その体の「冷え」放っておくと恐ろしいことに…体の不調を自分で治す温活のコツ

健康・美容

2017/1/30

 大人の女性を悩ませる“冷え”。気温がグンと下がる冬場は、特に冷えに苦しむ人も多いだろう。そんな女性の敵である“冷え”を改善してくれる『体の不調を自分で治す温活のコツ』が2017年1月30日(月)に発売された。

 体が冷えると血液の循環が悪くなるので、免疫力が低下し、老廃物が排出できず、血管がつまりやすくなる。結果として、代謝の働きも鈍り、病気を呼び込むリスクも上がってしまう。これは動脈硬化や高血圧、ガンといった病気も例外ではない。

 さらに、冷えで起こりやすい病気や症状のなかには、よく知られる「血行不良」「頭痛」「肩こり」の他に、女性が気になる「便秘」や「眼精疲労」などの大人不調、「しみ」「しわ」「たるみ」「薄毛・白髪」などの老化現象も。その冷えを解消してくれるのが「温活」だ。温活で「血めぐりをよくする」ことで、病気とまではいかない「体の不調」の多くが治る。

「冷え」と体の不調の深い関係性!
<便秘>
体の中心部が冷え、内臓の機能低下が起こり、腸のぜん動運動などがうまくいかないこと、血流が悪いため腸内が冷え、腸内環境が乱れることの両方が原因。お腹の皮下脂肪や内臓脂肪が多く、脂肪によって胃腸が冷やされていることが原因の場合もある。

<眼精疲労>
目の疲れは周囲の筋肉の疲労と血行不良によるもの。焦点を合わせようと筋肉が酷使され、収縮によって血管が圧迫されて血流まで妨げられていることが原因のほとんど。目の周囲を温めて症状が改善するならば目が冷えている証拠。じっくりと温めることで全身が温まってくる。

<薄毛、白髪>
冷えにより頭皮が血行不良になることで、抜け毛や薄毛、白髪になることがある。老化現象とあきらめないで! 温めることで頭皮に十分に血液が行き渡れば、新しく生えてくる髪に「血(=東洋医学で血めぐりのこと)」を補うことができ、黒髪に戻せる可能性もある。

<しみ・しわ・乾燥>
冷えによって代謝が落ちると肌組織がうまく作り変えられないという状態に。つまり肌のターンオーバーができないことがしみの原因。しわや乾燥も同様だ。紫外線や外気の乾燥などによる皮膚ならではのダメージもあるが、全身の冷えによる血流不足で衰えていると考えるほうが自然。温活で内臓や筋肉や活性化すれば、皮膚も再び若々しくなる可能性がある。

<たるみ>
大人になると、どうしてもフェイスラインを支える筋肉の力が弱くなってくる。冷えによるリンパ液の滞りで顔がむくんだ状態が続くと、皮膚や筋肉に重みがかかり、「下がる」状態をつくることに。一度伸びてしまった筋肉や皮膚を元に戻すのは大変だ。

 同書では、「冷えとり」の第一人者である川嶋朗が、効率よく「冷え」を解消する方法をひと目でわかるビジュアルで紹介。体の外から効果的に温める方法、薬膳やしょうがドリンクなど食べて温めるレシピ、冷えとりウォーキング、簡単筋トレ、ツボ刺激やマッサージなど、最新の「温活の知恵」で美しく元気な体が手に入る。ここでは、温活の知恵の一部を紹介しよう。

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ダンボール箱のアルミホイル貼り

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内側にアルミホイルを貼り付けたダンボールに足を入れるだけ。体温による輻射熱により保温効果が。魔法瓶のように体温を逃さない。

急な寒さ対策にキッチンペーパー
外出時に寒くてお腹が冷えたとき、汗をかいた直後に冷房の効いた室内でお腹が冷たいときなどに不織布でできたキッチンペーパーの活用がおすすめ。空気を含み、体温を逃さない働きと、汗を吸って気化熱で冷えるのを止める効果がある。インナーの下に1枚はさみ込めば、急場の腹巻き代わりに。

スマホの見すぎは「冷え」のもと

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スマホのブルーライトは波長が短く拡散しやすい光なので、人はしっかり見ようとして目の筋肉を緊張させがち。常にピントを合わせようと筋肉が働き続けることで眼精疲労の原因にも。このことで交感神経が刺激され、全身が緊張状態になり、血管が収縮することで冷えにつながる。

 「温活」と聞くと、冬場だけやればいいと思いがちだが、夏も油断大敵。エアコンの普及により、自分で体温調節する必要がなくなり、その機能が退化してしまっているのだ。また、冷えを自覚せず、知らず知らずに冷えているという人も多いため、同書には「冷え度チェック」が付いている。病気予防のためにも、そしてアンチエイジングのためにも温活を始めてみてはいかがだろうか。

川嶋朗(かわしまあきら)
北海道大学医学部卒業、ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院留学。東京有明医療大学教授。一般社団法人東洋医学研究所付属クリニックで西洋医学と東洋医学、伝統医療などを組み合わせた統合医療の第一人者。『血流たっぷりで今の不調が消える』ほか著書多数。

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