妻が浮気!なのに3888万円請求された夫、6年間セックスなし夫婦、70歳で妊娠した夫婦の行く末…夫婦問題がテーマの注目本ベスト3!

恋愛・結婚

更新日:2017/3/31

『セブンティウイザン』(タイム涼介/新潮社)

『セブンティウイザン』(タイム涼介/新潮社)

 もし70歳で妊娠したら!? 「何かの間違いだ」「もう一度調べてみた方がいい」と妊娠を疑うはずだ。『セブンティウイザン』(タイム涼介/新潮社)は、そのまさかの幸運に恵まれてしまった奇跡の70歳女性・江月夕子と、5歳年下の夫・江月朝一の、初産に向けての妊娠ライフコミック。

 65歳までどうにか勤め上げた会社も定年退職となり、サラリーマン生活に終止符を打った朝一は、これから、ずっと支えてくれていた夕子とたくさん旅行をしようと思っていた。だが家に帰ると、夕子は「私、妊娠しました」と信じがたい告白をしてきた。しかも彼女は、70歳にして子どもを産むと決意を固めていたのだ。朝一は妊娠についていろいろと調べ、夕子にこの妊娠の危険さを訴える。しかし、夕子にとっては全て今さら。「今さら言われなくても分かってるわ あなたは今頃やっと調べたんでしょうけど」と一蹴されてしまう――。『セブンティウイザン』は、2巻以降もまだまだ続いていく。70歳と65歳の夫婦が授かった命には、今後どういう人生が待っているのか。

【レビューはこちら】夫の定年退職の日に、70歳妻の妊娠が発覚!?  超高齢出産夫婦がおりなす全く新しい家族の物語

advertisement

『スキンシップゼロ夫婦』(まゆ/ワニブックス)

『スキンシップゼロ夫婦』(まゆ/ワニブックス)

 1000万PVの話題のブログを書籍化した、『スキンシップゼロ夫婦』(まゆ/ワニブックス)。夫がシャイ過ぎて、セックスはおろか、キスもハグも手をつなぐことすらさせてくれないまま、夫婦生活を送っている妻・まゆさんの日常。義母からは不妊症疑惑を持たれ、「子どもを作ってこそ人間として一人前よ!」的なパート先のおばちゃんの子なしハラスメント。性欲をただ我慢する日々。世の既婚女性に対して、「旦那さんと当然のようにスキンシップあるんでしょ……」という嫉妬心。おいそれと他人には相談できないことだし、「一緒に寝てもいい?」と誘った時に断られるみじめさ、哀しさ……。新婚旅行でさえ、部屋は別々だったそうだ。ついついまゆさんに感情移入をしてしまうので、どうしても旦那のみーさんに対して冷たい視線を送りがちになるが、それでもまゆさんがみーさんと別れないのは、みーさんがとっても温厚で優しくて、礼儀正しいから。そしてなにより、「好きだから」だ――。

【レビューはこちら】「6年間一度もセックスしたことがない夫婦」の実録コミックエッセイが話題沸騰!!

『損する結婚 儲かる離婚』(藤沢数希/新潮社)

『損する結婚 儲かる離婚』(藤沢数希/新潮社)

 結婚の「損得勘定」を 知らなかったら地獄を見るかもしれない。恋や愛といったキレイゴトに騙されれてはいけない。 結婚相手選びは株式投資と同じで、夫婦は食うか食われるかの関係にある。そんな男女の「損得勘定」と、適切な結婚相手の選び方を具体的なケースを元に解き明かした1冊。

 本書の著者には外資系金融機関に勤める友人がいた。その友人の年収は当時3000万円あり、結婚もしていた。専業主婦の奥さんがいたのだ。人生の勝ち組というやつだろう。しかしある日、奥さんに浮気をされ、離婚をすることに。その友人は2年にわたる長い離婚裁判を戦い抜き、ついに離婚を勝ち取った。しかし離婚をするために3888万円を支払うことになったそうだ。浮気をしたのは友人の奥さん。悪いのは友人の奥さんだ。なぜそんなことになってしまったのか…?

【レビューはこちら】奥さんに浮気されたのに、離婚裁判で3888万円を支払うことに!?  知らないとマズイ「離婚の真実」