三省堂書店のブックカバーレーベル第一弾「文豪FACE COVER」、本を開くと憧れの文豪になれる!?

文芸・カルチャー

公開日:2022/11/19

BOOK COVER FOR BOOK LOVER

 2022年10月29日(土)、三省堂書店のオリジナルブックカバーレーベル「BOOK COVER FOR BOOK LOVER」が本格的に始動した。今後は読書生活がより楽しくなるカバーを次々リリースしていくそうで、その第一弾には文豪の顔がデザインされた「文豪FACE COVER」が登場。2022年12月31日(土)までの期間中、単行本購入者に数量限定で配布される。

 今回始動したブックカバーレーベルは、三省堂書店神保町本店の新店舗オープンに向けて発表された“本好きによる、本好きのための企画”。同店は2022年5月8日(日)をもって、本社・本店ビルの建て替えのため一時閉店しており、新店舗のオープンは2025年を予定している。

BOOK COVER FOR BOOK LOVER

BOOK COVER FOR BOOK LOVER

 ちなみに閉店の際には本店壁面に“巨大しおり”が掲出され、そこに書かれた「いったん、しおりを挟みます。」のコピーは大きな話題になった。

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 そして現在配布中の「文豪FACE COVER」は、誰もが知っている“文豪”の顔があしらわれた“なりきりブックカバー”。本を開くと憧れの文豪になれる仕掛けになっており、「与謝野晶子」「夏目漱石」「太宰治」「シークレット」の全4種類が週替わりで配布されていく。

BOOK COVER FOR BOOK LOVER

BOOK COVER FOR BOOK LOVER

BOOK COVER FOR BOOK LOVER

 すでに第一回目の「与謝野晶子」は終了しているが、「夏目漱石」は11月15日(火)~11月30日(水)、「太宰治」は12月1日(木)~12月15日(木)、そして「シークレット」は12月16日(金)~12月31日(土)の配布スケジュールが予定されている。

 ちなみにブックカバーのイラストを手掛けているのは、イラストレーターの平井利和氏。彼の独特なタッチで描かれた「文豪FACE COVER」は読書家の間で早くも話題になっており、SNS上には「これは全種類揃えたい!」「グッドアイデアすぎる…」「書店で貰えるブックカバーが素敵だと嬉しくなるね」といったコメントが。中には「萩原朔太郎のブックカバーも欲しい」「若い頃のイケメン江戸川乱歩もお願いします!」などと希望を口にする人も見受けられた。

 なおブックカバーの配布は、1会計につき1枚。三省堂書店小川町仮店舗で配布される。毎日数量限定なので、気になる人はさっそく書店へ足を運んでみよう。

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