【女性向け公式選手名鑑が登場】ジャイアンツの選手とお付き合いする特典とは?

スポーツ

公開日:2014/6/7

 5月20日からセ・パ交流戦も始まったが、最近、球場にやって来る野球ファンにちょっとした変化が起きているという。若い女性ファンの増加だ。各球団によって、カープ女子やオリ嬢などと呼ばれる彼女たち。単純に野球が好きということ以外にもカッコイイ選手がいたから、マスコットキャラがかわいかったからという理由で興味を持ち、ハマっていった人も多いようだ。それに合わせて、球団側も女性ファン向けのサービスを充実させてきている。

 そんななかジャイアンツが、球界初の試みとして女性向けの公式選手名鑑『GIRL’S GIANTS』(主婦と生活社)を発売した。この本では、野球の実績データだけでなく、なんと選手たちの恋愛観までもが赤裸々に明かされているというのだ。そこで、ここから注目のイケメン選手とその恋愛観、付き合うとどんな特典があるかなどを紹介していこう。

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 まず、圧倒的人気No.1なのが、チームの主軸選手としても活躍している坂本勇人だ。二重のパッチリした目や甘いマスクに加え、186㎝の長身細マッチョな姿も「モデル並みにスタイルがいい!」と言われており、そのルックスには定評がある。そんな彼が、女子のファッションで好きなのは「デニムにシャツ」で、「ワンピースとかはあまり好きじゃない」そう。この本には、女性の巨人ファンに聞いた「選手のキャラ付けランキング」も掲載されているのだが、そこでは「会話上手そうな選手」1位にも選ばれている。見た目やプレーだけでなく、インタビューの際の引き出しの多さや、関西出身ならではのツッコミの上手さにキュンとする女性も多いようだ。

 また、将来のエース候補としても期待されている、ピッチャーの宮國椋丞。つぶらな瞳と笑うと両ほほにできるえくぼがチャームポイントの彼は、自他ともに認める照れ屋らしい。本人は認めていないが、周りからは天然と言われることも多いようで、その見た目も相まってファンにも「弟キャラ」のイメージがついているようだ。恋をするとどうなるかと聞かれると「…照れる(笑)」と答えているが、そのウブな反応も女性ファンの心をつかんだ要因かもしれない。

 そして、「カップル記念日を大切にしそうな選手は?」というランキングで1位に選ばれたのは、寺内崇幸。彼は、昨年、主にセカンドとして自己最多となる114試合に出場するなど、今ノリに乗っている選手でもあるようだ。そんな彼に対し、「やさしそうだし、なにげに花束とかも用意してくれそう」と妄想する人もいて、ファンには「真面目」「誠実」というイメージが定着しているのだろう。付き合う特典を聞かれると「特になし…じゃダメですよね(笑)」と答えたあと、「“デートをドタキャンしない”とかも、用事によっては守れないし…。“わがままを聞きます!”も、僕のほうがわがままだろうし。あっ、逆に“僕のわがままを聞ける”ってどうですか?(笑)」と、正直すぎてよくわからない回答をしている。

 そして、2013年のドラフト1位で入団したさわやかで硬派なイケメンキャッチャー・小林誠司も外せない。年明けに開催された新人合同自主トレでは、彼のサインを求めて長蛇の列ができたほど。それに、社会人経験もあるので、フレッシュさと礼儀正しい大人の部分を持ち合わせている。この本の取材中、時間が足りずに質問が残ってしまったときには「申し訳ないから済ませちゃいましょう」と言って対応してくれたというのだ。そのルックスに加え、優しさと気配り、柔軟性も兼ね備えた彼が、女子のハートをくすぐらないはずはない。

 ほかにも、美容師に憧れたことがあり、ファッションだけでなく髪型にまでこだわるオシャレ番長の山口鉄也、気遣いの人でいろんなことを教えてくれそうな長野久義、笑顔が魅力の18歳・田口麗斗など、さまざまなタイプの選手がいる。野球のルールがわからなくても、推しメンを見つければ、試合も楽しめるようになるかもしれない。

文=小里樹