ローラがお手本! インスタ映えする“ガールズ英語”で語学力みがきが流行中?

エンタメ

2017/9/1

『SPEAK ENGLISH WITH ME!』(KADOKAWA)

 巷では「ローラみたいに英語でインスタをアップしたい!」そんな女子が急増中。そこで、英語でインスタ投稿することが英語力向上につながるのか? 英語学習スタイリストの石原真弓先生に伺いました。

「OOTD 今日のコーデ」
「She is sooooo nice! 彼女ってサイコ~!」
「I’m in the mood for pink today♡ 今日はピンクな気分♡」

ポップな英語をサラッと使っているのは、多くの女性から支持を得ているモデルでタレントのローラさん。フォロワー460万人超えのインスタグラマーとしても人気で、表現がネイティブっぽくてカッコイイ! と英語学習者からも注目されています。昔から英語がペラペラかと思いきや、本格的に勉強を始めたのは2年半ほど前からだそう。日常のあれこれをSNSに投稿し、めきめきと英語力を上げています。

簡単で自由なインスタだからこそ英語力が上がる!

語学の習得にはスポーツと同様、「実践」が不可欠です。ルールを覚えても練習しなければ技術は上がらないように、英語もインプットで得た知識を使える英語にするにはアウトプットが必要です。それが簡単にできるアプローチとして、インスタグラムを使った英語学習が広がっています。

インスタグラムの良い点は、簡単で自由なこと。投稿する英語は、写真にキャプション(説明)をつける感覚の短いものでよく、書く内容や頻度も自分好みでOKです。また、投稿ネタを収集しながらそれを英語でどう表現するかを考えるのも、英語学習に必要な習慣です。間違えてもいいから、とにかく英語でアウトプットすることで、インプットの英語にも敏感になり、次第に応用力がついていきます。「どんな形でもいいから毎日英語に触れることが大切で、その一環でインスタの英文を考えることも勉強になり、なにより楽しい」と、ローラさんも著書、『SPEAK ENGLISH WITH ME!』で語っています。

インスタ映えさせるには“略語”がオススメ

ローラさんの投稿は、ファッション、料理、エクササイズ、パーティ、お出かけ、風景などさまざま。英語は、I love today’s hair & makeup!(今日のヘアとメイク大好き!)、My last day in London.(ロンドン最終日だよ)など、とっても簡潔です。
そう、こういうちょっとした一言でいいんです。

インスタ映えを目指すなら略語がオススメ。例えば、冒頭のOOTD。これは、Outfit Of The Dayの略で、その日のコーディネート写真をアップするときに便利です。「夜のコーデ」ならOOTNと、DayをNightに変えるだけ。ほかに、pic(=picture写真)やb-day(=birthday誕生日)、w/(=with~と一緒に)、FYI(=for your informationご参考までに)など、SNSではいろいろな略語が飛び交っています。

強調した気持ちを文字で表すときは、good(いい)→goooood(すっごくいい)と母音を重ねたり、far away(遠い)→far far away(すっごく遠いよ~)と単語を繰り返したり、I CAN’T WAIT!(楽しみっ!)と大文字で書くのが英語流。こういった手法に加え、I feel you!(わかるー!)やI’m about to cry.(ウルウルしちゃう… )といった感情表現を取り入れると、ガールズ感が格段にアップします。

ローラさん独自の英語表現もかわいくて魅力的。例えば、日本語の擬音語と英単語を組み合わせたpaku paku monster(私は食いしん坊なんだ)。これじゃ海外の人に伝わらないのでは?と思うかもしれませんが、写真から意味を想像しやすいのもインスタグラムのいいところ。「What’s “paku paku”?(paku pakuって何?)」などと質問されたりして、そこから異文化の人と交流が広がっていくのも楽しいものです。

また、ローラさんのインスタグラムには、hoodie(パーカー)やgo-to outfit(定番のコーデ)といったファッションに関する語句が多く登場し、おしゃれ好きな英語学習者の語彙強化にも役立っています。

インスタ投稿に役立つリカちゃん本とは?

そして、もう一人、ファッションアイコンとして忘れてはならないのが、リカちゃん。子どものころ着せ替えやままごとをして遊んだ人も多いと思いますが、トレンドを取り入れたキュートで洗練された着こなしは世代を超えて愛され、大人女子も夢中になるほど。リカちゃんもフォロワー7万人超えの人気インスタグラマーで、海外からもたくさんの「いいね!」やコメントが届いているそうです。

カジュアルなリカちゃん、よそ行きのリカちゃん、和装のリカちゃん、料理を楽しむリカちゃん、どのリカちゃんもすごく素敵!もふもふウェアにマスク姿の写真には、It’s embarrassing to be seen without make-up!(すっぴんだから恥ずかしいわ)とコメント。そのしぐさはキュートそのものです。小顔効果があるという、手を頬にあてて「虫歯が痛いよ~」という虫歯ポーズ(cavitypose)を投稿したりと、お茶目な一面にもキュンとします。



そんなリカちゃんがまとめた、リカちゃんとおぼえるKAWAII英単語の本、『Licca tan(リカタン)』は、数々のおしゃれなコーディネートとともに、conservative(コンサバな)、mix-and-match(着回しする)、 pigtails(ツインテール)、updo(アップスタイル)、glitter(ラメ)などのファッションワードが満載です。感情表現、味の感想、あいさつ、さらには、セレブも使うイマドキ英語フレーズやキーワード検索に便利なハッシュタグの活用法まで紹介されていて、インスタガールズのお役立ち本となっています。

仲良くなったフォロワーとは、お互いのことを話したり、質問したりすることも……。そういうときに参考になるのが、『About Myself あなたのことを英語で話そう』(rina)。この本には、趣味や好きな食べ物、休日の過ごし方や夢など、身のまわりのことを表すフレーズがずら~り。こういったフレーズ集を有効に使うと、インスタ英語がより充実したものになります。

さぁ、みなさんもインスタ英語にトライしてみませんか?
ファッションのこと、スイーツのこと、お花のこと、好きな有名人、その日のできごとなど、なんでもOK。日々のちょっとした英語だって「ちりも積もれば山となる」。気づいたら身のまわりの様々なことを英語で表現できる自分がいるはずです。

Practice makes perfect!

参考アカウント:
・ローラさんのインスタグラム@rolaofficial
・リカちゃんのインスタグラム@bonjour_licca
・rinaのインスタグラム@rina_english

石原真弓
英語学習スタイリスト。高校卒業後、米国留学。コミュニティカレッジ卒業後、通訳に従事。帰国後は、英会話を教える傍ら、執筆やメディア出演、スピーチコンテスト審査員、講演などで幅広く活躍。英語日記や英語手帳、英語ツイッターなど、身のまわりのことを英語で発信する学習法を提案し続ける。主な著書に、『1日3分 はじめての英語日記』『ディズニーの英語』シリーズ(以上、KADOKAWA)など。