川栄李奈主演で連続ドラマ化決定! 知念実希人によるノンストップ医療サスペンス小説『となりのナースエイド』11月24日(金)発売

文芸・カルチャー

公開日:2023/11/30

角川文庫75周年記念 文庫書き下ろし第2弾!

KADOKAWAは、 2023年11月24日(金)に、現役医師であるミステリ作家・知念実希人氏の最新小説『となりのナースエイド』を発売しました。
患者の心に寄り添おうとする訳ありナースエイド・桜庭澪と、技術至上主義の天才外科医・竜崎大河、正反対のふたりが事件に巻き込まれていく医療サスペンスです。本作はすでに2024年1月より連続ドラマ化が決定しており、川栄李奈氏が主演を務めます。

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あらすじ

「患者の心に寄り添い癒すのも、医療の役割です」
医療行為を行わず看護師のサポートをする仕事、ナースエイド。桜庭澪は新人ナースエイドとして、星嶺大学医学部附属病院の統合外科病棟に配属された。技術至上主義の天才外科医・竜崎大河と時にぶつかりながら、患者の心に寄り添い、癒していく。澪がナースエイドを志したのは、半年前に起きた凄惨な事件がきっかけだった。ある日、澪の身辺に怪しい影が差し、事件がまだ終わっていなかったことを知る――。
どんでん返しの連続に息を吞む、ノンストップ医療サスペンス!

著者コメント

「この度、角川文庫75周年記念書き下ろし作品として、『となりのナースエイド』を刊行させて頂きます。
医療行為が一切できないナースエイドという立場で患者のために奮闘する主人公と、彼女とときにはいがみ合い、ときには協力しながら患者を救っていく天才外科医の物語です。
世間的にはあまり知られていないナースエイドという職業に焦点を当てるヒューマンドラマと、私が得意とする医療サスペンスを融合させ、皆様に楽しんで頂ける作品にすることができたと思います。
来年にはドラマ化も決定しておりますので、皆様、小説、ドラマともにぜひご期待ください。」
――知念実希人

書誌情報

『となりのナースエイド』
著者:知念実希人
発売:2023年11月24日(金)※電子書籍同日配信
定価:880円(本体800円+税)
体裁:文庫判
ページ数:368P
装丁:長﨑 綾 (next door design)
ISBN:978-4-04-114311-7
発行:KADOKAWA
初出:書き下ろし
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322307000514/

ドラマ情報

「となりのナースエイド」
日本テレビ系新水曜ドラマ
2024年1月スタート
主演:川栄李奈
https://www.ntv.co.jp/tonarino-nurseaid/

《角川文庫75周年記念 文庫書き下ろし》続々刊行!

1949年に創刊した角川文庫は、おかげさまで創刊75周年を迎えました。これを記念し、豪華作家陣による書き下ろし作品を連続刊行中です。第1弾は伊岡瞬氏によるサスペンスミステリ『残像』(2023年9月刊)、そしてこのたび第2弾として知念実希人氏の『となりのナースエイド』を刊行します。

知念実希人・角川文庫好評既刊

「彼」は、人の心を聴ける医師。心震える連作医療ミステリ!
諏訪野良太は、純正会医科大学附属病院の研修医。初期臨床研修で、内科、外科、小児科など、様々な科を回っている。ある夜、睡眠薬を大量にのんだ女性が救急搬送されてきた。その腕には、別れた夫の名前が火傷で刻まれていた。離婚して以来、睡眠薬の過剰摂取を繰り返しているというが、諏訪野は女性の態度と行動に違和感を覚える。彼女はなぜか、毎月5日に退院できるよう入院していたのだ――(「彼女が瞳を閉じる理由」)。
初期の胃がんの内視鏡手術を拒否する老人や、循環器内科に入院した我が儘な女優など、驚くほど個性に満ちた5人の患者たちの謎を、新米医師、諏訪野良太はどう解き明かすのか。

『祈りのカルテ』
定価:704円(本体640円+税)
体裁:文庫判
ページ数:272P
装丁:長﨑 綾 (next door design)
ISBN:978-4-04-110980-9
発行:KADOKAWA
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322009000322/

著者プロフィール

知念実希人(ちねん・みきと)
1978年、沖縄県生まれ。2011年、第4回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞し、12年、『誰がための刃 レゾンデートル』(のちに『レゾンデートル』と改題し文庫化)で作家デビュー。15年、『仮面病棟』が啓文堂書店文庫大賞を受賞。18年より『崩れる脳を抱きしめて』『ひとつむぎの手』『ムゲンのi』『硝子の塔の殺人』で本屋大賞にノミネート。他の著作に「天久鷹央」シリーズ、「祈りのカルテ」シリーズ、『傷痕のメッセージ』『ヨモツイクサ』など多数。