どうしたら運が良い人になれる? “歩くパワースポット”湘南乃風SHOCK EYEさんに「運気アップのためにできること」を聞いた!

エンタメ

2020/4/8

 占い師のゲッターズ飯田さんに“歩くパワースポット”と言われ、写真を待ち受けにすると運気がアップすると評判の湘南乃風SHOCK EYEさん。NGなしで本音を語ってくださった初の著書のインタビューから1年が経過し、このたび、2冊目の著書となる『歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている運気アップの習慣』(講談社)が発売された。この1年の間、“歩くパワースポット”と呼ばれる自らにさらに深く向き合い、丁寧に毎日を積み重ねきたSHOCK EYEさんに、新刊のことや、運気アップについて、お話を伺った。

『歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている運気アップの習慣』(湘南乃風 SHOCK EYE/講談社)

1作目がいい意味でハードルになった

――1冊目の『歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている小さな習慣』のインタビューで、“自分の頭の中にある感覚や、今まで経験したことを、なるべく誤差なく”伝えるための言葉を一生懸命探して、何度も書き直したとおっしゃっていたのが印象的でした。今回のご執筆はいかがでしたか?

SHOCK EYE 今回も同じでした。1作目がいい意味でハードルになっていて、変な言い方ですけれど、良いも悪いも僕の人柄が出ているので、その語り方のテンポで、僕なりの言葉で考えていることを伝えたい、という思いがあって。みなさんが変わらずに僕を“歩くパワースポット”と言ってくださるので、それに見合う人間になっていかなければ、という気持ちもずっと変わりません。

 実は今回、最初はまったく違うアプローチの書き方で進めていて、7割くらいまでできていたのをやめて、良いエッセンスは残しつつ、全部イチから書き直したんです。だから、幻の原稿が存在します(笑)。

――7割もできていたのに全部書き直すのは、かなり大変だったのでは!?

SHOCK EYE スケジュールが……やばかったです!(苦笑)。時間もすごくかけていたので、ここからやり直して間に合うの?という感じでした。湘南乃風の曲作りのときも、仕上がったけどなんか違う、と思って、ひっくり返しちゃうことがよくあるので、僕自身は慣れていて、その後頑張ればいいし、むしろ、最初に書いていた原稿は、良いものを作るための助走だったと思っていますが、編集やデザイナーのみなさんには、相当無理をしてもらってしまいました……。

湘南乃風も、“歩くパワースポット”も、どっちも僕

――1年前に“歩くパワースポット”を冠した初の著書を出され、ミュージシャンである一方、“歩くパワースポット”としても生きることを決めたというSHOCK EYEさん。今作で、さらに思索を深められたと感じました。2冊目を出されるきっかけは何だったのでしょう。

SHOCK EYE 1冊目を作る前から思っていましたが、僕はもともとすごくリアリストで、いわゆるスピリチュアルなものにはぜんぜん触れてこなかったんです。でも“歩くパワースポット”と呼ばれ、そういう世界を大切にしている方たちからの支持をいただくようになって、リアリストな自分の中に、その世界との接点を設けて、あやふやに感じることを自分なりに理解して落とし込んで、前に進まなければいけないと思うようになったんです。背を向けるのではなく受け入れて、求められている新しい自分に納得して、さらに自分自身を高めるにはどうしたらいいか、ということをすごく考えるようになって。

 それが1冊目の『歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている小さな習慣』を作った動機でもありました。でも、導入として、まず僕のことを知ってもらって、動機や気持ちをわかってもらうことが必要だったから、いきなりすべては語り尽くせなかったし、最初から1冊で終わるつもりはなくて、ここからだなと思っていたんです。

――1冊目はスタートだったんですね。

SHOCK EYE 僕には、湘南乃風という、がむしゃらな信念と頑張りで積み上げてきた現実的な役割と、人から言われた“歩くパワースポット”という言葉が意図しないところで現象になり、非現実的な流れで舞い降りてきた役割があって、たぶん、僕自身はその2つの真ん中にいるんです。今回の本では、自分の中で、そのどちらにも寄ることなく「こういうふうに考えられたら幸せじゃない?」という中道な考えというか、足の置き方みたいなものを示したいと思っていました。

 湘南乃風も、“歩くパワースポット”も、どっちも僕だし、共通するメッセージは、人の背中を押すとか、人を元気づけるとか、とにかく世の中のために、人のために、ということ。それが自分の喜びだと気づいたのも、両方があったからなんです。

やるべきことに悩んだら、目の前の人が喜ぶことをする

――SHOCK EYEさんが教える幸せや運気アップの考え方は、誰でも実践できるところがすばらしいと思います。

SHOCK EYE 僕が“歩くパワースポット”と呼ばれているのが真実なのか、偽物なのかはどうでもよくて、どんなきっかけでも、人は何か手がかりを見つけて、明るく前向きに生きていかなければいけないわけで、そのきっかけは何でもいいと思うんです。音楽でもいいし、好きな俳優さんでもいいし、映画でもいいし、誰かの言葉でもいいし、僕の待ち受けでもいいですし。

 僕のきっかけは、ゲッターズ飯田さんからもらった“歩くパワースポット”という言葉でした。当時の彼はまだ無名だったけれど、なぜ僕がそれを信じて、ポジティブになれたのか。それこそが、みんなに伝えたかったことなんです。

 本物だと思っていたものが偽物だったり、偽物だと思っていたものが本物だったりすることって、世の中にはいっぱいあって、その答え合わせに時間を割いていたら、結局不安な毎日しか訪れない。ただ目の前にあることを、「自分にとって必要なものだ」とありがたく受けとめることが、僕はすごく大事だと思っています。僕自身がそれに勇気づけられたように。そして、やるべきことに悩んだら、目の前の人が喜ぶことをする。それを、僕を信じて、好きになってくださった方たちに、等しく伝えたい。この本は、そこにまた一歩近づいた内容になったかなと思います。

――自分が決めて、信じて、それに対する努力を日々していくことで、未来は変わっていくということですね。

SHOCK EYE それを運と言うなら、僕も、“歩くパワースポット”という言葉を大事にして過ごすようになったことで、今は毎日が幸せだと思えるし、いろんなことに縁を感じたり、ありがたさを感じたりするようになって、ときどき不安があっても、以前より早く自分の気持ちを前に向けることができるようになりました。

「ポジティブのメモ帳」に、1日3つ以上“いいこと”を記録

――まさに、運気アップされていますね。運との付き合い方として、寝る前に、その日にあったポジティブなことをスマホのメモに最低3つ以上書く「ポジティブのメモ帳」を実践されていることを紹介されていますが、どんなことを書いていらっしゃるんでしょうか。

SHOCK EYE 今年に入ってからなので、始めたのは最近なんですが……(と言いながら、スマホの画面にぎっしり書かれたメモを、すすーっとスクロールして取材陣に見せてくださるSHOCK EYEさん。そこにはすごい量のメモが!)。

「おいしいごはんを食べた」とか、寒かった日に「ストーブが来た」といったなんでもないことから、「書籍の原稿がいい感じに仕上がった」「神社に行けた」まで、いろいろあります(笑)。仕事でスタッフやメンバーと言い合いをしても「今日はいい話し合いができた」って書くんです。正直、一日中家にいると書くことがなくて、人って動かないとダメなんだなと思ったり(笑)。家にいて「今日は一日ゆっくりできた」みたいなのでもいいんですが、やっぱり外に出て何かやっていた方が僕は書きやすいです。

 そんなふうに毎日、一日の最後に、その日あったいいことを書き続けていたら、自然に日常で“いいこと探し”を始めるようになりました。一日のなかで何かいいことがあると「これはメモだな」と思えるし、忙しかったり、疲れて気絶するように寝てしまったりする日も、あとで振り返って“いいこと探し”をするようになって、いろいろ自分にとっていい効果がありました。昨日の夕食に何を食べたかも、みんなあまり思い出せないじゃないですか。メモしておけば振り返って思い出したりもできるから、やり始めてすごく良かったです。

――素敵ですね。特に動きがない日も、最低3つは書いていらっしゃるんですよね。

SHOCK EYE 絞り出して書いてます(笑)。でもその絞り出すのが訓練みたいなもので、大事なんじゃないかなと。まだ始めて数カ月だから、もしかしたら最終的にはあんまり効果がないっていう答えになるかもしれないけれど、この訓練を1年、2年続けた自分がどうなっているのか見てみたくて。今のところ、すごいと思ったのは、本にも書きましたが、夜仕事が終わって家に着いたら「今日も無事に帰って来られてよかった」と思えたこと。家に帰れただけで、幸せだな、良かったなと。そんなふうに思ったのは初めてで、自分に驚きました(笑)。

「言葉の減塩生活」で良い習慣を作る

――ポジティブなメモを続けたおかげで、「いいこと」への感度が上がったのですね。

SHOCK EYE そうなんです! 運は、宝くじが当たるという話ではなくて、自分が前向きに幸せに生きていくために必要なもの。そして、ポジティブな言葉に運が宿るのは間違いない。言葉が人を作るし、言葉を発することで、その人がどう行動していくか全部決まっていく。だから僕は意識的に「言葉の減塩生活」を心がけています。

 塩は人間に不可欠なものだけれど、摂りすぎると毒になる。ネガティブな言葉は、塩気が多くて化学調味料が入ったジャンクフードみたいなもの。ポジティブな言葉を使うことは、減塩生活を始めたときのように最初は味気なく感じるかもしれないけれど、続けるうちに習慣になって、強い塩気や化学調味料がたくさん入った刺激的な味は、身体が拒否して受け付けなくなる。ネガティブな言葉も同じなんです。

――本にも出てきますが、「言葉の減塩生活」というたとえ、とてもわかりやすかったです。

SHOCK EYE 僕はジャンクな食べ物も好きだし、昔禁煙にも成功しているので、減塩や禁煙を始めるときの味気なさやしんどさは経験しています。だけど頑張って続けていると、それが当たり前になって、今度は身体に良くない食べ物や、タバコの匂いが嫌になってくる。習慣を壊すのはとても大変な作業だけど、だからこそ良い習慣を作ることが大事。一度ポジティブな習慣を作ってしまえば、今度はそこから外れることを恐れるようになるわけで、人間の脳はそういうふうにできているみたいなんです。

試練の後には、明るい未来があると信じて

――ソロライブや書籍発売イベントの中止など、SHOCK EYEさんもコロナの影響を受けていらっしゃいますね。

SHOCK EYE ずっといいことが続くわけじゃないから、試練のときはあるけれど、試練の後には、必ず明るい未来が待っていると確信しているし、今回も絶対そうなると思っています。世界中の人がそういう思いでいると思うし、賢い人たちや力を持った人たちが、一生懸命コロナを撃退しようとしていることを僕は信じている。僕自身も今できることは、精一杯しようと思っています。まず僕らにできることは、拡散させないように気を付けること。今はみなさんと会う機会がなくなっているけれど、いつか会える日を楽しみに、それまでみんなで戦っていきましょう。

取材・文=波多野公美 撮影=干川修

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