「サッカー本大賞 2017」決定! 大賞は史上初の2作品に

スポーツ・科学

2017/4/4

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    photo:松岡健三郎

 “よりよいサッカー書籍が、日本のサッカー文化を豊かにする”をコンセプトに、選考委員によって質の良いサッカー書籍が選ばれる「サッカー本大賞」。2017年3月31日(金)に「サッカー本大賞 2017」の授賞式が開催され、大賞に『「能町みね子のときめきサッカーうどんサポーター」、略して 能サポ』と『サッカーおくのほそ道 Jリーグを目指すクラブ 目指さないクラブ』の2作が史上初のW大賞を授賞したことがわかった。

「サッカー本大賞 2017」

 授賞式で能町は「サッカーをまったく知らない人間だった自分が、まさかサッカー本大賞に選ばれるとは… 香川県の皆さんとうどん屋さんのおかげです!」と驚きの表情を浮かべコメント。また、宇都宮は「日本代表も有名なJチームも出てこない本書がこのような賞をいただけたのは、サッカー文化の多様性が評価されたということ」と3年ぶりに出した著書を手に、感慨深い思いを語った。

 また「翻訳サッカー本」大賞と、WEBサイトの投票により決定する「読者賞」授賞作品も発表され、『夢と失望のスリー・ライオンズ イングランド救済探求の時間旅行』と『自分を開く技術』が各賞に輝いた。

翻訳サッカー本大賞

読者賞

 「翻訳サッカー本」を受賞したヘンリー・ウィンターからは「サッカーを愛する日本の皆さんのいる日本で大賞をいただけたことを大変光栄に思っています」という喜びのメッセージが。「読者賞」を受賞した伊藤からは「自分にとって初めての本である『自分を開く技術』が、サッカー本大賞の優秀作品に選ばれ、さらに読者賞をいただくことになったと知り、とてもうれしいです」とのコメントが届いた。

優秀作品(順不同)
『サッカー通訳戦記 戦いの舞台裏で“代弁者”が伝えてきた言葉と魂』(加部究/カンゼン)
『KFG蹴球文化論 (壱)革命蜂起編/(弐)革命奮起編』(錦糸町フットボール義勇軍/impression)
『ことの次第』2巻(倉敷保雄/ソル・メディア)
『サッカーと愛国』(清義明/イースト・プレス)
『残心 Jリーガー中村憲剛の挑戦と挫折の1700日』(飯尾篤史/講談社)
『君はひとりじゃない スティーヴン・ジェラード自伝』(著:スティーヴン・ジェラード、訳:小林玲子/東邦出版)
『アーセン・ヴェンゲル アーセナルの真実』(著:ジョン・クロス、訳:岩崎晋也/東洋館出版社)

 果たして今年はどんなサッカー本が登場するのか、また来年の「サッカー本大賞」はどの作品が大賞を受賞するのか、白熱するJリーグの行方とともにその結果を期待して待とう。