「サンデー」29号に出張掲載された『ひとつばな』が話題 甘かった初恋は姿を変え、歪んだ愛情へ…。

マンガ

公開日:2017/6/19

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    『週刊少年サンデー』29号(小学館)

 2017年6月14日(水)に発売された『週刊少年サンデー』29号に、WEBコミックサイト「サンデーうぇぶり」から『ひとつばな』が出張掲載された。思春期の愛憎渦巻く恋愛模様を描いた物語は「どす黒くてドロドロしてて続きが気になりすぎる!」と話題になっている。

 同作は「サンデーうぇぶり」で連載中の作品で、今回は出張掲載として第1話を掲載。主人公・倉内明斗は中学校の先輩・朱石ゆい子に初めての恋をするのだが、ゆい子の卒業式の日、明斗はゆい子が別の先輩とキスしているところを目撃してしまう。それから明斗はゆい子への恋心を歪ませ、全てを引き換えにしてもゆい子を手に入れようと彼女の後を追い始めるのだった。

 第1話では明斗がゆい子の進学した高校へ入学する場面までが描かれているのだが、「あるよねー思春期の黒い感情… めっちゃ共感できる」「恋愛の暗い面を描いてるのすごく私好み!」と大好評。

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「サンデーうぇぶり」では現在19話までが公開中なのだが、「ひとつばなめっちゃ面白かったから最新話まで一気に読んでしまった」「これは単行本欲しさありますわ」「出張読んでハマってしまった。主人公の独占欲が痛いほどわかる…」と、出張掲載をきっかけに連載に夢中になる人が続出している。

 第2話以降では、明斗がゆい子の後を追って県内トップの進学校へ入学し、周囲の人間さえも利用してゆい子を手に入れようと画策する様子が描かれている。6月12日(月)には単行本第1巻が発売されており、「1話読んだ直後に単行本買いました」と、出張掲載を読んでから単行本を購入したという人も。『サンデー』同号には、同じく「サンデーうぇぶり」で連載中の「ぼっち博士とロボット少女の絶望的ユートピア」も掲載されているので、両作合わせてチェックしてみては?