大人気! 食べ物図鑑絵本『パンのずかん』のベビー版! 「さんかくぱん」はなあに?

出産・子育て

更新日:2023/5/5

ぱんですよ
ぱんですよ』(大森裕子/白泉社)

 大ヒットを記録した図鑑絵本『パンのずかん』のベビー版が、2023年5月2日に誕生。その名も『ぱんですよ』(大森裕子/白泉社)――。同作は乳幼児向けの絵本となっており、まだパンを食べられない幼い読者でも存分に楽しめる工夫が満載だ。

『ぱんですよ』を手掛けたのは、ベストセラー絵本作家・大森裕子氏。著者は累計50万部を突破した大人気シリーズ「コドモエのずかん」も制作しており、これまでに『おすしのずかん』や『おかしのずかん』、『くだもののずかん』などが発売されている。暖かい色彩と本物さながらのイラストが特徴的で、中でもシリーズ第2弾にあたる『パンのずかん』は「第6回 贈りたい本大賞」に選ばれて大きな注目を集めていた。

 今回発売されたのは、そんな『パンのずかん』のベビー版。『パンのずかん』でのカテゴライズはそのままに、乳幼児向けに世界中のパンを紹介する一冊に仕上がっている。

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 例えばフランスパンのページでは、フランスパンを「ながーーーいぱん」と紹介。見開きを大胆に使ってフランスパンが描かれているため、乳幼児の目にもパンの形や大きさが伝わりやすいはずだ。

ぱんですよ

 また別のページでは、サンドイッチのことを「さんかくぱん」と紹介し、3種類のサンドイッチを掲載している。サンドイッチの具材はそれぞれたまご・フルーツ・ハム&レタスとなっており、色鉛筆の繊細なタッチで描き出された色鮮やかなイラストは見ているだけでお腹が空きそう。子どもだけでなく、大人も一緒に視覚的に楽しめるのも同作の特徴だろう。

ぱんですよ

 他にも「まるいぱん」や「しかくいぱん」、動物を模した「どうぶつぱん」をはじめ、プレッツェルやベーグルなどの「世界のパン」、コロネやクロワッサンのような「まきまきぱん」など、ありとあらゆるパンが一冊にまとめられている。

ぱんですよ

ぱんですよ

 また絵本に何回も出てくる「ぱ」「ん」は、赤ちゃんにとって発音しやすい音。目だけでなく、耳も楽しませてくれる同作は、まさに乳幼児にぴったりといっても過言ではない。ぜひ親子で一緒に読んでほしい。

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