自分の頭で“考える力”が身につく! 『10歳でもわかる問題解決の授業』

暮らし

2017/11/16

 社会人になると大小さまざまな問題や壁に直面することが多く、問題を解決するために「自分で考える」能力が求められるようになる。しかし、多くの日本人は問題を解決することに苦手意識を持っている場合が多い。なぜなら、「どんなに粘り強く考えたものでも、結論が間違えていれば0点」「正解を見つけられなければ、考えた意味がない」というテストの世界で染みついてしまった結果主義の考え方が影響し、思考停止状態で立ち止まってしまいがちだから。

 100%の正解がない日常社会では、待っていても誰も正解を持ってこないし、教えてくれることはない。『10歳でもわかる問題解決の授業』(苅野進/フォレスト出版)は、そんな「自分で考える」能力を身につけるための技法をわかりやすく解説した1冊。

 ビジネスの場はもちろん、プライベートにおいても「問題解決力」「論理的思考力(ロジカルシンキング)」が弱いと、“何が言いたいのかわからない”、“仕事の段取りが悪い”、“質問に正しく答えられない”、“理解する力が低い”などの影響や印象を与えてしまう。一方で問題解決力のある人は、低コストかつ非常に早いサイクルで試行錯誤して、そこからぐんぐんと精度の高い意思決定を繰り返していく。

 同書は、小学生が実際に解いている問題などを紹介しながら、「自分で考える」ことについての苦手意識を取り除くための心理的・技術的なコツを伝授。考える力が養われれば「仕事を効率化させたい」「業務スピードをアップしたい」「相手が納得する提案・交渉・プレゼン・企画・説明をしたい」「友人に一緒に行くレストランを選んでくれと言われて辛い」「休日に何をするかを決めることに疲れる」といった悩みが解決できるはず。

「自分の頭で考える力」が身につく5つの授業で、仕事や人生の閉塞感を打ち破ろう。

苅野進(かりの・しん)
学習塾ロジム塾長兼代表取締役。東京大学文学部卒業後、経営コンサルティング会社を経て、2004年学習塾ロジムを設立。コンサルタント時代には、社会人向けのロジカルシンキングの研修・指導も担当。「“自らの問題を設定し、試行錯誤しながら前進する力”を養うことこそ教育のもっとも重要課題である」という考えから、小学生から高校生を対象に論理的思考・問題解決力をテーマにした講座を開講している。国語・算数・理科・社会・英語といった主要科目の学習への応用でも効果をあげている。

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