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今までしてきた質問はまちがいだらけ!? 伸びる人・伸びない人を見分ける面接質問は?

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    『新版 人材を逃さない見抜く面接質問50』(著:キャロル・マーティン、訳:岡村桂/ディスカヴァー・トゥエンティワン)

 面接のときに聞くべき「本音を引き出す質問」と「人材を見抜く返答」を紹介する『新版 人材を逃さない見抜く面接質問50』が、2017年2月24日(金)に発売された。

 採用面接を担当したことのある人なら、「どんな質問をすれば、本当に優秀な人材がわかるのだろう?」という切実な疑問を抱いたことがあるはず。ありがちな質問をすれば相手は用意してきた答えを立て板に水で話し、かといってちょっとひねった質問をしても、緊張した様子であたりさわりのないことしか答えなくなる。本当に求めている人材なのか確信が持てないというのが、多くの面接担当者の実情ではないだろうか。

 同書はそんな不安を抱えた面接担当者に向けた1冊。短い時間に最大限はっきりと応募者の人物像を把握できる質問を多数収録し、具体例とともに丁寧に解説している。また実践的に活用できるよう、「応募者から多くの情報を引き出す質問はどれか」「相手の本質を見抜く返答はどれか」などをクイズ形式で出題。解説を読めばさらに理解が深まり、自分自身の面接スキルを伸ばすことができる。

 例えば「ほかの応募者にはない強みを知る上で、最も多くの情報が得られる質問」としては、「あなたのセールスポイントは何ですか」が最も効果的だという。「セールスポイント」という言葉を用いることで、応募者の立場から考えた答えが求められるためだ。「ほかの人にはなくてあなたにはある特徴は何ですか」という問いかけも応募者の本音を引き出すタイプの質問。応募者がその職種についてどのような事前調査を行い、募集要件についてどの程度認識しているか、といった情報を得ることができる。

 逆に「なぜあなたを採用するべきなのか、その理由を挙げてください」という質問は効果的ではない。「なぜ」と質問されると応募者は身構えてしまい、自分の立場を弁護するために大事なことを話してもらえない場合もある。

 その他にも「募集職種に生かせる応募者の能力があるかどうかを知る」、「リーダーシップの有無を知る」などの項目ごとに、最も多くの情報が得られる効果的な質問がどれかを答えるクイズが用意されている。自分ならどんな質問をするか考えながら読み進めてみよう。

 中途採用の面接担当者はもちろん、新卒採用や中途採用など面接を受ける人にとっても役に立つ同書。「面接応答マニュアル」の一段上、奥の奥まで行き届いた情報を得ることができるだろう。

キャロル・マーティン(Carole Martin)
プロの面接担当者。また、面接コーチとして面接担当者と応募者両方に指導している。フォーチュン500社をはじめ多数の会社の人事に関わってきた。

岡村桂(おかむら・かつら)
企業内翻訳者を経て、現在はフリーランス翻訳者。主な訳書に『ハーバード・ビジネス・エッセンシャルズ』『ヘッジファンドの魔術師』『投資苑3』などがある。

※掲載内容は変更になる場合があります。



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