高橋みなみ「一度でいいからお会いしたかった」石破茂と高橋みなみが語る、“田中角栄”リーダー論とは?

ビジネス

公開日:2016/9/22

 哲学や経済などの名著をわかりやすく漫画家し、解説を添えたビジネス書「まんがでわかる」シリーズから、人心掌握の流儀について学べる『まんがでわかる田中角栄の人を動かす力』が、2016年9月14日(水)に発売された。

 同書は、主人公の女性新人タクシードライバーが田中角栄の名言やポリシー、実際にとった行動や発言を参考に、人やお客との交わりの機微を肌で学んでいく内面の成長が描かれている。

 さらに、巻末では石破茂と高橋みなみのリーダーシップ対談も掲載。田中角栄を実際に知る石破がエピソードを披露したり、高橋が同書を読んで思う田中角栄像について語る様子が紹介されている。

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田中角栄という人の本質は、カネや権力があればできるということではないところにある。やはり人の心を本当に震わせる“魔力”のようなものが、先生にはありました。
・田中先生は、政界にありがちな裏切りも意に介さなかったですね。恩を仇で返されても、決して恨まなかった。
・人間としての幅の広さがあって、常にカラッと明るい。そんな型破りのキャラって今はいないですよね。石破茂

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田中角栄さんと聞いても、わからないことだらけというのが本音でしたけど、この本を読んで人間としてすごい力を持っていた人なんだと思いました。
・大胆さのある人というのが印象です。
・人を喜ばすことに長けていて、それが無意識にできる人ってなかなかいないですよね。
・角栄さんのお話を聞けば聞くほど「一度でいいからお会いしたかったな」とすごく今思っています。高橋みなみ

 『田中角栄 100の言葉』が74万部を超えるベストセラーとなるなど、世の中で注目を集めている田中角栄を題材として刊行された同書。田中角栄を知る人もあまり知らなかった人にも、まんがというわかりやすい形で描かれた同書をぜひ手に取ってみてほしい。

※掲載内容は変更になる場合があります。