「久しぶりに胸が高鳴った!」久米田康治『かくしごと』1巻発売&シャフト制作PV公開に大反響

マンガ・アニメ

2016/7/7


 マンガ家・久米田康治の作品『かくしごと』の単行本第1巻が2016年6月17日(金)に発売された。さらに発売を記念してアニメPVが公開されたのだが、アニメ制作会社シャフトが手がけたとあって「原作の世界がまんま動いてる…! シャフトすげぇぇぇ!」「なにこれ、めちゃ面白そう! 単行本買っちゃおっかな」と話題を呼んでいる。

 同作の作者・久米田の代表作と言えば、『週刊少年サンデー』に連載していた、改造人間にされたと思い込んだエキセントリックな高校生を描いた下ネタ中心のギャグマンガ『かってに改蔵』や、『週刊少年マガジン』にて7年もの間連載した超人気マンガ『さよなら絶望先生』などがある。

 『さよなら絶望先生』は何事もポジティブにとらえる少女が新学期を迎え、登校途中で新クラスの担任となる教師・糸色望に出会う。なにごともネガティブにしかとらえられないその教師は通称「絶望先生」と呼ばれ、クラスを引っ掻き回し、毎回様々な事件が引き起こされる超ネガティブギャグマンガだ。

 同作は2007年に「第31回講談社漫画賞少年部門」を受賞。同年にはアニメ化もされ、「第12回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門審査委員会推薦作品」に選ばれたという、国家お墨付きの作品でもある。読者は「ネガティブ臭が病みつきになる中毒推進マンガ!」「とにかくネガティブな絶望先生のキャラクターが面白い!」「毎回違う切り口で唸る。日本の漫画界でも、ものすごいクオリティだと思う」と称賛の声が上がり、久米田を名実ともに人気作家として認知させた。

 そして今回単行本が発行される『かくしごと』は、久米田が2015年12月から『月刊少年マガジン』で連載スタートした作品。マンガ家である父親の後藤可久士(ごとうかくし)と小学生の娘・後藤姫の物語だ。可久士は自身がちょっとエッチなマンガを描いていることを娘に知られたくないために、どんな仕事をしているかをひた隠しに隠している。

 マンガ家だとバレたら娘に嫌われるのでは!? と恐れ、出勤の際はスーツで出かけ、仕事場につくと仕事に集中できるシャツと短パンに着替えてマンガを描くという生活を送っている可久士。しかし、娘の友達が「姫ちゃんのパパお仕事なにしてる?」と聞いたり、編集部の担当者が娘のいる自宅に、可久士の描いたマンガ絵がプリントされたTシャツで現れたりと、バレそうになる危機が次々と襲い掛かる。愛ゆえに暴走してしまう心配性のパパのトラブルコメディだ。

 ギャグあり、下ネタあり、感動ありの同作に、読者は「相変わらず自虐ネタに余念がなくて面白い!」「ドタバタ具合もすごくて笑っちゃう!」「ギャグも楽しいし、素直な姫ちゃんとお父さんの奮闘ぶりにほんわかしちゃう!」「漫画家のあるあるネタが満載なのが良いね~」と大好評を博している。また、「時折、父の隠し事を知った数年後の姫のストーリーが挿入されるのがうまい!」「成長した娘の描写が所々で入る構成がやばい。ちょっと不安な空気感があってグッとくる」とそのストーリーテリングの巧みさに圧倒される読者も少なくない。

 そして単行本を記念して公開されたPVの制作は久米田作品では「かってに改蔵」「さよなら絶望先生」のアニメーション制作を手がけたシャフト。さらに可久士の声を「さよなら絶望先生」で糸色望を演じた神谷浩史が、娘の姫を人気アニメ「響け! ユーフォニアム」の高坂麗奈役を演じた安済知佳が務める。

 この豪華な制作陣の手掛けたPVを見た視聴者からは「かくしごと読んでなかったけど、このPV見たら俄然読みたくなってきた!!」「やっぱシャフトすげぇ! 絶望先生のアニメ終わってから気ぃ抜けてたけど、久しぶりに胸が高鳴った」「久米田作品とシャフト、神谷浩史の再共演やばい!」「PVみただけで鳥肌と涙が…」と大反響を呼んでいる。

 中にはPVのクオリティの高さから「これ絶対アニメ化するでしょ!? しないとは言わせないよ?」「アニメ化の予感満載じゃん!! お願い、ここまで見せたならアニメ化して~!」と期待を寄せる声も上がっている。同作のドタバタギャグと感動に圧倒されつつ、アニメ化の報せを祈るしかない!

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■『かくしごと』1巻
著:久米田康治
価格:600円(+税)
発売日:2016年6月17日(金)
出版社:講談社