一番最初に始める習い事のおすすめは? 脳科学で解明する賢い子の育て方

出産・子育て

2016/4/17


 頭がいい子を“科学的”に解明した『16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える「賢い子」に育てる究極のコツ』が、2016年4月15日(金)に発売された。

 同書は、16万人に上る脳MRIの画像診断とデータベース作成を行い、脳の発達・加齢のメカニズムを明らかにしてきた著者が、「世界最先端の脳研究から見えてきた、子供を脳レベルで賢くする子育て」というコンセプトのもと、「子育て」に脳科学の手法を取り入れた「賢い子」に育てる究極のコツを3つの視点から紹介している。

 「楽しみながら頭のいい子に育てる、好奇心の伸ばし方」では、好奇心が子供を脳レベルで賢くすることに着目し、「3つの秘密道具(図鑑・虫とり網・楽器)」を用いた子供が潜在的に持っている好奇心を最大限に伸ばす方法、同じ習い事をさせる場合でも、始める時期を脳の成長に合わせることで、子供自身も楽しみながら才能を伸ばすことができる「子供の脳の成長に合わせた才能開花法」、睡眠の仕方、朝食のとり方などを工夫することで、脳の「海馬」の大きさや記憶力、学力が大きく変わる「子供の脳の成長を加速させる生活習慣」の3つを紹介。

 親子が一緒になって楽しみながら、才能豊かにイキイキと子供を伸ばすにはどうしたらよいか、著者自身の子育てで実践し、子供の成長を通してその効果を確信しているノウハウを伝授してくれる。


 例えば、「自分は文系だけど、子供は理系に育てたい」という場合、子供の将来は「遺伝」より「育った環境」の影響が大きいことが最新の脳研究から明らかになっている。能力・才能によって「伸びやすい時期」が違うので、それに合わせて取り組ませてあげよう。「とにかく元気に、のびのびと育ってほしい」という場合、好奇心をしっかり伸ばせた子は、脳の成長が活発で、生涯にわたってその健康が保たれやすくなる。

 同書の中から、いくつかの質問とアドバイスを紹介しよう。

・多忙で、子供のために時間をかけられない… 最低限、何に気をつけるべき?
「睡眠・朝食」だけは気をつけて。ちょうどいい睡眠をとれた子ととれなかった子では、成績はもちろん、脳の大きさ(成長具合)にも差が生まれる。また、朝食をご飯にするだけで、学力が目に見えてアップする。

・一番最初に始める習い事のおすすめは?
脳医学的に見れば、最初の習い事は「ピアノ」がベスト。実はピアノを習っておくことが、将来の英語習得のカギにも。

・周囲の子供と比べて、歩いたり話したりするのが遅い
脳の発達のスピードは一人ひとり異なる。また、男の子は女の子より1~1歳半分遅いこともわかっているので、焦って言葉や文字を教えるのは逆効果。それよりも、「知りたい気持ち」を育てるコツの実践がおすすめだ。


■『16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える「賢い子」に育てる究極のコツ
著:瀧靖之
価格:1,320円(+税)
発売日:2016年4月15日(金)
出版社:文響社

瀧靖之(たき・やすゆき)
医師。医学博士。東北大学加齢医学研究所教授。東北大学東北メディカル・メガバンク機構教授。「脳の発達と加齢に関する脳画像研究」「睡眠と海馬の関係に関する研究」など多くの論文を発表。脳を生涯健康に、若々しく保つ生活習慣は、新聞・テレビなどのマスコミでも数多く取り上げられ、そのノウハウをまとめた著書『生涯健康脳』は10万部を突破するベストセラーとなっている。TBSテレビ系列「駆け込みドクター!」出演。

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