妻がつめたい、マンネリを感じる…そんな夫が実践すべき10のコト

出産・子育て

公開日:2016/5/18


『すぐそばも幸せにできないで。―半径5メートルのレシピ―』(高島大/ワニブックス)

 パートナーや子供など、いわゆる半径5メートルにいる大切な人を幸せにしたいと思ってはいても、行動に移せず、想いが相手に伝わらないことが多い。そんなもどかしさを感じている人にオススメなのが『すぐそばも幸せにできないで。―半径5メートルのレシピ―』(高島大/ワニブックス)だ。

 著者の高島大さんは美容業や営業を生業とするビジネスマンでありながら、夫婦関係・子育てなど「すぐそばにいる大切な人を幸せにする」をテーマにしたエッセイをフェイスブックに投稿し、その内容に共感した人々から毎回平均で3000人の「いいね!」がつく、人気ぶり。フォロワーは4万3000人を超え、彼は人間関係アドバイザーとして、これまでに培った知識を経験を活かして全国各地で講演をおこなっている。

 同書は著者が実践する「半径5メートルにいる人を幸せに」する方法を、読者に語りかけるように綴った、いわば家族のハウツー本だ。コラム『「イクメン」てなんやねん…』では、積極的に育児に参加する夫を指す“イクメン”について綴っています。以下は、高島さんが実践しているイクメン術。

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①仕事から帰ってきたら1時間、いや30分でもいいから奥さんと会話するコト。会話の中身は何でもいい、大事なのは奥さんの話を心から聴くコト。

②妻であり母である前に1人の女性として気持ちや考え方を尊重し、やりたいコトがあれば心から応援するコト。

③子供の服を一生懸命選んでいる奥さんの横で、奥さんの服を一生懸命選ぶ。

④奥さんがたまにはのんびりお茶したり、美容院でゆっくり過ごしてもらうために休みの日は娘と2人でデートに出かけ、奥さんに1人の時間をプレゼントするコト。

⑤娘を寝かしつけるよりも、奥さんがゆっくり眠れる環境や時間を作ってあげるコト。

⑥掃除、洗濯、料理は奥さんに任せっきりにせず積極的にやるコト。特に自分のコトは。

⑦奥さんが安心して子育てに専念できるようしっかり働いてお金を稼ぐコト。

⑧自分が仕事で家を空けている間、いつも子供を守り育ててくれているのは奥さん。だから、毎日「ありがとう」と感謝を伝えるコト。

⑨毎日奥さんをハグするコト。

⑩オムツを替えたり、一緒にお風呂に入ったり、娘と一緒にいっぱい遊びいっぱいハグするコト。

 本人も「8割奥さんやね(笑)」と語っているように、子育てに関して彼が意識しているのは「奥さんを大切にするコト」。夫が妻を愛し大切にすれば、子供と長い時間を共にする妻は精神的にも肉体的にも安定し、子供と心地良く過ごすことができるという。妻を大切にすることが子供の健やかな成長につながる……、少し前に不倫騒動でワイドショーを騒がせたイクメン議員にも、ぜひ読んでいただきたいものだ。

 そのほか、手を繋いでも、一緒に寝てもドキドキしなくなった“マンネリ気味”の夫婦には、実体験を交えつつ「『マンネリ』は解消するモノではなくホッコリと味わうとてもとても幸せなモノ」というメッセージを綴っている。

“イクメンは妻を大切にする”こと、“マンネリはホッコリ”など、ひとつの物事をさまざまな観点から捉え、すぐそばを幸せにするための解決策を語りかけてくれる同書。世界を変えることはできなくても半径5メートルを幸せでいっぱいにしたい、そんな想いを抱えている人は、ご一読を。

文=谷口京子(清談社)