借金返済のために愛する家族を残し、歌舞伎町へ――。待ち受けていた現実は…

エンタメ

2018/2/11

 歌舞伎町を舞台に繰り広げられる「波乱万丈」な「七転八倒」劇。とある1人の男の半生を追った衝撃のノンフィクション『歌舞伎町放浪記』が、2018年2月2日(金)に発売された。

 昭和61年、莫大な借金を返すために27歳の“男”がたどり着いたのは、新宿歌舞伎町だった――。ホストクラブでの騙し合い、街を闊歩するヤクザたち。金の取り合い、生きるか死ぬかの真剣勝負。男を癒すのは、地元に残した二人の娘とささやかな恋、人の優しさだった。果たして男は愛する家族のもとへ帰ることができるのか!?

 9歳で父親を亡くし、母親に育てられた著者の川嶋謙一は家計を助けるつもりで小学校5年生から中学校3年生まで新聞配達をしていた。高校を卒業して国鉄に入社した後、二足のわらじで儲けようと、20歳の時に喫茶「ジョンレノン」を経営するも失敗して借金地獄に。サラ金・ヤミ金による悪魔の取り立てに耐え切れず、一家心中を計画したこともあるという。

 しかし、自己破産という手段が有る事を知り、自己破産の道を選ぶ。結果、国鉄の仕事も店も失い離婚。しかし、連帯保証人になっていた妻や母親を執拗な借金の取り立てが襲う事態に発展してしまう。破産しても飛ばない借金を返済するため、川嶋は家族を残してバイクで新宿歌舞伎町へ…。

 同書は、「借金地獄」で妻に逃げられ、職も失い、窮地に陥った男が歩んできた“道のり”を綴った一冊。涙あり、笑いあり、ときには色気ありの“リアルな物語”を追体験してみてはいかが?

<目次>
第1章:借金地獄
第2章:東京―未知の世界へ
第3章:取るか取られるか
第4章:生きるか死ぬか
第5章:嗚呼、新宿歌舞伎町!

川嶋謙一
1959年新潟県生まれ、福島県育ち。祖父がぼろくず屋だったので小学生の時のあだ名はボロクズ屋。著書に『誰も知らない不動産屋のウラ話』がある。

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