「とんでもない飯テロ小説が登場しやがった…」大人グルメファンタジー『異世界食堂』コミカライズ&アニメ化企画進行中に大反響!9月30日には待望の第3巻発売

マンガ

公開日:2016/9/30

 インターネット上の小説投稿サイト「小説家になろう」で人気を得て、ノベライズ化、コミカライズ化、さらにアニメ化企画も進行中の『異世界食堂』が「こんなに食い物が美味そうに描かれている話は初めて読んだ!!」「よくこんなのを無料で公開しているなぁ…」「白ご飯を食べながら読むとさらにおいしい」「とんでもない飯テロ小説が登場しやがった…」と大きな話題となっている。

 同作は、オンライン小説、携帯小説を掲載している小説投稿サイト「小説家になろう」発の犬塚惇平による大人気グルメファンタジーだ。オフィス街に程近い商店街の一角、犬の看板が目印の雑居ビルの地下一階にある、黒い猫の絵が描かれた扉の食堂「洋食のねこや」。創業五十年、平日は普通の洋食屋としてオフィス街のサラリーマンの胃袋を満たし続けてきた。しかし、店が休みのはずの毎週土曜日、「ねこや」はチリンチリンと鈴の音を響かせやってくる「ある世界の人たち」であふれかえる。生まれも、育ちも、種族すらもばらばらの客たちが求めるのは、オフィス街の人々にとっては慣れ親しんだ、しかし彼らにとっては世にも珍しい不思議で美味しい料理。彼らにとって特別な絶品料理を出す、「ねこや」は「ある世界の人たち」からこう呼ばれている――「異世界食堂」と。

 私たちが普段慣れ親しんでいる料理を、「ある世界の人たち」の視点から描いた様子に「あの料理を異世界人が食べるとこう表現するのか!!」「こんなに食い物が美味そうに描かれている話は初めて読んだ!」「普段私たちが当たり前のように食べている料理を、全く別の世界の、何も知らない人が食べたら…っていうのが凄く面白い!!」と大きな反響が。「出てくるメニューが晩御飯のメニューになりそう」「満腹にもかかわらず食欲がわいてきて困ってしまいました…」「美味しそうなのですよ! 食べたいのですよ。たまらんです」と実際にお腹を空かせる人も続出中だ。

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 「メンチカツ」や「テリヤキ」、「プリンアラモード」とタイトルがつけられた短編ごとに、「ねこや」に訪れるお客様は人間からセイレーン、狼の血を引く獣人に、伝説の魔竜6柱のうちの1柱とさまざま。「プリンアラモードの姫君は最高!」「それぞれの客が、自分の『推しメニュー』がいかに美味いか意見を戦わすシーンがすごく面白い」「一番好きな話…カレーライス…いやエビフライかな…」とお気に入りのエピソードやシーンを探してみるのもオススメだ。

 ここで、『異世界食堂』のお話の一つ、「チョコレートパフェ」のあらすじをご紹介。帝国の皇女、アーデルハイドは子供の頃、雲を食べたことがある。先帝である祖父に連れられて、離宮の奥の猫の絵が描かれた黒い扉の奥にある秘密の部屋でのことだ。はじめて食べるそれは、真っ白な中に黒いもようがあって、ふわふわして柔らかくて甘くて冷たくて…とにかく今まで食べたどんなものより美味しかった。16歳になったアーデルハイドは、その記憶は夢か何かであると思っていた。数年間、じっと療養することでしか治らない病にかかり、離宮での寂しい生活を始めたアーデルハイドの前に、昨日まではなかったはずの猫の絵が描かれた黒い扉が現れる――。

 アーデルハイドとチョコレートパフェとの対面の様子に、「チョコレートパフェって全く知らない人から見たらこんなとんでもない食べ物なのか!!」「異世界を舞台にしてるので、料理の描写が細かく、文字で読んでも美味しそうって感じる!」「パフェ!! 食べたくなっちゃう~~」との声が。

 そして今回、「小説家になろう」内にある作者・犬塚惇平のページで「漫画版の連載がヤングガンガンで始まります。第一話はメンチカツの予定で……第二話でモーニングです。ヒロインが居ないと寂しいのです」という嬉しい報告が。さらには、アニメ化企画も進行中とのこと。この知らせにファンは「すげえ展開でもう頭がパンクする」「メディアミックス! うれしい~~!!」「あの料理がアニメで見られると思うとよだれ出る… おめでとうございます!!」と大喜び。

 アニメ化については「詳細は追ってまた」ということなので、楽しみに待ちつつ、まずは白いご飯でも用意して、あなたも猫の絵が描かれた黒い扉を開いてみてはいかがだろうか。

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