勘違いから起こった悲劇…アニメ「名探偵コナン」874話の鵺伝説の結末が衝撃的

マンガ

公開日:2017/9/29

 アニメ『名探偵コナン』第874話が2017年9月23日(土)に放送された。「コナンと平次の鵺伝説(鳴声編)」「コナンと平次の鵺伝説(爪跡編)」と続き、今回は「コナンと平次の鵺伝説(解決編)」と遂に長編が完結。鵺伝説の真相が明らかになったのだが、これが誰も予想できないとんでもないものだったと反響が起こっている。

 徳川埋蔵金の発掘を手伝うために静岡の宿里村にやってきたコナン、蘭、平次、和葉。しかしここでは昔、埋蔵金発掘チームの外国人エイベルが落盤事故に遭って他界。エイベルは息絶える直前、紙に「nue(鵺)」と書き残していたため、宿里村は鵺伝説が残る村として有名な場所に。

 コナンや平次が泊まることとなったホテルには、村長の竹隅殿輔、考古学者の丹沢道貴、歴史学者の染地康克、小説家の増子史絵、ルポライターの鶴見肇も訪れていた。だが、宿泊中に獣に襲われたような爪痕を残して康克が絶命。さらに道貴も顎の下に蛇に噛まれたような2つの傷を残して絶命した。これらはきっと、頭は猿、胴は狸、手足は虎、尾は蛇の化け物・鵺の仕業だとみんなが騒ぐが、コナンと平次は必ず何かトリックがあるはずだと推理を始める。

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 その結果、史絵が鵺に見せかけて殺害した事件だったと判明。動機は、実は史絵はエイベルの妻で、落盤事故に遭ったエイベルを見殺しにした康克と道貴への復讐だった。

「nue」と言われたら誰でも怖がって逃げてしまうはずだと、殿輔が殺された2人を擁護すると、それは単なる勘違いだったとコナンが真相を語りだす。発掘途中でエイベルは鉄の簪を見つけたが簪が何か分からず、発掘チームに「てつの」と紙に油性ペンで書いて聞こうとしたところ、インクが染みて裏写りして「nue」と見えたらしい。

 この真相には「まさかのラスト過ぎた」「それはさすがに全く予想できなかったぜ」「これは歴史に残るコナンの犯行動機になる」「な、なーーーるほど!」「すげえ(白目)」「ポカーン」「shine回に並ぶ名作」といった反響が。

 英語の「shine」(輝き)を「死ね」と勘違いしたことで事件が起こったこともある『名探偵コナン』。今回の真相はコナンらしい結末だったと言えるだろう。

■アニメ「名探偵コナン」
放送日時:毎週土曜 18:00~
原作:青山剛昌
監督:山本泰一郎
公式サイト:http://www.ytv.co.jp/conan/