“百合ファン”が好きなんです。本誌初の百合特集「尊い! 女の子と女の子」

特集番外編2

2018/2/23

“百合ファン”が好きなんです。本誌初の百合特集「尊い! 女の子と女の子」

編集S・Yです。
「百合が好きな人が好き」という不純な動機で、特集を担当させていただきました。
編集長には「伸びているジャンルを把握しておきたいので」と言いましたが、嘘です。
好きなんです、百合ファンが。私が「いい人だな」と感じる人は100パーセント百合好きといって過言ではありません。いや過言かも。でも本気で、百合好きにはすてきな人が多いと感じます。

どうしてなんでしょう。
百合には魂を浄化する成分が含まれているのでしょうか。
百合の心がわかれば、私のよどんだ魂も浄化されるのかもしれない――。

***

で、念願かなって2カ月ほど、数多の傑作百合作品を浴びるように読んだ結果。
まんまとハマりました。

子どもとおとなの中間の、女の子と女の子。
やわらかい髪の毛。プリーツスカート。
放課後の生徒会室。文化祭。夏祭り。あこがれの先輩を遠くから眺める。
戸惑いながら細い指をからませあう………

おおおお…!! 人が人を想う姿はかくも尊いものであったか……!!

もちろん百合のジャンルもさまざまで、恋の鞘当てまくり、ただれた関係性を描く作品もあるわけですが、それもまた強い想いの交換なわけで、美しいことに変わりがない。

そして、なんとなくわかりました。なぜ百合ファンに私が惹かれるのか。
うつくしくかわいいいものを愛で、繊細な気持ちのゆれうごきを丁寧に掬い取り、心と心の強い結びつきを尊ぶ。百合作品を愛していけば、そんな素養がつくのかもしれない。

そんなわけで(?)
魂が闇落ちしがちな人はぜひ百合の世界に触れてみてほしいと思います。本特集はきっと入門のお役に立つはず。ただ急に多量を摂取すると、自分の闇が濃く見える現象が起こるのでご注意ください。まさに太陽を直視してしまったあとのように。うう、まぶしいものを見すぎたよ……。

編集S・Y