「何もそこまでしなくても…」 アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」25話、呪いを受けたまなの行動が話題

アニメ

公開日:2018/9/29

 アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の第25話が、2018年9月23日(日)に放送された。人間の少女・まなが呪いの連鎖を断ち切るために取った行動が「優しすぎるぞまなちゃん!」「何もそこまでしなくても…」と話題になっている。

 今回まなが巻き込まれたのは、“呪いのアプリ”にまつわる事件。呪いのアプリに名前を書き込むと、その人に不幸が訪れるという噂が中高生の間で密かに広まっていた。まなはクラスメイトの香凛が影で自分を悪く言っていることを知り、友人のみやびにアプリのことを教わる。名前を入れたらアプリはすぐに消滅してしまったが、まなは「ちょっとだけすっきりしたからいいか」と言って深く考えずにスマホを閉じた。

 しかしまなの呪いが効果を発揮し、香凛は転んで足首をねんざ。呪われた香凛のスマホにもアプリが現れ、香凛はまなの名前を書き込んでしまう。さらにみやびも誰かの呪いで階段から落下し、スマホにアプリが出現。みやびは「3時間以内に名前を入れないと呪いがあなたに返ってきます」という注意書きを恐れ、呪う相手にまなを選んだ。

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 複数の呪いを受けたまなのスマホには、呪いを示す“逆五芒星”のマークが無数に表示される。呪いが呪いを呼ぶアプリの仕組みには、視聴者からも「アイコン増殖怖すぎ!」「友達ですら信用できないなんて…」「今日の話はひときわ恐ろしいな」と恐怖の声が相次いだ。

 アプリの呪いは町中の人間を巻き込み、まなは逃げてもいつの間にか近くにあるスマホと正気を失った人々に追いつめられてしまう。アプリを開いたまなは「やだよ… 誰かを呪うなんて…」とつぶやき、画面に自分の名前を書き込む。自分を犠牲にすることを選んだまなには、「誰も呪えないからってそう来たか…」「いくらなんでもそれはダメだろまなちゃん!」「こんないい子が犠牲になるなんて最悪の呪いだ」と驚きの声が上がっている。

 まなの背後にはアプリを生み出した妖怪・くびれ鬼が迫るが、間一髪のところで鬼太郎とねこ娘が撃退。目玉おやじがまなに教えた「人を呪わば穴ふたつ」という言葉の意味がはっきりと分かるエピソードとなった。

アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」
放送日時:毎週日曜 9:00~
原作:水木しげる
キャラクターデザイン・総作画監督:清水空翔
公式サイト:http://www.toei-anim.co.jp/kitaro/