ぼんやりフェイスライン、便秘や冷え…女子の“こわばり”を解消するベストな「枕の高さ」とは?

美容

2017/2/16

 長時間のデスクワーク、ハイヒールで立ちっぱなし、育児や家事で無理な体勢をとりがち…と、20~40代の女性の毎日には、カラダをこわばらせる要素がいっぱい。『こわばり女子のカラダほぐし大全  カチカチにかたくならない習慣術』(PHP研究所)は、テレビや雑誌で活躍中のアンチ・エイジング ドクター日比野佐和子氏の監修のもと、さまざまな不調とエイジングサインにつながる、女子の「こわばり」の解消術が紹介された一冊だ。

 カラダが「こわばる」原因は、ひとことでいうと血行不良。巡りの悪いカラダ、つまり血液やリンパの流れが滞ったカラダには老廃物が蓄積される。すると筋肉の機能が落ちて、こりになる。こりが血流の邪魔をするため、カラダは冷えやすくカチカチにかたくなり、さらなるこわばりを引き起こすという悪循環となるのだ。

「こわばり」と聞いてまず思い浮かべるのは、肩や首のこり、腰の痛みだろう。しかし年齢のせいかと見過ごしていたエイジングサインも、根本原因に「こわばり」の可能性があるそうだ。肩や首の「こわばり」から顔回り が血行不良となり、肌がくすむ、フェイスラインがぼんやりしてくる、ほうれい線がくっきり表れる、痩せにくい、足がむくむ、頑固な便秘なども「こわばり」と関係しているというから恐ろしい。このように「こわばり」は女子の大敵なのだ。

 生活習慣から「こわばり」を解消していく方法として、大事なことのひとつに「枕の高さ」があるという。立ち姿と同じ姿勢をキープできる高さがベストということで、バスタオルを使って自分の首の高さに合わせた枕を作る方法が紹介されている。もうひとつ、すぐに取り入れたいと思ったのは、インスタントコーヒーのススメだ。老化防止やストレスを受けた神経を修復する成分が、インスタントコーヒーの粉に豊富に含まれているという。たまにはインスタントコーヒーも飲まなくちゃ。

 本書には、自分の「こわばり」タイプを知るためのチェックリストがついている。同じ姿勢でいることが多いためカラダのバランスが悪い「ゆがみ系」、頑張り屋さんに多く自律神経が乱れがちな「ストレス系」、スキニーパンツやパンプスが好きでカラダを締め付けたり冷やしたりしがちな「女性ホルモン系」。3タイプの「こわばり」に合った対処法が示されている。

 カラダ全体を大きく引き伸ばす筋膜ストレッチ、カラダを締め付けるファッションはほどほどにする、カラダの糖化を防ぐコツなど、日常から心がけるべきことが、イラストつきで紹介されているのでわかりやすい。「ゆがみ系」の私は、内臓まで血行不良になっている可能性もあると知りショックを受けた。毎日コツコツ意識して、こわばりを解消し、いつも気持ちよいカラダを維持していきたいものだ。

文=泉ゆりこ