お客さまに愛され、社員も辞めない! 驚異的な実績を出し続ける現役ドコモショップ店長から学ぶ「ありがとう」の効果

ビジネス

公開日:2016/8/23

 驚異的な実績を出し続け、講演依頼が殺到する現役のドコモショップ店長がその秘訣を明らかにした『お客さまにもスタッフにも愛されるお店の「ありがとう」の魔法 』が、2016年8月10日(水)に発売された。

 店長である著者が目指しているのは、何よりも顧客に愛され、スタッフにとっても働きやすいお店をつくること。店長として10数年にわたり店舗の立ち上げやテコ入れの先頭に立ってきた実体験をもとに、理想的なお店づくりの知られざるノウハウを余すところなく紹介している。

 現在の多様化した市場では、これまでのような一人のエースのアイディアや販売力だけで勝ち残ることは非常に難しくなっている。これからはまさに、チーム戦が求められる時代になっていくのだ。スタッフが助け合い、感謝し合うチームでなければ粘り強く生き残っていくことは出来ない。同書では、チーム力を上げるために実際に役立った心構えやスキルを多数掲載している。

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 そんな中最も効果があったのが、「ありがとう」という魔法の言葉だ。そんなこと当たり前じゃないかと物足りなさを感じる人もいるだろう。しかし、著者はその当たり前の言葉の奥にこそ答えが存在すると断言している。みんなが「ありがとう」というシンプルな言葉を正しく理解し正しく使えば、チームが面白いほど機能するという。

 「片づけの習慣をつける」「あいさつに、気づかいの言葉を添える」「思うだけでなく、伝える」「スタッフ全員をフルネームで覚える 」などなど――同書では小売店や飲食、サービス業などで、店長やマネージャー職として日夜奮闘する人たちを応援するためのコンテンツの数々が盛り込まれている。ときに悩み、ときに喜びを感じているスタッフやアルバイトの人たちにも是非読んでほしい一冊だ。

福島雄一郎(ふくしま・ゆういちろう)
1978年1月27日、広島生まれ。18才のとき自転車で日本を一周し、『自転車日本一周旅の日記』を自費出版。2000年、大手通信会社に派遣社員として入社。ドコモショップ配属となり、派遣社員から2年という異例のスピードで店長へ昇格。これまで10店舗以上の店舗を責任者として経験、経営者として成果の求められる環境に自ら身をおくことで「社員が辞めない職場づくり」をリアルに実践している。そこで得た実体験と培った知恵を活かし、執筆・講演などの活動を行いながら、現在も某地方都市の現役ドコモショップ店長として現場を率いている。

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