【ダ・ヴィンチ2017年10月号】「恋する私たちは、ちょっとおかしい」特集番外編

特集番外編2

更新日:2017/9/8

【ダ・ヴィンチ2017年10月号】「恋する私たちは、ちょっとおかしい」特集番外編


おかしくたって、いいと思います!

編集Y.S

 ネットのお悩み相談ウォッチが日課の編集編集Y.Sです。

advertisement

とくに恋愛カテゴリを見はじめたら夜ふかし確実。
女の人生は雨あられ。涙ばかりの人間交差点……(?)と、しみじみしながら床に着く毎日です。

さて、そんなお悩み相談を見たりしていて、あるいは友人の恋バナを聞いていて、
「今のコイツ、ちょっとおかしいのでは」と思ったことはありませんか。
あるいは自分自身の恋愛状態が終わったあと、
「あのときの自分は何だったんだ」と愕然としたことはないでしょうか。

あるかも。

と、ちょっとでも思ってしまったアナタ。
ぜひとも本特集で紹介している6作品を読んでください。

●滅びゆく世界もおかまいなし、周囲の人生を巻き込みまくりながら、8年間の片想い相手(既婚者)との恋路を突き進む『あげくの果てのカノン』のかのん。
●付き合って2週間で彼氏が死亡。幽霊になった彼にまっすぐに恋する『青野くんに触りたいから死にたい』の優里。
●恋愛感情があるかどうかは分からないが、自分にだけ「勃つ」という元カレとの関係にゆらぎまくりな『カカフカカ』の亜希。
●長年の片想いに苦しみつつ、「絶対にお互いを好きにならないが相手の身体的要求には応じる」という約束を交わした彼氏(?)と関係を続ける『クズの本懐』の花火。
●お互いの合意のもと「婚外恋愛許可制」を導入しながらも、外で恋愛中の夫にモヤモヤする『1122』の一子。
●4年間同棲した結婚目前の彼がいながらも、16歳年下の高1男子との恋に走ってしまう『恋のツキ』のワコ。

彼女たちはちょっとおかしくて、ちょっと愚かなところもあって、でも切実に「人を好きになるということ」と向き合っている。
読んでいると甘苦い思い出がよみがえり、「うああああああああ!!」と叫びたくなるかもしれません。
でも読後はきっと「ま、多少おかしくたっていいかもね」と自由な気持ちになる。
そしてまた誰かを愛する勇気が湧いてくる。

そして男性諸君!
「彼女(妻)の思考回路が謎」「いきなり怒り出すが理由がいまいち謎」「しまいには突然別れようと言われた」
そんなご経験があるなら、ぜひ全作品通読を。
「女ってめんどくせえ」で片付けていた謎の事象について、深い知見を得られることを保証いたします。