉見て…」…

    文芸・カルチャー

    2018/2/4

  • レビュー

    長澤まさみ&高橋一生共演の話題作! 5年の同棲、愛する人のすべてが嘘だった時、あなたはどうしますか?

    『嘘を愛する女』(岡部えつ/徳間書店) 嘘とは何なのか。それは、真実が変装した姿にすぎないのかもしれない。嘘を見つめ続ければ、必ず真実が見えてくる。そこには、相…

    文芸・カルチャー

    2018/2/4

  • レビュー

    原田マハ版『奇跡の人』はなぜ明治の津軽が舞台なのか

    『奇跡の人 The Miracle Worker』(原田マハ/双葉社) 奇跡の人──と言えば、ヘレン・ケラーに言葉をもたらしたアン・サリヴァン女史のことである。原田マハ『奇跡の人 The…

    文芸・カルチャー

    2018/2/4

  • レビュー

    『アメトーーク!』で大反響! カズレーザーお薦めの「実験的小説」とは?

    『残像に口紅を』(筒井康隆/中央公論社) 「読書芸人」発の書籍ブームが続いている。2017年11月に放送された、テレビ朝日系バラエティ番組『アメトーーク!』では、「本…

    文芸・カルチャー

    2018/2/3

  • レビュー

    『みをつくし料理帖』高田郁も絶賛、あやかしエンタメ隠し玉! 迷える人々に不思議な“玉”を与える老婆、その正体は……?

    『たまうら~玉占~』(星乃あかり/小学館) 「これぞ“あやかしエンタメ”の隠し玉!」と、『みをつくし料理帖』の高田郁さんも推薦する小説『たまうら~玉占~』(星乃あ…

    文芸・カルチャー

    2018/2/3

  • ニュース

    年々強まる嫌煙社会へ一石を投じる!?『もうすぐ絶滅するという煙草について』

    『もうすぐ絶滅するという煙草について』(キノブックス) 作家と煙草にまつわる異色のアンソロジー『もうすぐ絶滅するという煙草について』が、2018年1月31日(水)に発…

    文芸・カルチャー

    2018/2/2