健康・美容

どんなに体が硬くても大丈夫! びっくりするくらい簡単な“指だけヨガ”。なのに効果は難しいヨガポーズと同じ!

『どんなに体が硬い人でもできる 指だけヨガ』(深堀真由美/大和書房)

 これまで何度かブームになったヨガ。美容や健康維持のためにヨガをやってみたことがあるという人は少なくないだろう。しかし、始めたヨガを長く続けているという人は意外と少ない。特に、身体が硬いせいで難しいポーズができずやめてしまったという人は多いようだ。そこで、そんな人におすすめなのが『どんなに体が硬い人でもできる 指だけヨガ』(深堀真由美/大和書房)だ。

指ヨガっていったい何?

 指ヨガを考案した深堀真由美氏は、ヨガスクールの主宰を務める女性。彼女が指ヨガを考案したきっかけは、スクールに通う女性たちが「家族たちの目を気にせずにできるヨガポーズがあればいいのに」「簡単に代謝を上げられるポーズを知りたい」と言うのを耳にしたからだった。

 ヨガには日本で一般的に知られている「ハタ・ヨガ」の他に、ヒンドゥー・スクワットのような激しい動きを中心とする「リリヤ・ヨガ」がある。深堀氏がスクールで教えているのはハタ・ヨガだが、指ヨガに応用したのはハタ・ヨガよりも即効性の高いリリヤ・ヨガの「合掌リリヤ」というポーズだった。ただし、本来の合掌リリヤでは密着している手のひらを、指ヨガではあえて離した。指先に力を入れやすいようにするためだ。両手の指同士を付け、力を入れて押し合うことで、さまざまな難しいポーズと同じ効果が出るようにしたのが指ヨガなのだ。

手にはすごいパワーが溢れている

 手は「第二の脳」と呼ばれる。それは、脳が何かをするための命令を出すと、多くは手を動かすことになるからだ。指は感覚器官でありながら同時に運動器官でもある。そのため、限られた大きさの中に27本の骨と30本以上の筋肉が詰め込まれている。手という小さいパーツへの情報伝達に脳の10分の1ほどの容量を使っているというのだから、いかに手への情報が多いかがわかるだろう。しかも、手には中国医学でいう経絡のツボやインドの伝承医学「アーユルヴェーダ」のマルマも存在する。そのため、手を刺激することは脳や身体の他の部位に刺激を与えることにつながるのだ。

「第二の心臓」足で行う足指ヨガ

 手が「第二の脳」なら足は「第二の心臓」だ。だから、足にも手同様に経絡のツボやアーユルヴェーダのマルマが存在する。足指によるヨガは手指のヨガのようにどこでもやれるというほど手軽ではないが、足指でもヨガを行えば、指先に力を入れられるようになり歩きが安定する。足指ヨガはお風呂タイムにやるのが効果的だ。

指だけなのに効果は難しいヨガポーズと同じ!

 親指から小指まで1本1本にそれぞれ対応する身体の部分がある。そのため、基本の指ヨガポーズからどの指に力を込めて押し合うかによって、どんなに効果が現れるかが変わる。例えば、牛面のポーズなら人差し指に、アーチのポーズなら薬指に力を入れるという具合だ。全身ヨガの複雑なポーズは身体が柔らかくなければできないが、指の合わせ方や力の入れ具合を工夫するだけで同じ効果が出せるというのだからありがたい。

呼吸と手足の指の動きでいつでもどこでもできる

 指だけの動きで全身ヨガと同じ効果を引き出せるのは、指でポーズをとりながら、ヨガ独特の丹田呼吸をするからだ。つまり、いくら指を動かしてもヨガの呼吸ができていなければ意味がない。しかし、丹田呼吸さえきちんと身につければ、指ヨガはヨガマットもヨガシューズも必要なく、時間もたった3分程度で済む。授業や仕事の合間のちょっとした休憩時間でも周りの目を気にせずヨガができるというわけだ。

「体が硬いとケガをしやすい」などと言われても、本当に体が硬い人はすぐに体を柔らかくすることなどできない。しかし、運動が苦手な人でも、時間がない人でも気軽にできる指だけヨガなら、硬い身体を少しずつほぐしていくことができるだろう。寒い季節、こたつから出られなくなっている人でも指ヨガなら簡単にできるはず。手軽な運動として生活の中に取り入れてみてはいかがだろうか。

文=大石みずき



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