セックスしなくても「脳内妄想」で綺麗になれる! 1週間で自分を磨いて美人になる方法
公開日:2016/9/19
「永遠に美しく輝いていたい」。女性なら、誰もが願っていることだろう。時代や国によって美しさの定義は変わるものの、明日は今日より輝いていたいと思うのが女心。では、どうすれば今よりも輝けるのだろうか? 永遠のテーマのように思えてしまうが…実は、1週間あれば誰でも輝きを増すことができるらしい!
その方法を教えてくれるのが『1週間で美人に魅せる女(わたし)の磨き方(中経の文庫)』(ワタナベ薫/KADOKAWA)だ。
女性はみなダイヤモンドです。
まだ、美に目覚めていない女性も同じ、ダイヤモンドの原石です。
こう断言するのは著者のワタナベ薫氏。「美人になる方法」というブログを運営し、国内外でセミナーを行うなど、多方面で活躍する美のエキスパートだ。そんな著者が独自の視点で、1週間で自分を磨く方法を教えてくれるのが本書。今回は、一部を抜粋してご紹介しよう。
セックスの相手がいなくても綺麗になれる
「セックスをすると綺麗になる」。一度は聞いたことがあるだろう。女性の心と身体は女性ホルモンに支配されている。このホルモンは脳への刺激によって分泌されるため、肌の触れ合いで安心感を得たり、オーガズムで脳に強い刺激が届いたりすることで、分泌が促進されるのだ。
しかし、常にセックスの相手がいるとは限らない。そんな時は、「脳内妄想」が脳への刺激となり、セックスしている時と同じ効果が得られるそう。同性や母親との触れ合い、ペットの抱擁でも女性ホルモンは分泌されるので、妄想する相手がいない方もご心配なく。セクシーな下着を身に着ける、恋愛映画を見る、なども効果があるので、週末のリラックスタイムに実践してみてもよさそうだ。
美しい文字は一生もの
最近は、仕事でもプライベートでもメールでのやり取りが基本となり、手書きで字を書く機会が減っている。筆者も学生時代にはノートやメモをとるのに手書きをしていたが、それがなくなってから、必要に迫られて書いた文字は急いでいるわけでもないのに走り書き。字は書かないと下手になる、ということを痛感する一方で、美しい字を書く人には憧れのような気持ちを抱くようになった。そう、字が美しいということで、周囲を魅了することができるのだ。
著者は、字を書く機会は減っているものの、役所の手続きや冠婚葬祭時、お礼状など、手書きで文字を書くことからは一生逃れられないと指摘。そして、手書きのメッセージには書き手の気持ちが込められているため、温かさを感じる。そこで、毎日15分でいいので、美しい字を書く練習をすることを本書では提案している。100円ショップでも字の練習帳が売っているようなので、手書きの文字に自信がない方は、ぜひ実践してみてほしい。
今回ご紹介した以外にも、本書ではメンタルに関するものから恋愛や結婚、ファッションなど、1日ごとにテーマを設定。それぞれについて念頭に置くべきことや実践項目が紹介されている。どれも難しいことではないし、自分のためになることばかりだ。家事や仕事が忙しくて時間なんてない! という方も、まずは本書を手に取ってみてほしい。冒頭の著者からのメッセージは、シンプルながら心に響くものがあり、まずは1週間頑張ってみようという気持ちになること間違いなしだ。
著者に言わせれば「容姿」はダイヤモンドの1つのカット面でしかない(ブリリアントカットは全部で58面)。つまり、美しさの要素は、容姿以外の方がずっと多いのだ。しかも、少し意識するだけで、すぐに変えられるものも多い。それなら、せっかく輝けるのに磨かないなんてもったいない。ダイヤモンドのような永遠の輝きを手に入れるために、一歩を踏み出してみよう。
文=松澤友子
この記事で紹介した書籍ほか

1週間で美人に魅せる女(わたし)の磨き方 (中経の文庫)
- 著:
- ワタナベ 薫
- 出版社:
- KADOKAWA
- 発売日:
- 2016/08/10
- ISBN:
- 9784046003560
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