今話題のスポット「美術館カフェ」でゆったりとした時間を

暮らし

2017/2/25

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    『カフェのある美術館』(中村剛士/世界文化社)

 ゆったりとした時間を過ごすことができる「美術館カフェ」。その魅力が詰まった『カフェのある美術館』が2017年2月18日(土)に発売された。著書は人気アートブログ「青い日記帳」の管理人Take。同氏が22の「美術館カフェ」をテーマごとに紹介している。

三菱一号美術館 Cafe 1894

 かつて銀行だった頃の喧騒が今も聞こえてきそうな、そんな空気がただよう「Cafe 1894」。東京丸の内の三菱一号館美術館の敷地内にあるこのカフェ・バーは、英国人建築家、ジョサイア・コンドルの設計により明治27年(1894年)に建てられた。昭和40年代に一度解体されてしまったが、可能な限り忠実に復元され、2010年にカフェとして新たな息吹を吹き込まれた。どこか温かみのあるクラシカルなカフェ・バーで、明治時代にタイムトリップしてアートの余韻にひたろう。

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 ティータイムメニューの「Cafe 1894自家製クラシックアップルパイ」(907円)はアップルパイの上に載っているのはたっぷりのクランブル。シナモンを練りこんだ生地とともにさくさくした食感が楽しめる。

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神奈川県立近代美術館 葉山館 レストランオランジュ・ブルー

 細長い店の先端に、葉山の海が広がる絶好のロケーション。海に最も近い場所がテラス席になっているので、心地よい海風を感じながらティータイムを楽しむことが出来る(トンビに食事を持っていかれることがあるため、テラス席はデザートと飲み物のみの提供)。食後のワインをテラス席でゆっくり… なんていうのも素敵だ。この店でぜひ試してほしいのは、海に沈む夕日をイメージしたオリジナルソフトドリンクの「オランジュ・ブルー」と、1日限定20食の手作りシフォンケーキ。どちらも一食の価値ありだ。

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    根津美術館 NEZU CAFE

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    菊池寛実記念智美術館 レストラン ヴォワ・ラクテ

【目次】
第1章 レトロな美術館カフェ・レストラン
三菱一号館美術館 Cafe 1894
アサヒビール大山崎山荘美術館 喫茶室
箱根ラリック美術館 LE TRAIN
京都文化博物館 前田珈琲
三井記念美術館 ミュージアムカフェ

第2章 緑と陽だまりの美術館カフェ・レストラン
根津美術館 NEZU CAFE
ホキ美術館 イタリアンレストランはなう
神奈川県立近代美術館 葉山館 レストラン オランジュ・ブルー
ポーラ美術館 レストラン アレイ
山口県立美術館 La Plume Bleue
世田谷美術館 ル・ジャルダン

第3章 一度は訪れたい個性的な美術館カフェ・レストラン
原美術館 カフェ ダール
山種美術館 Cafe 椿
ワタリウム美術館 オン・サンデーズ
那珂川町馬頭広重美術館 JOZO CAFE 雪月花
金沢21世紀美術館 カフェレストラン “Fusion21”
大分県立美術館 cafe Charite
細見美術館 CAFE CUBE

第4章 料理が美味しい美術館カフェ・レストラン
菊池寛実記念智美術館 レストラン ヴォワ・ラクテ
横須賀美術館 ACQUA MARE
石川県立美術館 ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA
京都国立近代美術館 Cafe de 505
コラム、その他

中村剛士
Tak(タケ)の愛称でブログ「青い日記帳」を主宰する美術ブロガー。展覧会レビューをはじめ、幅広いアート情報を毎日発信する。休日はほとんど美術館・博物館へ足を運んでいる。美術館のカフェやレストランにも詳しい。これまで関わった書籍に、『美術展の手帖』『フェルメールへの招待』『マウリッツハイス美術館展公式ガイドブック』『美術観賞手帳』など。

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